バカとテストと召喚獣 IFの世界   作:竜猫

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第17問【告白の返事】

「戦死者は補習ぅぅ!!!!!」

 

鉄人がそう言いながら15人くらいの生徒を担いで(?)歩いていった。

やばいよ鉄人!普通の人間にはそんなこと出来ないよ!

だって15人だよ!?

僕なんて2人も運べるか不安なぐらいだよ!

 

「吉井、私達は一旦帰るわよ!」

 

「ん?なんで?」

 

そんな状況を眺めてた僕のところに島田さんがやってきた。

戻る?本陣で何かあったのかな?

 

「Fクラスが大変だそうよ!」

 

須川君と横溝君にここを任せて、僕と島田さんは1度教室へと引き返すことにした。

 

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「………うわ、これは酷い」

 

「卑怯ね」

 

教室に引き返した僕達を迎えたのは、傷だらけのちゃぶ台とへし折られたシャーペンや消しゴムだった。

 

「酷い。これじゃ補給も出来ないじゃない!」

 

「そうだね。地味だけど点数に影響が出るよね」

 

それにしても、なんか根本君って器が小さいなぁ…。

これじゃ小山さんも大変なんじゃかいかな?

 

「あまり気にするな。明久。島田。修復には時間がかかるが、作戦に大きな支障はない。」

 

「それはそうと、どうして雄二はここから離れたの?」

 

普通なら教室にいるはずの雄二達が気付かない訳が無い。

 

「四時までに決着がつかない時は明日の朝9時へ持ち越しっていう提案を受けてな、少し協定を結びに行ったんだ。」

 

「あれ?もうあと5分で四時だよ?」

「ああ、今日はここまでだな。皆を集めてくれ」

 

「うん。わかった」

 

「ああ、頼む。集めたら次の作戦を伝える。恐らく、俺らの相手はBクラスだけじゃないからな。出来るだけ先手をうちたい」

 

そう言いながら口元をほころばせる雄二。

きっといい考えがあるんだろう。

やっぱり雄二は頼りになる。

本人には言えないけど、僕は雄二のことは最高の相棒だと思うよ。

 

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みんなをFクラスに引き返す様に伝えた後、僕は姫路さんを階段へ呼んだ。

理由はけりを付ける為だ。

 

「姫路さん」

 

「はっ、はい!」

 

「…………告白の返事なんだけどね」

 

ゴクリと唾を飲み込む姫路さん。

それを合図に僕はまた話しかける。

 

「僕は姫路さんのこと、好きだよ」

 

「ほ、ほんとですか!?」

 

嬉しそうに頬を緩める姫路さん。

でも、ごめん。

そうじゃないんだ。

 

「でも、今僕の心にある姫路さんへの好きは恋じゃないんだ。」

 

「え……」

 

さっきまでの幸せそうな笑顔から一転して

苦しそうな顔をする姫路さん。

その顔を見ると、今にも「嘘だよ」って言って安心させてあげたいとも思うけど、僕はその思いを噛み殺して言葉を続ける。

 

「僕はこの好きだという気持ちがずっと恋だって思ってた。だから僕は、小学生の時からずっと姫路さんのことを見てたんだ。けど、本当は違ったんだ。僕には好きな人が他にいる。それが本当の恋だって気付いたんだ。」

 

「………それは、美波ちゃんですか?」

 

今にも、死んでしまいそうな虫の様なか細い声でそう聞いてきた。

それには答えてあげないといけない。そんな気がした。

 

「…………違うよ」

 

「じゃあ……………木下さんですか?」

 

「……………」

 

無言。それは肯定だと言ってるようなものだ。

勿論それがわからない姫路さんじゃない。

 

「…そう……ですか。…あの、吉井君。坂本君に伝言をお願いします。調子が悪いので保健室に行ってきますって」

 

そう言って走って僕から離れていく姫路さん。

走っていく姫路さんを見る限り、体調が悪いわけじゃないって僕にもわかる。

 

 

 

僕は姫路の背中が見えなくなっても

その場から動けなかった。

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