津芽湊の暗殺教室 『更新停止中』   作:お薬二錠

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私は小説を書く時原作を読みながら下書きを書いています。

その度に思うことがあって…
やっぱり速水さん可愛いですね(*´w`*)

………それではどーぞw


鬼ごっこの時間

とある訓練の時間…

 

 

「二学期から教える応用暗殺訓練、火薬に続くもう1つがフリーランニングだ」

 

 

「「「…?フリー…ランニング」」」

 

聞いたこともない言葉に生徒達は首を傾げていた。

 

「例えば今からあの一本松まで行くとしよう。三村君大まかでいい、どのように行って何秒かかる?」

 

烏間がそう言うと三村は一本松までのルートを何度も見返して答えた。

 

「えーっと…この崖を10秒で這い下りて、そこの小川は狭いところから飛び越えて…茂みのない右の方から回り込んで最後にあの岩をよじ登る…1分で行けりゃ上出来ですかね」

 

三村の言葉に生徒達は頷いていた。

 

「では俺が言ってみよう時間を計っておけ」

 

烏間はそう言うと三村にストップウォッチを渡し、崖のギリギリのところに立ち生徒達の方を見て言った。

 

「これは一学期でやったアスレチックや崖登りの応用だ。フリーランニングで養われるのは自分の身体能力を把握する力、受け身の技術、距離や危険度を正確に測る力…これが出来ればどんな場所でも暗殺が可能なフィールドになる」

 

烏間はそう言うと後ろ向きで崖を飛び降り、地面に着地するとすぐそばの岩壁を使い小川を渡り、そのまま勢いを殺す事無くものすごい速さで木を登り、一本松へ続く岩壁を次々に蹴り上がりながら登ると目標である一本松の枝に掴まった。

 

「タイムは?」

 

「…じ…10秒です」

 

三村の声が震え、生徒達が驚きの表情を見せる中、烏間は服についた土埃を払いつつ言った。

 

「道無き道で行動する体術、熟練して極めれば…ビルからビルへ踏破する事も可能になる。だがこれも火薬と同じ、初心者のうちに高等技術に手を出せば……」

 

死にかねない…崖の上にいる生徒達にそう言いかけた時、1人の生徒が烏間と同じように崖のギリギリのところに立っていた。

 

「パルクールっても言いますよね、烏間先生。三村タイムお願い」

 

「え⁉︎」

 

次の瞬間ミナトは烏間と同じように後ろ向きで崖を飛び降りた。

 

地面に着地するとそのまま小川を目指し走り、勢いをつけたまま岩を足場にし空中で前転しながら渡りきる。そして木の枝を足場とし、岩場へ飛び上がると烏間同様に岩壁を蹴り上がり目標の一本松へたどり着いた。

 

「三村、タイムはー?」

 

「13秒……」

 

「「「マジかよ‼︎」」」

 

三村が告げたタイムに生徒達が驚く中、烏間はミナトに言った。

 

「確かにフリーランニングはパルクールとも言う。やった事があるのかミナト君?」

 

「…母に少し教わってました」

 

 

「そうか…この裏山なら地面も柔らかくトレーニングに向いている。だが、裏山以外で試したり俺の教えた以上の技術を使う事は厳禁とする。いいな?」

 

「りょーかいです」

 

ヘラヘラ笑いながら言うミナトに対し烏間はため息を吐くと、崖上の生徒達にも同じ事を告げ、フリーランニングの訓練が始まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はぁ…どこもジャンプ売り切れてて遅刻しちゃった…」

 

数日後、不破がそんな事を呟きながら昇降口に入ると、後ろの方からミナトが慌てて走ってきた。

 

 

「あれ?ミナト君もジャンプ探してて遅れたの?」

 

「おお不破か、ってそんなんじゃないよw来る途中変な2人に声かけられてさ…」

 

「変な2人?」

 

「ミヤコちゃんの事知ってる?って聞いてきて……あまりにも変だったから知らないって言ってきたけど…」

 

「ふむふむ…それは事件の匂いがするね…」

 

「いや、しないだろw」

 

そんな事を話しつつ教室に入ると2人の両腕にカシャンと手錠がはめられた。

 

「遅刻ですねぇ逮捕する」

 

「殺せんせーその格好すごいムカつくんだけど」

 

殺せんせーは悪徳警官のような格好をしつつ、プーとガムを膨らませていた。

 

「そもそもなんで警察官?」

 

不破の問いに殺せんせーは手錠を回しつつ答えた。

 

「最近皆さんフリーランニングをやってますね。せっかくだからそれを使った遊びをやってみませんか?」

 

 

「ケッ…どーせロクなもんじゃねーだろ」

 

寺坂が悪態を吐くと、殺せんせーは風呂敷を泥棒のように寺坂に巻きつつ言った。

 

「その遊びとはケイドロ‼︎皆さんには泥棒役になってもらい、身につけた技術を使って裏山を逃げて潜んで下さい。追いかける警官役は先生自身と烏間先生がやります」

 

「何…⁉︎」

 

「1時間目内に皆さん全員を逮捕できなかった場合、先生が烏間先生の財布で全員分のケーキを買ってきます」

 

「おい‼︎」

 

殺せんせーは烏間の言葉に答えること無く言い続けた。

 

「そのかわり全員が捕まったら宿題2倍‼︎…ですがご安心を、先生はラスト1分まで校庭の牢屋スペースから動きません。それなら君達にも勝つ見込みはあるはずです」

 

 

それから少し考え磯貝が皆にやってみようと促し、生徒たちは楽しそうな雰囲気の中ワイワイ賑わっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミナトは岡島、千葉、速水、不破と共に歩いていた。

 

「いくら烏間先生でもこの広い裏山だ。俺等を逮捕できたとして2・3人が限度だろ」

 

岡島の言葉に千葉が頷くと速水と不破が続いて言った。

 

「うん、本番はラスト1分」

 

「殺せんせーが動くまでに…全員残って上手に隠れられてるのがベストだね」

 

だがその時ミナトだけはその姿を捉えていた。

猛スピードで笑顔を向けながらこちらに向かう警官の姿を……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おい!後ろから来てるぞ‼︎」

 

ミナトの声に他の4人は振り返るが、気付いた時にはもう遅かった。

 

 

「岡島君、千葉君、速水さん、不破さん…逮捕だ」

 

 

そばにいた4人が烏間に捕まるのを目にし、ミナトは急いでその場を離れようと走り出すが、目の前には烏間の姿があった。

 

「俺に気付いたのはさすがだが、その時点で逃げるべきだったな…」

 

「友達見捨てるとか出来ないんで…w」

 

 

携帯から律の声が響いた。

 

「津芽君アウトー」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

携帯から逮捕状況を伝える律の言葉に茅野は怯えながら言った。

 

「やばいどんどん殺られてく…殺戮の裏山だ」

 

「逮捕じゃなかったっけ?」

 

渚がそう言うと杉野は何か思い出したかのように言った。

 

「でもこれケイドロだろ?だったら牢屋にいる泥棒にタッチすれば解放できる‼︎」

 

振り出しに戻してやるぜと言いながらフリーランニングの技術を使い、岩肌を登る杉野に対しカルマは言った。

 

「…バカだね〜杉野は…ラスト1分まで牢屋の前から動かないって言ってたじゃんよ。あの音速タコの目を盗んでタッチ出来るならとっくに殺してるって…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

牢屋近くの茂みから眺めると、殺せんせーはこちらに気づいているのかニヤァ…と笑みを浮かべていた。

 

この時、渚達は理解した。

杉野は驚きのあまり目を大きく見開き、カルマも冷や汗をかいていた。

 

 

最強の生物と最強の人間

 

 

 

そんな2人に、無謀にも勝負を挑んでしまったことに…




今日で暗殺教室のガチャ星4・5出現率アップが終わってしまいますね…
私も何回か回しましたが星4しか出てません…
星5がほしいです(´・ω・`)

鬼ごっこの後はイトナ編ですね〜
ここでも作者グダグダのオリジナル展開を入れようと思っています!

感想、ミナト達への質問などお待ちしてます♪
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