バカとテストと召喚獣 IFの世界   作:竜猫

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第4問【Fクラスは残酷】

僕は今、優子さんと一緒に

Fクラスの前にいる。

なぜ、早くクラスに入らないかというと

少し不安だからだ。

女の子と2人で登校しているなんて思われたら

僕の命がいくつあっても足りない。

 

「ねぇ。明久君?」

 

「どうしたの?優子さん」

 

「入らないの?」

 

入れないんだよね。うん。

 

「入ろうよ」

 

優子さんさえいれば何もいらない!

なんでこの数秒だけで

僕をこんなドキドキさせられるのかな。

 

よし。大丈夫な気がしてきた。

女の子と一緒に登校したかといって

袋叩きにあったりすることはないよね!

何も心配することはない。信じよう。

これから一緒に過ごすFクラスの仲間達を!

 

そう思いながらドアを勢いよく開けながら

 

ズドドドドドドドドドド(物が扉に刺さる音)

 

閉めた。

クラスの仲間達は級友を殺める事になんの躊躇もないんだね。なんだか悲しいよ僕。

 

「何があったのよ。今」

 

「さっ、さぁ…」

 

言えないよ。

優子さんと一緒にいるから

僕の命が危ないなんて!

 

「早く座れ。このうじ虫野郎」

 

酷い!

勢いよくドアが開いたと思ったら罵倒されたよね!?

今!

 

「聞こえないのか?あぁ?」

 

いくらなんでも酷い!

一体誰だ!こんな酷い事を言う奴は!

 

「…………雄二?」

 

彼は坂本雄二。僕の悪友だ。

 

「いいから早く教室に入ったらどうだ?」

 

「間違いなく殺されるよ!」

 

「大丈夫だ。お前の身体は頑丈だからな。」

 

「痛み付けられることは決まってるじゃないか!」

 

「当たり前だろう?ってその傷はどうした。」

 

やっぱり来たかその質問が!

どうやって誤魔化そうかな

 

「えっと…なんていうか…」

 

僕は考える。

 

「えっと」

 

僕はもっと深く考える。

 

「その」

 

僕は海よりも深く考える。

 

「えーっと」

 

閃いた。

 

「車に────「嘘だな」───まだ僕何も言ってないよぉ」

 

「いいから言っちまえよ。本当の事を」

 

「ごめん。それだけは言えない。」

 

僕の口から言っていいようなことではない。

バカな僕でもそれくらいはわかる。

 

それにしても

自分で自分にバカって言うのは辛いね。

 

「アタシから言うわ」

 

「駄目だ!優子さん!」

 

「いいの。いつかは言わなければならないことになると思うし。アタシのことは…明久君が守ってくれるでしょ?」

 

なんて綺麗な顔をするんだろう…

それにしても友達を守ることくらい

当たり前じゃないか!

 

「うん。僕が出来る最大限の努力をするよ」

 

「じゃあ…教室に入りましょう?」

 

「………明久に一体何があったんだ?」

 

いざ!尋常に勝負!

心にそう誓い教室に入ろうとする。

 

ズドドドドドドドドドドド(物が扉に刺さる音)

 

 

 

 

 

…………………………無理かも知れない。

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