そして次はいよいよ夏休み♪
よっしゃー♪頑張って書くぞ‼︎
速水の父親の名前は作者オリジナルです
また速水の母親との出会いは学生時代、そして速水の母親は速水と同じくクールビューティーという設定ですv(`ゝω・´)
その後ミナトと速水の父 速水雅哉(はやみまさや)は和解し、ミナトが作ったうどんを食べていた。
「速水の具合はどうだった?」
「お粥もしっかり食べてましたよ。熱もだいぶ下がったみたいですし」
「そうか、それなら良かった。本当にすまなかった…まさか凛香のクラスメイトとは…」
「俺も速水のお父さんとは知らずに……失礼な発言してすいませんでした…」
「ハハ、構わないさ」
そう言ってうどんをすする雅哉、そんな雅哉にミナトにある疑問を抱いていた。
「一つ聞いていいですか?」
「なんだい?」
「さっき使ってた”報復絶刀”あれはどこで学んだんですか?」
「そっか君にはまだ言ってなかったね。私は学生時代剣道をやっていてね、その時君のおじいさん津芽伊武鬼さんに出会ったんだ。あの技はその時に教わったんだよ」
雅哉の言葉にミナトは驚き、箸を落としていた。
「どうしたんだい?」
「いや、あのじいちゃんが技を伝授するなんて珍しいと思って…」
「まぁ、私もしつこくお願いしたからねw」
雅哉は笑いながら応えていた。
「どうしてそこまでして技を覚えたかったんですか?」
その問いに雅哉は少し真面目な顔つきをして応えた。
「その頃私には守りたい人がいてね」
「奥さん…ですか?」
「そう、そのために人を守る技を身につけたかった。大切な彼女を失いたくなかったからね」
雅哉の話をミナトは少し羨ましく感じていた。
(守るために力を身につけた…か)
「ミナト君?」
「え?あーすいません少しぼーっとしちゃって」
「凛香のことを考えていたのかな?」
「ふぇ?いやいやいやいや!そんな滅相もございません‼︎」
突然の問いにミナトは誰が見ても分かるぐらい慌てふためいていた。
「構わないさ、君みたいな立派な剣士になら凛香を預けられる」
「え?」
「さっき守りたい奴がいると言っていたね、それは凛香のことかい?」
「一応…」
ミナトは少し恥ずかしそうに応えていた。
「さっきの戦いで君の守りたいという意思がはっきり伝わってきたよ。君も守りたい人がいるからその剣法を学んだのかい?」
その時ミナトは今までの自分の考えを改めた。
裕翔と会ってからは2人の仇であるデュラハンを殺すために、より強くなろうとした。
日和号に無茶な稽古をお願いしたり、暗殺訓練の中でもデュラハンを殺すために殺意に身を任せた時もあった。
父親でもなく、ミヤコでもなく、自分の手でデュラハンを殺すためにミナトは強くなることを望んだ。
でも本来この剣法は…
大切な人を守るために振るうと決めたんだ
ミナトは席を立ち上がると、食器を片付け雅哉に言った。
「さっきの剣法は母さんに教わりました。母さんや妹を守りたかったんで…今は大事なクラスメイト、それに……その中でも特別な速水さんを守るために使いたいと思ってます」
笑顔でそう応えるミナトに雅哉も同じように笑みを浮かべ応えた。
「凛香も幸せ者だな。母さんは凛香がE組に行ったことを悔やんでいるが、私はそう思わない…これからも仲良くしてやってくれ」
「はい!少し様子見てきますね」
それから2階へ上がるミナトを見送り、雅哉は1人リビングで外を見ながら呟いた。
「虚刀流か……そういえば裕翔も同じ剣法を使ってたな…」
ミナトは速水の部屋の前で立ち止まり、深呼吸してから2回ノックし呼びかけた。
「凛香、入っても大丈夫?」
「う、うん」
その言葉を聞くとともにミナトは部屋のドアを開ける。
部屋の中では速水がベットの上で起き上がりこちらを見ていた。
「お粥美味しかった?」
「美味しかったよ」
「そりゃ良かった♪具合は?」
「ん、大丈夫」
速水はそう応えたが、ミナトはまだ安静にしてたほうがいいと言って速水を寝かせた。しかし、何か言いたそうな速水の表情に気づきミナトは顔を近づけ問いかける。
「どうした?何か欲しいものある?」
「ううん、違うけど…変なこと聞いていい?」
「変なの〜w」
ドスッ‼︎
笑いながら言ったミナトは速水のチョップにより、その表情を歪めた。
「まだ何も言ってないんだけど?」
「ハハハ…冗談冗談w」
笑うミナトに対し、速水は心配そうな表情を浮かべていた。
「ミナト何かあった?この前の訓練の時、気のせいかもしれないけど本当にミナトがどこか遠くに行っちゃうような気がして………不安だったの」
視線をそらしながら話す速水にミナトは微笑み返すとベットに腰掛け話し始めた。
「この前親父に会ってさこう言われたんだ…お前じゃ殺せんせーもデュラハンも殺せないって」
速水はミナトの話を黙って聞いていた。
「それがすげー悔しかった…俺は何のために力をつけたんだって…そう思った。それから日和号相手に無茶な特訓したり、訓練の時も烏間先生相手に殺意を込めて戦った…もっと…もっと強くなるために…」
「強くなったら、ミナトはデュラハンを殺すの?」
速水は弱々しい声で見上げるようにしてミナトに問いかける。そんな速水の頭にミナトは手をポンと乗せると撫でながら言った。
「殺さないよ♪最初はそのつもりで力を身につけた。でも俺はこの力を大切な人を守るために使うって決めたんだ」
笑顔で応えるミナトにつられ、速水も笑顔を向けていた。
「そんじゃお大事にね、凛香」
「うん、ミナトも気をつけてね」
玄関でそんな会話をしていると、雅哉がやってきた。
「ミナト君またいつでもおいで歓迎するから」
「ありがとうございます♪」
「その時はまた手合わせ願うよ?」
「ハハ…もっと鍛えときますね」
そう言ってミナトは速水に手を振り返し、雅哉に一礼して速水家を後にした。
「ねぇお父さん、今日帰り遅くなるんじゃなかったの?」
速水はソファに座りテレビを見ている雅哉に問いかけていた。
「お母さんから連絡があってね。”今日私帰り遅いから出来るだけ早く帰ってあげて”ってメールが来たのさ」
「え?」
速水は雅哉の言葉に驚いていた。
母親は自分の事なんてどうでもいい、家族として見ていないとそう思っていた。そんな母が自分の事を案じ、父に連絡しているとは思ってもみなかった。
「母さんは凛香に似ててねw感情をあまり表に出さないクールビューティーなんだ。そりゃ凛香がE組みに落ちた時はがっかりしてたけど、この前のテストの成績が上がっている事に喜んでいたし、誰よりも凛香の事を心配してたよ?」
話を聞いて速水はふーんと応えつつも、その表情はどこか嬉しそうだと雅哉は見て思った。
その後、母親が帰ってきて速水は、いつもより長く会話をしたとか…
母親と久しぶりに会話をした速水は部屋の中で考えていた。
(どうしてお父さんはお母さんの表情読み取れるんだろう…まぁ、表情読み取れないのは私も同じか…)
そんな事を考え少し悲しくなりつつも、速水は一つの答えを導き出した。
(そうか、2人が好き同士だからか……)
ここで速水はある事に気付いた。
(私はミナトの様子がおかしい事に気付いた、そんなミナトも私の表情の変化に気付いてくれる……それって……もしかして…)
再び速水は一つの答えに辿り着くと、恥ずかしさのあまり枕に顔を押し付けた。
(私はミナトのこと好きだけど…もし…もしもの話!本当に万が一、百万が一!私の考えがあっていたとしたら…)
「どうしよう…これからどんな顔して会えばいいのか分からないよ…」
この日彼女は2つ気付いたことがある。
一つは今まで距離を取っていた家族に愛されているということ
そしてもう一つは、自分の想い人が同じように好意を抱いているかもしれないということに……
今回でミナトの闇堕ちは回避です
湊「いやー助かった〜じゃ俺はスプラ◯ゥーンやってこよう」
ーミナトが退室しましたー
そして速水がいよいよミナトの好意に気づきました!
速「うるさい!」
バンッ‼︎
ー速水が退室しましたー
菅「いやー夏祭りが楽しみだねーw」
感想、ご指摘お待ちしてますv(`ゝω・´)