「では、両名共準備はいいですか?」
Aクラスの担任かつ学年主任の高橋先生が立会い人みたいだ。
「ああ」
「………問題ない」
一騎討ちの会場はAクラス。
こっちには不便がないからね。
「それでは1人目の方どうぞ。」
「私が出ます。科目は物理でお願いします」
Aクラスからは佐藤美穂さん。
僕達Fクラスからは、
「木下、頼めるか?」
い、いきなり優子さんを使うの!?
「もちろん、任せなさい。」
「いきます!試獣召喚!」
「返り討ちにしてあげる!試獣召喚!」
2人に似た召喚獣が、それぞれ武器を手に持って現れる。
物理
『Aクラス 佐藤美穂 389点』
VS
『Fクラス 木下優子 447点』
いきなりレベル高っ!!!
この後僕も戦うことになるんだよね!?
戦いにくっ!
「あなたも中々やるわね」
「あなたこそ、なんでFクラスなんかにいるのか不思議ですよ。」
その言葉と同時に攻撃を仕掛ける佐藤さん。
優子さんはその攻撃をひらりと躱し、胴に攻撃をあてる。
そんな感じで次々と攻撃をあて、優子さんは佐藤さんに勝利した。
『Fクラス 木下優子 WIN』
「ま、当然よね。」
さすが優子さんだね。
「では、次の方どうぞ」
「次はワシが行こうかのぅ」
「俺がいく」
僕達Fクラスからは秀吉、
相手のAクラスからは紺野洋平君(Aクラスのモブです)が出てきた。
「なぁ、君は何が得意教科なんだ?」
「なんでそんなことを教えなければならないのじゃ」
「ふっ、君は可愛いからね。君の好きな教科を選択してあげるよ」
……………この人も秀吉の性別間違えてるね。
まぁ……こっちは得するからいいんだけど。
「………古典じゃ」
「それじゃ高橋先生。古典でよろしくおねがいします。試獣召喚!」
「試獣召喚じゃ!」
古典
『Aクラス 紺野洋平 238点』
VS
『Fクラス 木下秀吉 221点』
「中々やるようじゃの」
「君もとてもFクラスだとは思えない点数だよ」
「古典だけじゃがの」
「それでも凄いじゃん」
話しながら戦う2人、秀吉はさっきからちょくちょくとダメージを受けているようだった。
「何故じゃ!攻めることが出来ぬ!」
「攻撃は最大の防御だからね、攻めて攻めて攻めまくることで君に反撃出来ないようにしてるのさ!」
紺野君が言葉を言い終わると共に
秀吉に最後の一撃が入った。
『Aクラス 紺野洋平 WIN』
「………すまぬ。負けてしまったのじゃ…。」
「………気にするな。次は俺が行く。」
落ち込む秀吉の肩をポンと叩き
セリフを吐いて歩いていくムッツリーニ…。
ああっ、かっこいいじゃないか!
「…………………俺は負けない。」
あ、惚れそう……。