お盆を甘く見ていました…現在5時半出勤のため4時起き、そして23時に帰宅という生活を繰り返しています…
今週の日曜には定時に戻るらしいのでそれまでは更新が遅くなると思いますが今後もよろしくお願いします…
私は中学生探偵(自称)不破優月
突如私達の担任、殺せんせーに降って湧いたド変態容疑。殺せんせーは犯人では無く別にいるのではないかと疑った私はクラスメイト達と共に捜索を始めるのであった。
「体も頭脳もそこそこ大人の名探偵
不破優月‼︎真実はいつも…ピー……ってあれ?」
「どうした不破?」
「いや…私のセリフ1部分に規制かかってて…」
「あー作者が書いていいものか不安になったから規制いれたんだと」
「そっか…残念…」
「「「なんの話だよ‼︎」」」
ミナトと不破の話を聞いていた渚、茅野、寺坂の3人はつっこまずにはいられず、カルマはそんな様子を笑いながら見ていた。
そんな話をしつつもミナト達は、次に下着ドロが現れると不破が推理した建物に辿り着いた。建物はレンガの塀に囲まれ監視カメラまであり、厳重な警備体制だった。
「これじゃ入れないね…」
「みんなあれ!」
渚に続き茅野が指差しながら言った。指差す方を見ると塀の近くに1本の大きな木が生えている。ミナト達は顔を見合わせ頷くと、木へ飛び上がりそこから中に忍び込んだ。
「ふふふ、名探偵っぽくなってきた‼︎」
「どちらかというと泥棒だよね…」
不破の言葉に渚が苦笑しつつ言うと寺坂が問いかけた。
「んで、不破よぉ。なんでここに真犯人が現れるって思ったんだ?」
「律にも調べてもらったんだけど、ここは某芸能プロの合宿施設なんだって。今は巨乳を集めたアイドルグループが使ってるらしいの。そんな極上の獲物を真犯人が逃すわけないと思ってね」
不破の言葉に渚達が感心していると、ミナトはため息混じりに呟いた。
「なるほど…つまりあっちも同じことを考えてたってことだね」
ミナトの言葉に渚達は疑問を抱きつつ少し離れた草むらに目を向けると、そこにはどう見ても盗む側の格好をした殺せんせーがいた。
「どう見ても犯人の格好だよね…」
「うん…殺せんせーが真犯人にしか見えないよ…」
茅野と渚がそう言った時、カルマは何かを感じ不意に言った。
「ねぇ、あっちの塀から誰か来るよ」
渚達はカルマが指差す方に目を向けると、レンガの塀を無駄のない動きで登りきりこちらに向かってくる大男の姿があった。
その男の格好は黒いライダースーツに黄色いヘルメットを被っていた。
(…やっぱり真犯人は別にいたんだ‼︎)
ミナト達がそう思っていると、黄色いヘルメットの大男は干されている下着に手を伸ばした。
その時だった…
「捕まえたー‼︎」
殺せんせーが男に飛びかかり、触手を絡ませ捕まえていた。
「顔を見せなさい偽物め‼︎」
そう言って殺せんせーは男のヘルメットを取り上げる。しかしその男の正体は、烏間の部下の1人…鶴田だった。
「なんで…あなたがこんな…」
殺せんせーが驚愕しつつも鶴田に問いかけた時、突如周囲のシーツが舞い上がり四方八方を囲む檻のように展開した。
「国にかけあって烏間先生の部下をお借りしてね。この対先生シーツの檻の中まで誘ってもらったのさ…当てるよりまずは囲むべし…君達の方法を参考にしてね」
「シロ‼︎」
暗がりから不意に現れたシロにミナトが声をあげる中、シロはシーツ越しに殺せんせーに言った。
「さぁ殺せんせー最後のデスマッチを始めようか…」
その言葉と共に檻の上空に現れたイトナはシーツ内の殺せんせーめがけ攻撃を始めた。
「シッ…シロ‼︎これ全部テメーの計画か‼︎」
「そういう事…街で下着ドロを重ねたのも、殺せんせーの周囲に色々と仕込んだのもね」
シロは寺坂の問いに答えると、申し訳なさそうにしている鶴田を目に言った。
「彼を責めてはいけない…仕上げとなるこの場所だけは下着ドロの代役が必要だったもんでね」
「…すまない烏間さんのさらに上司からの指示だ。やりなくないが…断れなかった」
「…生徒の信頼を失いかければあの怪物は慌てて動く…多少不自然でも嘘の情報に飛び込んできてしまうあたりが間抜けだねぇ」
「くっそ…俺等の標的だぞ」
「…いっつもいやらしいとこから手ぇ回して…‼︎」
寺坂と不破が言うとシロは愉快そうに笑って答えた。
「それが大人ってものさ。そうだ!中の様子が見えないと不安だろう、私の戦術を細かく解説して」
シロの言葉は言い切る事なく、途中で遮られた。そして渚達は目の前の光景に、ただ驚く事しかできなかった。
「…まったく本当に目障りだな君は」
「へんなフード被ってんのによく避けたね」
渚達の目の前ではミナトがシロに向かって拳を突き出していた。ミナトは避けられた拳を下ろすと、シーツの檻を目にしつつ淡々と話し始めた。
「あのシーツ、おそらく対先生繊維で出来た強化布…そしてさっきチラッと見えたイトナの触手に装着されてるものは、対先生物質で出来たグローブだろ?高速戦闘に耐えられるよう何かしら混ぜ物をしてあるはずだから俺等が使うナイフより劣るだろうけど…触手がぶつかるたびにダメージを与えられる点で有利だ」
「なんかミナトの奴、妙に詳しくねぇか?」
ミナトとシロの会話を耳にした寺坂の呟きに渚達は共感していた。
(確かに…イトナ君が見えたのはほんの一瞬……その一瞬でイトナ君がつけていたグローブにまで気づくなんて…)
渚はシロと話すミナトを目に、疑問を抱いていた。
「ほぉ…よく私の戦術を瞬時に見抜いたものだ。さすがは裕翔の息子といったところかな?」
「…何で親父の事を?あー今はどうでもいいやそんなの」
ミナトはそう言って頭を掻くと、次の瞬間鋭い眼光で睨みつけた。
「お前のこの前のくだらない作戦のせいで凛香はあやうく死にかけた……その借り返させてもらうぜ」
ミナトはそう言い残すと、鋭い殺気を放ちつつシロめがけ走り出した。