今日、僕はいつもより1時間以上早く学校に来た。
理由は優子さんと『勉強会』をする為だ。
勉強会をすることになった経緯は前回の話の通りだから説明はしないよ?
今ほど自分の馬鹿さが役に立ったと思ったことはないね。
………………だって!………………だって!
あの美少女の優子さんと2人きりで勉強会だよ!?
ああっ、生きていて良かった!
そんな事を考えつつ僕はいつもと同じように下駄箱で上履きに履き替えようとして。
上履きの上にある"謎の物体"に気付いた。
形は四角。厚さは3ミリ程度。色はピンク。
僕の間違いでなければ…そう。ラブレターだ。
────────────────パタン。
あまりもの衝撃に下駄箱を閉めてしまった。
だって、僕にラブレターなんて届くわけないじゃない!うん!そっか!僕の見間違いだね!
よし!疑問も解き終わったことだし上履きに履き変えよう!
ガチャ
「えぇぇぇぇぇぇ!!!!???」
みみみ、見間違いじゃなかった!!!?
ななな、なんで僕の下駄箱に!!?
よし、落ち着こう。深く深呼吸して…
「すぅ〜〜はぁ〜〜すぅ〜〜はぁぁぁぁぁ!!!!!??」
って落ち着けるかぁぁぁ!!!!!!
ハッ!!?
待てよ!?これは誰かの罠なのかもしれない!
周りに不信な人は…………
「────────────────いた。」
あれは姫路さん?
隠れてるつもりだろうけど…
ピンク色の髪の毛が見えてるんだよね。うん。
これぞ頭隠して髪隠さずだね。
と言うことは
このラブレターは姫路さんの?
手紙の裏を見ても差し出し人の名前がないけど。
ちょっと読んでみようかな?
こんな所で読むのもあれだけど…仕方ないよね?だって、差し出し人が書いてないんだし。
僕は手紙を開けようとして
「こんな所で何してるのよ。明久君」
開けずに隠した。
「ななな、なんでもないよ!」
タイミング悪すぎ!
まさか優子さんが来るなんて
「そう?それにしては挙動不審だけど」
そりゃあ挙動不審にもなるよ!
だってあそこに姫路さんが!!!!!
ってあれ?いない。
おかしいなぁ…さっきまで確かにいたのに…
「そんなことよりはやく勉強やろう!ね?ね?」
「う、うん」
よし、これにて一点落着!
少し強引な気もするけど気にしない!
気にしない事が僕の良いところでもあるからね!
姫路さんには悪いけど、姫路さんからの(?)ラブレターは後から読むとして…。
今は、絶対的美少女である優子さんとの『勉強会』を楽しもう。
よーし!俄然やる気が出てきたぞーー!