主にイリーナの真琴の戦いを描いていきたいと思います‼︎
それではど〜ぞ〜v(`ゝω・´)
「おはよ〜」
朝、ミナトがあくびをしながら教室内に入ると、女子達がイリーナを囲み話し合っていた。
ミナトはその様子を疑問に抱き、席に座っていた寺坂に問いかけた。
「あれ、何やってんの?」
「さぁな…俺が来た時からあの状態だったぜ」
「どうやら修羅場らしいんだ…」
ミナトと寺坂はバッと後ろへ振り返ると、そこには前原の姿があった。
「いきなり声かけんなよ前原」
「悪い悪い」
「それで修羅場ってどういうこと?」
ミナトの問いに前原は応え始める。
「昨日プリン爆殺計画が失敗した後、皆でプリン食べてたろ?そん時に一波乱あったらしいんだ…」
皆でプリンを食べている時、イリーナは手に持つプリンと教室の後ろで生徒達の様子を見守る烏間に交互に視線を移していた。
「そんなに見てるなら渡してくればいいのに〜」
「なっ!莉桜!」
ニヤニヤしながら声をかける中村、そしてその後ろにはイリーナの弟子である矢田と倉橋の姿があった。
「「頑張って!ビッチ先生!」」
「う、うるさいわね‼︎」
矢田と倉橋に言われイリーナは少し恥ずかしそうに言うと、決心したのか烏間の方へ歩み始めた。
だが……
「烏間、食べるか?」
「ああ、すまない」
そう言うと烏間は、真琴が差し出して来たプリンを手に取り口にしていた。
「なっ………」
驚愕するイリーナの様子を遠目に見ていた3人は、そろってため息を吐いた。
「ってことがあったらしいんだ」
「何で前原が知ってんだよ?」
「岡野に聞いたら教えてくれたんだよ」
寺坂の問いに応える前原。
(前原もはやく岡野の気持ちに気付いてやればいいのにw)
そんなことを思いつつも、ミナトは女子達と話すイリーナに目を向けた。
「烏間先生も大変だな…」
昼休みを終え、5時間目は殺せんせーの授業のはずだが…何故か教壇にはイリーナが立っていた。
疑問を抱く生徒達を前に、イリーナは言った。
「今から私とイズミ、どちらが優れた教育者か決めるための対決を行うわ‼︎」
「「「はぁー⁉︎」」」
イリーナの突然の言葉に生徒達の疑問はますます増していった。そんな生徒達を気にもせず、イリーナはルール説明を始めた。
《ルール説明》
・勝負は3本勝負
・勝敗はそれぞれの勝負事に決められている
・ちなみに負けた方に罰ゲームとかは無い
「え〜罰ゲームが無いとか…そんな勝負やる意味あんの?」
イリーナのルール説明を聞き、真っ先に言ったのはカルマだった。
「うんうん、確かに罰ゲームが無いと盛り上がりに欠けるというか…」
「票入れるこっちもやる気出ないよね〜」
カルマに続き、中村とミナトが意地悪い顔つきで言った。
(((絶対くっつけてはいけない3人がくっついた‼︎)))
教室にいた3人を除く生徒達は皆一斉にそう思った。
そんな中、今の現状を打破しようとE組の学級委員が立ち上がった。
「泉先生はそれでいいんですか?勝手に勝負する事を決められちゃって」
「ちょっとメグ!勝手にってどういう事よ!」
片岡の言葉に言い返すイリーナをなだめつつ真琴は応えた。
「構わないさ。私の事を知ってもらえるいい機会だと思っているよ」
「そ、そうですか…」
笑顔で返す真琴の前に撃沈した片岡を目に、もう一人の委員長である磯貝が殺せんせーに問いかけた。
「殺せんせーはいいんですか?次の授業、殺せんせーが担当なのに」
「ええ、構いませんよ。イリーナ先生がE組に来てからどう変わったか、また新任の泉先生の事を知るにはいい機会です♪」
(ダメだ…今の現状をなんとかしたいのに、言ってる事が正論だからどうにも出来ない…)
落ち込む2人を前に生徒達は諦めつつも、イリーナと真琴の対決が行われることになった。
「そんじゃ罰ゲームは緩めにしとくよ」
《追加ルール》
・負けた方は相手と生徒全員にケーキを奢ること
カルマが追加した安易な罰ゲームに生徒達は安堵しつつ、2人の対決は始まった。
第1ラウンド‼︎ 《勝負項目 模擬暗殺》
「さぁ、始まりました!ビッチ先生と泉先生の3本勝負‼︎ 1本目の対決は模擬暗殺‼︎ これはビッチ先生、少し不利かもしれませんね…」
「実況は私、E組担任の殺せんせーと」
「鋭い観察眼と推理力でお馴染み‼︎不破優月でお送りします♪」
そう言う殺せんせーと不破はマイクを前に、殺せんせーがマッハで作った実況席に座っていた。
「不破さんノリノリだね…」
「こういうのやってみたいって言ってたからね…」
E組の生徒達は校庭に集まり、トラックの中心にはイリーナと真琴が対立していた。
「それじゃ今回の対決のルール説明をします!」
《ルール説明》
・武器は暗殺用ナイフ、または素手
・相手の喉元に攻撃を当てた方が勝者
・トラックの外に出てはいけない
「こんな感じですかね殺せんせー?」
「ヌルフフフ、それと…今回の対決をより面白いものにするために私が考えたルールを追加しましょう」
《追加ルール》
・イリーナと真琴はそれぞれ生徒の中から1人ずつ助っ人を選択することが出来る
「っ‼︎つまり殺せんせーこれって…」
「そう!言わば先生と生徒のタッグマッチです‼︎」
「おー‼︎これは俄然楽しみになってきました‼︎助っ人選びもまた重要になってきますね」
ワイワイと盛り上がる2人を他所に、生徒達はイリーナと真琴の対決を予想していた。
「模擬暗殺って言っても明らかにビッチ先生のほうが不利だね…」
「泉先生がどれほどの実力か分からないけど、烏間先生と同じ防衛省の人だし…」
岡野と倉橋が不安げに言うと、それを聞いていた速水が言った。
「殺せんせーが言った通り、私達の中から選ばれる助っ人が勝敗を左右するかもしれないね」
グラウンドのトラック内では、イリーナが真琴に問いかけていた。
「どうするの?助っ人…そっちから選んでいいわよ?」
「いや、私は烏間と同じ防衛省の人間だ。模擬暗殺と言っても実際は戦闘……イリーナよりも出来る自信がある…君から助っ人を選ぶといい」
そんな真琴の挑発混じりの言葉に、イリーナはムッとしつつも考えた。
(確かにイズミの言う通り戦闘では私に勝ち目は無い…でもこれは模擬暗殺♪だからこそ助っ人もあいつを選ぶ、ここに来て日が浅いイズミがあいつの恐ろしさを知るわけ無いから)
「それじゃお言葉に甘えて私から選ばせてもらうわ……渚!あんた私の助っ人になりなさい!」
イリーナに指名された渚はビクッとしつつも、2人の方へ歩み寄って行った。
(潮田渚か……悪いが彼の事はすでに調べ済みだイリーナ……彼がロヴロから技を伝授された事もな…それにしてもいいチャンスだ。この対決で彼の実力を確かめる事が出来る)
真琴は品定めするかのように1人の生徒を見ると、その生徒の名前を呼んだ。
「私の助っ人は…津芽君!君に頼みたい!お願い出来るか?」
真琴が指名した助っ人に渚は目をやりつつ驚いていた。そして指名されたミナトは、俺かよ〜とぼやきながらグラウンドへ足を運んでいた。
「それでは3本勝負1本目‼︎泉先生、津芽君ペアとビッチ先生、渚君ペアのタッグマッチを行います‼︎」
向かい合うイリーナと真琴、そしてその隣で苦笑いを浮かべる渚とミナト……彼等の対決が今!始まろうとしていた。
今週号のジャンプ読んで、早くあんな展開を書きたいと思い…今回ミナトと渚を助っ人にしました。
オリジナルストーリー、そして戦闘シーンという作者の苦手分野ですが頑張って書きますので応援よろしくお願いします(*´w`*)
感想、ご指摘、お待ちしてますv(`ゝω・´)