バカとテストと召喚獣 IFの世界   作:竜猫

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第9問【補充試験】

カリカリカリカリカリ

 

僕達Fクラスは今、Dクラスと試召戦争を行っている。

その最中に姫路さんと優子さんと僕は回復試験を行っている。

 

カリカリカリカリカリ

 

それにしても…2人は凄い。

さっきからペンが止まっていない。

 

ピンポンパンポーーーーン

 

ん?緊急放送?

何かあったのかなぁ…

 

『船越先生。船越先生。吉井明久君が体育館裏で待っています。生徒と教師の垣根を越えた、男と女の大事な話があるそうです────』

 

………………………………………。

 

「はぁぁぁぁあああああ!!!!!????」

 

なんて事を言うんだ!

この声は須川君か!?

相手はあの船越女史だよ?わかってる?

婚期を逃してついには生徒に単位を盾に

交際を迫るようになったあの船越女史だよ!?

 

いつ僕が何をしたっていうんだ!

僕の貞操が大変な事になってしまう!

 

「あの…吉井君?今の放送…本当なんですか?」

 

「そんなわけないよぉぉ!っていうか僕がここにいるんだからわかるでしょ!」

 

「まさかあんたにそんな趣味があったとは…アタシも予想外よ」

 

ちょっとぉ!優子さん!

なんてことを言うんだ!

僕にそんな悪趣味があるわけないじゃないか!

 

「僕にはそんな趣味はないよぉぉぉ!!!」

 

「へー、それじゃぁどんな人が好みなのよ」

 

ん?どういう意味?

僕には優子さんの質問の意味がわからないよ

 

「???」

 

「吉井君って…こういう質問をするといつもそういう反応しますよね」

 

「そんなことより補充しなくてもいいの?」

 

僕は素朴な疑問を問いかける。

 

カリカリカリカリカリ

 

はやっ!?再び問題解き始めるのに僕が疑問を問いかけてから1秒もしなかったよ!?

それにしても…優子さんも姫路さんも

なんだか綺麗だなぁ……。

 

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カリカリカリカリカリ

 

「テスト終わりです。」

 

あ…福原先生いたんですね。

 

「やっと終わったね。優子さん、姫路さん」

 

「はい。それじゃあ私は坂本君に呼ばれてますので失礼しますね。」

 

そう言い、教室から出ていく姫路さんを見守りつつ、僕は優子さんと会話をはじめる。

 

「優子さんは確か…今回の作戦は参加しませんでしたよね?」

 

「ええ。そうね。坂本君にそう言われたわ」

 

「じゃあ、ゆっくりと歩くことにしようか」

 

僕は自分にできる1番の笑顔をつくった。

 

「ええ。それも悪くないわね。話したいこともあるし」

 

「話したいこと?」

 

なんだろ…まさか。愛の告白とか?

あーーっ!!!どうしよう!!!

僕には秀吉が!でも優子さんも可愛───

 

「明久君。テスト全然解けてなかったわよね」

 

やっぱり告白なんてあるわけないよねー。

 

「テスト中にペンが止まってたし」

 

「えーっと…うん。というかいつもあれくらいなんだ」

 

僕はついこの間まであれでCクラス並の学力があると思ってたんだけどね。

 

「これからアタシが勉強みてあげるわ」

 

 

 

 

 

 

この試召戦争は無事、

僕達Fクラスの勝利で幕を閉じた。

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