魅魔と魔理沙   作:オルナイン

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第十九話

「わざわざ、そっちから挑戦をしてもらうなんて何だか悪いね」

 

ちゆりは後頭部をぼりぼりと掻きながら言った。

 

「いえそんなことないですわ。ちゆりさん」

 

私は、カナとの戦闘を終えたちゆりにこちらから勝負してほしいと頼んだ。

理由は勿論、ちゆりが高速移動を使っていたからだ。

日々、魅魔様との修行で必然的に自身のスピードもあがっていた私は

試したくなったのだ。己の速さがどこまで通じるのかを。

 

「早速はじめようか。魔理ちゃんはどんな戦い方をするのかな?」

「魔理ちゃん呼ばわりは・・・・・少々心外だぜ」

 

 

私はそうつぶやくとちゆりに背を向けた。

 

 

「!?どうする気だ」

「うふふ、ついて来て見なさい!!」

「待ちやがれ!!」

 

私は全速力で飛び出した。

別に逃げてるわけではない。

しっかりとした狙いがあるのだが・・・

 

「どこ行く気だ!!」

 

うまくいったようだ。

 

 

 

「ちょっと!!魅魔!魔理沙がどっかに行っちゃったわよ!」

「落ち着け靈夢。あたしの弟子は戦いを挑んで逃げるようなやつじゃないよ」

「どういうことよ?」

「地の利だよ」

「血糊?」

「なんでそんな物騒なもんになるんだよ・・・地の利だよ、地の利!!有利な場所で戦うことだよ」

「じゃあ魔理沙は逃げることで地の利を得たっていうの?」

「逃げる?違うな。正確にはおびき寄せるだ」

「おびき寄せる?」

「あぁ。魔理沙が一番戦いやすい戦場。魔法の森だよ」

 

 

 

 

「待ちやがれ!!」

「待てと言われて待つもんですか!倒したいのなら追いかけてみなさい!!」

「畜生!!・・・・・」

(止まった。ばれたか・・・?)

「しょうがねぇな・・・・。今、最高速度で追いかけてやるから、待たない方がいいぜ!!!」

「!?」

 

 

速い。それも並大抵の速さではない。それこそ魅魔様の移動速度に匹敵するかもしれなかった。

これでは、森に辿りつく前に追いつかれる。だったら・・・・。

 

 

「おいおい!!逃げなくていいのか?そんなんじゃ追いついちまうぜ!!」

「いいのよ。追いつかれても」

「?」

 

 

 

私とちゆりの距離が五メートルを切った。

 

 

「こっちも最高速度だぜ!!」

 

 

『ブレイジングスター』

 

 

「しまっ・・・・くっ!!!!」

 

 

ちゆりはブレイジングスターによって発生した空気の渦に巻き込まれた。

今のブレイジングスターは改良版で箒の後ろからマスタースパークを放つことで進んでいるが

このころのブレイジングスターは自分の魔力を最大限まで引き出して

推進力に変えていたので今考えるととても遅いのだが

周りに空気の渦を出すことが出来た。

 

結局、現在のブレイジングスターとこのときのブレイジングスターはほぼ別物だが

使い方は全く同じである。

 

 

「畜生!!どこ行った?」

「ここだぜ!!」

 

 

一気に距離を百メートルほど離した私はそのまま魔法の森の中へ入った。

 

 

「湿っぽい森だな。結構、木々がうっそうとしてるから、高速飛行もできねぇし・・・」

「この森は私の庭みたいなもんだからな。下手に動くとすぐに死ぬぜ」

「おぉ、怖いわ。庭を語るってことは、そっちは高速移動し放題かよ」

「おかげさまで」

 

 

作戦道理にいった。だが油断はできない。

ちゆりは高速移動もそうだが高い攻撃力も持っている。

あの騒霊カナを一撃で沈めたぐらいだ。そこは警戒しなければならない。

ならば一気に片づける。

 

『イリュージョンレーザー』

『タイムカッター』

 

((同時!?))

 

 

 

(いや、少しちゆりが速い。一旦引くか?)

 

 

だが私は予想外の光景を目にする。

 

私のレーザーにちゆりの攻撃がかき消されたのだ。

 

 

「なっ!!」

「マジか!」

 

 

ちゆりの攻撃力は高いと予想していたが私よりも低かった。

しかし私は、あの騒霊(カナ)を一撃で沈めることはできない。

ではなぜ、ちゆりはカナを一撃で倒したのだろうか?

 

 

「どういうことだぜ?」

「ばれちゃったか?魔理ちゃん頭いいからね」

「あんたの攻撃力は高いと読んでいたんだが?」

「違うよ。とっても低い。たぶん騒霊ちゃんと互角ぐらい」

「じゃあなんで?」

「魔理ちゃんと一緒だよ。ここがいいの」

 

そう言ってちゆりは自分の頭を人差し指で二、三回叩いた。

 

「一応、ほめ言葉として受け取っとくぜ」

「ありがたいね。そんな魔理ちゃんなら私が次にどんな行動を取るか予想が付くかな?」

「何?」

「遅い!!」

 

私は背中側に箒を持ち上げる。

予想通り、ちゆりはそこから攻撃を仕掛けてきた。

 

「・・・・・・急所を狙ってるな?」

「ご名答」

「スピードでそんな攻撃を狙うなんて姑息な奴だぜ」

「褒め言葉だね」

「くっ!変に自信があるからめんどくさいぜ」

「それはどうもありがとう。さ、此れからどうするつもりかな?」

 

その時だった。

「うるさいなぁ!!ちったー静かにしろよ!!」

 

 

 

「「・・・・・・・・なっ・・・・・何だと」」

 

 

私たちの目の前に現れたのは

 

 

「「わっ・・・・・・私!?」」

 

 

もう一人ちゆりだった。




何とか四月中に投稿できました。
皆さま、お久しぶりです。オルナインです。
四月ってこんなに忙しいんですね。新しいことの始まりの時期です。
さてと、言い訳タイムに入りますか(震え声)


投降履歴を見て頂いたら分かりますが生きています。結構元気です。
ピーエスヴィータってこんなにも楽しいんですね。ゲームって止められません。
ソフトは「ラブ〇イブ」と「まど〇ギ」を買いました。前者はクソゲーです。
あと、東方の二次創作ゲームがあるのは知っていましたが中々面白くて
結構、楽しんでます。
あくまで体験版を・・・・・・。


こんなにも待たせて皆様にめちゃくちゃ迷惑をかけて申し訳ございません。
しかし朗報です!

六月頃。携帯を買い替えます。
ついに手を出してしまうのですよ・・・・・・・。
そう、『スマートフォン』


遅すぎるって?
しょうがないだろ?ガラケー使いやすかったんだから。

スマホを使うことで出先で書くことができる。
これで大分、投降スピードが上がると思います(どの口が言うんだか・・・・)

次の投稿は早くて五月、遅くても七月までには出したいです。
また皆様をお待たせしてしまうと思いますが全力で頑張りたいので
これからも『魅魔と魔理沙』よろしくお願いします。


最後に魔理沙は今回、めんどくさかったから出さなかっただけで
気が向いたらまた出ると思います
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