バカとテストと召喚獣 IFの世界   作:竜猫

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第6問【自己紹介後編】

「はいはーい」

 

「なんですか?」

 

「なんであいつと一緒に登校していたんですか?」

 

そう言って縛られた僕を指で指してくる男子生徒。

それと同時に睨んでくるクラスの男子生徒達。

その睨んでくる男子生徒の1人が更なる質問をぶつけてきた。

 

「あいつとどういう関係なんですか?」

 

あ、確かにどういう関係なんだろ?

知り合い?友達?親友?恋人はないとして

なんて言えばいいんだろ?

 

「明久君は…アタシの恩人よ」

 

「アタシはね。『振り分け試験』の日に強姦されそうになったの。」

 

本当に言っちゃうんだね優子さん……。

 

「どういうことじゃ!姉上!」

 

珍しく秀吉の言葉に怒りがこもってる

そりゃぁそうだよね。お姉ちゃんが強姦にあったなんて知れば怒るよね。

 

「どうもこうもないわ。言った通りなのよ。アタシは……お尻を…撫で回されたり、胸を…触られたり……したわ。でもアタ…シは…叫ぶことしか出……来……なかった。ついに……服を脱がされそうになって…私は目をつぶった。でもね……………、服を………脱がされることはな…かったわ。明久君が………助けてくれたから。」

 

言葉を積み重ねる事に嗚咽と涙が溢れる

優子さん。

今にも、倒れそうな身体は

なんとか壁に持たれかかって立っている状態だった。

 

「優子さん」

 

そんな優子さんを見てすることは決まってる。

僕は優子さんの身体を支える。

でも、支えることしか出来ない。

僕は無力だ。

 

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あれから何分経ったんだろうか。

1分1秒がとてつもなく長い。

そう感じるのはこの教室の空気が重たいからだろう。

優子さんが泣き崩れてから

この教室にいる人は誰一人として

動く事が出来なかった。

それどころか息をすることすら忘れてしまう事もあった。

 

「(どうしたらいいんだ。)」

 

まだ優子さんは泣き止まない。

僕の服に力強くしがみつきながら泣いている。

 

 

それにしても…

優子さんが泣くところ初めてみた。

今までに泣くべき場面は他にもあったはずだよね…

けど…今まで涙を見せなかったんだ。

これは…僕の勝手な想像だけど…

優子さんはプライドが高い…

だからこんなに沢山の人の前で涙を流すなんて…余程辛いはずなんだ。

 

守ってあげたい。

僕じゃ大して力になれないかもしれないけど…

少しだけでも…

 

「ねぇ。みんなにお願いがあるんだ」

 

この重たい空気中で発言するのは少し大変だけど…優子さんの為だと思えば辛くない。

 

「この話しは僕達だけの秘密にして欲しいんだ。」

 

僕のお願いはFクラスの全員の無言の頷きで締め括られた。

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