下位勢力の宣戦布告の使者ってたいてい酷い目に遭うよね。
僕は雄二にそう聞いて
大丈夫だ。と力強く断言された。
だから信じたのに!
何が友達を騙すような真似はしないだ!
「僕は騙されたぁっ!」
全力で教室に戻り、転がり込む僕。
あ、危なかった!Dクラスの奴ら、
物凄い勢いで掴みかかってきたよ!?
僕に雄二が視線を向け、
「やはりそうなったか」
さも当然かのように言い放った。
てめぇ、ぶち殺すぞ!
「やはりってなんだよ!わかってたじゃないか!」
「当然だろ。そんなことくらい予測出来なくて代表が務まるか」
「少しは詫びろよ!」
全く、雄二は僕のことをなんだと思ってるんだ!
「大丈夫なの?明久君」
ところどころ制服が破れている僕の有様を見て、駆け寄ってくれる優子さんと姫路さん。
ああ、なんて優しいんだろう。
美波もこの2人の半分の優しさがあれば…
「あ、うん。大丈夫だよ?ほんの少しのかすり傷だよ。」
「吉井、本当に大丈夫?」
ああ、半分の優しさはあったみたいだね島田さん。
「うん平気。心配してくれて────」
「そう、良かった…。ウチが殴る余地はまだありそうね」
「───だめ!もう死にそう!」
うわぁぁぁん!!!
半分どころか10分の1も優しさがなかったね島田さん!
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「さて、今回の戦争の作戦を伝えたい」
僕達(僕、優子さん、ムッツリーニ、雄二、秀吉、島田さん、姫路さん)は屋上でご飯を食べながら(僕は塩と水だけ)明日行う試召戦争についての話をしていた。
「雄二。1つ気になっていたんじゃが」
「どうしてDクラスなのかでしょ?秀吉」
「そうなのじゃ姉上。姉上は分かっているのかのう?」
「クラスのモチベーションを上げる気じゃないかしら。」
「そうだ。小物を倒しても対してモチベーションはあげられねぇ。だか、俺達の今の戦力で高いレベルの奴らを倒せるとも思えねぇ。だからDクラスなんだ。それに実践に慣れるためでもある。」
「…………………?」
うん。ムッツリーニは理解出来てないみたいたね。安心して僕もだから。
「ま、要するにだ」
「姫路と木下、それに明久に問題のない今、こいつらの学力を補充すらすれば間違いなくDクラスまでには勝てる。Aクラスが目標である以上はEクラスなんか攻めても意味がないってことだ」
「よし、皆納得したか?」
無言でみんな頷く。
僕はまだ理解出来てないけど周りに合わせることにしよう。
「そうか。それじゃ作戦を説明する」