バカとテストと召喚獣 IFの世界   作:竜猫

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第26問【良いニュースと悪いニュース】

あの日からどれくらいの日が経っただろう。

実はほんの数日だったかも知れない。

でも、僕にとってはその数日は、物凄く長く感じた。

 

雄二達は僕を気遣ってくれてるのか、いつもみたいな馬鹿なことはやっていない。

先生達もこの異様な雰囲気に気付いたのか、気を使ってくれていた。

 

「…………………はぁ」

 

今日何度目のため息だろう…。

窓の外を見ればどんよりとしていて暗い、今、この瞬間に雨が降ってもおかしくないだろう。

 

目線を少しだけずらしてみる。

その目線の先には、この事態の大元である姫路さんがいた。

 

以前の様なあの慈愛に満ちた姿はもうない。

あの優しい眼差しもない。

ただあるのは、灰色になった目と周りに近づくなというオーラを放つ、ただ毎日を生きるだけの"モノ"となっていた。

 

「………………僕は、どうしたらいいんだろう…。」

 

僕はボソリと呟く。

それとほぼ同時にポツリポツリと雨が降ってきた。

 

「…………………降ってきた。」

 

…………雨か……欝だなぁ…。

この天気は、僕の心をより深く暗闇に落とした。

 

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「なぁ、明久。」

 

お昼休み。

あの日から僕は外に出て1人でご飯を食べていた。(と言ってもソルトウォーターだけど)

しかし、今日は雨だからそういう訳にもいかない。だからどこで食事(ソルトウォーター)にしようかと考えていたら、雄二に話しかけられた。

 

「……なに?雄二」

 

「お前に良いニュースと悪いニュースがある…どっちから聞く?」

 

良いニュースと悪いニュースか……。

どっちでもいいや。

 

「………………良い方のニュースを…。」

 

「良い方か……。姫路の転校の件だが、ある方法で白紙に戻す事が出来るかも知れない。」

 

「どういうことなの!?詳しく教えて!」

 

「まぁ、待てあくまで可能性だ。それに話は最後まで聞くもんだろ?」

 

そうだね。そうだった。

気持ちを落ち着かせなきゃ…。

 

「続けるぞ。悪い方のニュースだが、もし、その方法で失敗すれば、姫路の転校は確実になる。それだけじゃない。恐らく、2度連絡すらとれなくなるだろう。」

 

そんなの嫌に決まってるじゃないか!

 

「………決断するのはお前だ。どうするんだ」

 

会えなくなるのは嫌だ…。

連絡がとれなくなるのも嫌だ…。

けど!

 

「はじめから諦めるなんて絶対に嫌だ!僕がなんとかする!姫路さんを助けるんだ!」

 

僕は絶対に仲間を見捨てたりはしない!

絶対に姫路さんを救うんだ!!!!!

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