津芽湊の暗殺教室 『更新停止中』   作:お薬二錠

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岡「今回の話は、E組男子によるEを目指した壮大なストーリーである…」

そんな大それたものではありません(-ω-;)
ですがこの回は作者お気に入りの岡島君が生き生きしてるのでとても好きです♪

それではどーぞー(*´w`*)
岡「俺たちの勇姿をその目に焼けつけろ‼︎」


Eの時間

イトナがE組に加入してからある日のこと、E組生徒達は放課後を迎えていた。

 

1日が終わり教室を出ようとしたミナトは、机の上で何かを作っているイトナが気になり声をかけた。

 

「何作ってんの?イトナ」

 

「見ての通りラジコンの戦闘車だ。昨日1日あのタコに勉強漬けにされてストレスが溜まったから、こいつで殺してやる」

 

「ふーん」

 

そう呟きつつもミナトはイトナのラジコン政策を眺めていた。よくわからない部品を半田ごてでくっつけたり、配線が多かったり…………

 

 

「なんかスゲーハイテクだな⁉︎」

 

 

イトナが作るラジコンは自作のもので、ミナトの予想以上にハイテクだった。

駆動音は電子制御を多用することで抑え、ガンやカメラはスマホのものを流用し、銃の標準に合わせつつコントローラに映像を送ることができるという優れものだった。

 

 

 

 

 

ミナトの声に興味を抱き、気づけばイトナの周りはラジコン政策を見に来た男子生徒達でいっぱいになっていた。

 

そんな中イトナは一旦作業をやめると生徒達に言った。

 

 

「お前らに教えてやる…狙うべき理想の一点、シロから聞いたターゲットの急所だ。奴には”心臓”がある。位置はネクタイの真下らそこに当たれば一発で絶命できるそうだ」

 

その情報に生徒達が汗をかきつつ驚く中、イトナはラジコンを教員室へ向かわせた。

 

「殺せんせーいないな」

 

「しゃーねぇ、試運転兼ねてそこら辺偵察しようぜ」

 

前原に続いて言った岡島の言葉にイトナは頷き、ラジコンを走らせる。

 

 

 

 

 

その時……ラジコンの前を中村、矢田、倉橋、片岡、岡野が走り抜けていった。

 

 

ちなみにイトナが作ったラジコンにはカメラがついている……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

男子達(磯貝、カルマ、渚、ミナトを除く)はコントローラに送られた映像に釘付けになっていた。

しばらくして岡島が皆に問いかけた。

 

「見えたか?」

 

「いやダメだ…カメラが追いつかなかった、視野が狭すぎる」

 

いつになく真剣な顔つきを見せる岡島の問いに、前原が汗をかきつつ悔しそうに答えた。

 

「カメラもっとデカくて高性能にしたらどーよ?」

 

「…重量がかさむ。機動力が落ち捕捉が難しくなるから却下だ」

 

「ならばカメラのレンズを魚眼にしたらどうだろうか」

 

村松の提案をイトナがキッパリと否定すると、参謀 竹林 孝太郎がメガネをあげつつ言った。

 

「送られた画像をCPUを通して歪み補正すれば、小さいレンズでも広い視野を確保できる。レンズは……お願いできるか?岡島」

 

竹林が問いかけると岡島は壁に寄りかかり、フッと鼻で笑うと答えた。

 

「俺を誰だと思っているんだ竹林……魚眼のレンズならすでに俺の手の中だ」

 

そう言って カメラ整備 岡島 大河が握り拳を男子達の前に差し出し、その手を開いて見せた。その手の中には小型魚眼レンズがあった。

 

「さすが岡島だぜ‼︎」

 

「お前なら持っていると思ってた‼︎」

 

周りからそんな声が上がると岡島は恥ずかしそうによせよと答え、律に言った。

 

「律!歪み補正のプログラムは組めるか?」

 

「はい!用途はよく分かりませんがお任せください!」

 

 

 

 

 

そんなゲスな話を進めていく男子達をミナト、渚、磯貝は遠目に見ていた。

 

「あんなに団結するなんて…」

 

「さすがに僕はついていけないかも…」

 

「俺も無理だな…カルマなんかすでに教室の中から姿を消したぜ…」

 

そんな3人の言葉を耳にした岡島は、ミナト達に手を差し伸べつつ言ってきた。

 

 

「さぁ!お前達も来いよ!一緒に天国という名の楽園を見ようぜ?」

 

 

 

「いや…俺たちはやめとくよ……なぁ?」

 

ミナトが渚と磯貝に問いかけると2人は無言で頷いていた。

 

「お前らそれでも男かよ‼︎」

 

そんな3人の反応に怒りを覚えたのか、前原が叫んだ。

 

「まぁ、まて前原」

 

そんな前原の前に岡島は手を差し出し抑えると、ミナト達の方へ振り返り言った。

 

「お前達はいいさ…磯貝は本校舎の女子生徒からもモテるし、渚もなんだかんだ女子からの評価は高い……そしてミナト‼︎お前にはツンデレスナイパーという最高の彼女がいる‼︎そんなお前らに……俺達の気持ちが分かってたまるか‼︎夏休みの暗殺肝試しを男子と一緒に回った俺の気持ちが分かってたまるか‼︎」

 

 

(((まだ根に持ってたんだ‼︎)))

 

 

 

3人が岡島の嘆きに同じことを思っていると、岡島は笑みを浮かべ振り向きながら言った。

 

 

「フッ…お前達はそこで眺めてるがいいさ……行くぞみんな‼︎これも全て暗殺のためだ‼︎女子(ターゲット)を追え‼︎E組のEはエンドのEじゃない……エロのEだ‼︎」

 

 

「「「おーーー‼︎‼︎」」」

 

 

岡島に賛同する男子達の掛け声と共に、ラジコンは勢いよく走り出した。

 

そして段差から落ち、あっけなく転落した。

 

「…………」

 

「…………」

 

「俺に任せろ、復帰させてくる」

 

しばらく男子達が沈黙に包まれる中、高機動復元士 木村 正義が今まで見たことないくらいの速さでラジコンを戻しに行った。

 

 

「段差に強い足回りも必要だな」

 

「俺が開発するわ、駆動系や金属加工には覚えがある」

 

駆動系設計補助 吉田 大成がそう言うと、偽装効果担当 菅谷 創介が自分のカバンから筆やペンを取り出し言った。

 

「あれじや車体の色が目立ちすぎだ。周りの景色に紛れさせる必要がある……学校迷彩、俺が塗ろう」

 

 

「ラジコンは人間とはサイズが違う、快適に走り回れるよう俺が歩いて地図を作るぜ」

 

ロードマップ製作 前原 陽斗が足をパシッと叩きながら言うと、いつの間にかエプロンを身につけた 糧食補給班 村松 拓哉が言った。

 

「腹減っちゃ戦はできねぇ……校庭のゴーヤでチャンプルーでも作ってやらァ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

男子達が和気藹々と話を進めていくのをミナト達は遠目に見る中、渚が呟いた。

 

「少し心配だったんだ」

 

「何がだ?渚」

 

「無愛想な性格のイトナ君がクラスに馴染めるかどうか……でも心配要らなかったみたいだね」

 

磯貝の問いに渚が笑顔で答えると、ミナトは苦笑しつつ言った。

 

「まぁエロと殺しとモノ作りが、あいつらのツボをがっつり掴んだからだけど…………でも初めから…このE組から始めれば良かったのかもな」

 

そう言うミナトの表情は少し悲しんでいるよう見えると、渚は彼の横顔を見て思った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「化けモンだーーーーーーーッ‼︎」」」

 

そんな時、コントローラに釘付けになっていた男子達が一斉に叫び声をあげた。

 

「逃げろ‼︎」

 

「いや撃て‼︎」

 

「銃の威力が全然足りねぇ‼︎」

 

「てか当たってねぇぞ‼︎」

 

「どけ‼︎俺が変わる‼︎」

 

どうやらラジコンの前にイタチが現れ、BB弾で撃退しようと試みたが威力が足りず、結局ラジコンはイタチによって大破されたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「次からはドライバーとガンナーを分担しないとな……射撃は頼むぜ?千葉」

 

「…おっ……おう」

 

ゲスな笑みを浮かべながら言う岡島の誘いを千葉は断りきれずにいた。

 

そんな中イトナはバラバラになったかラジコンのパーツを手に取り、黒ペンで糸成Ⅰと書き生徒達の方を見て言った。

 

「糸成一号は失敗作だ、だがここから紡いで強くする。百回失敗してもいい、最後には必ず殺す……よろしくなおまえら」

 

糸成の言葉に男子生徒全員が頷いた。

 

みんなの絆が殺意によって結ばれたと感じた時、岡島はよだれを垂らしながら酷い顔で叫んだ。

 

「よっしゃ‼︎三月までにはこいつで女子全員のスカートの中を偵察するぜ‼︎」

 

しかしその声に、先ほどと同じように賛同の声を上げる男子生徒はいない。

 

「どうしたんだよお前ら?」

 

異変に気付いた岡島は男子達に目を移すが、何故か冷や汗をかいていたり、小刻み震えていたりで、何かに怯えているかのように見えた。

 

「岡島…ゆーっくり後ろ見てみ?」

 

 

ミナトの言葉に岡島はなんだよ?とぼやきつつ振り返った。

そしてその顔は瞬時に、恐怖の表情へと変わった。

 

 

「三月までに何を偵察するって言ったのかなー岡島君?詳しく教えて欲しいんだけど?」

 

岡島が振り返ると、片岡を先頭に女子達全員が怒りマークを浮かべつつ睨みつけていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うちの烏間から苦情が来てね…生徒を巻き込む暗殺を続ければ、あのモンスターは責任を感じいずれ教室を去る危険がある。必ず殺す確信が無いなら慎んで欲しいと……それについては私も同感だ」

 

 

防衛省の一室で烏間の上司である尾長剛毅はシロを前に言った。

 

 

「…ま、いいでしょう。しばらく様子を見るとします。こちらも計画の練り直しが必要だし…それに」

 

「それに…?」

 

その言葉に疑問を抱き尾長が聞き返すと、クックックッと笑いながらシロは愉快そうに答えた。

 

「あの教室にはイトナ以上の怪物が結構いる………虫も殺さぬ顔をしているにも関わらず凶悪な殺意を備えている怪物……そして暗殺のためにその身を捧げた怪物………そんな暗殺者が奴を殺るのもまた一興だ。それでもダメなら、最終兵器でも用意しますよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

場所は変わってE組教室内

 

そこでは怒りマークを浮かべた片岡の指示により、男子生徒達がその場に正座させられていた。

 

「それで岡島君?君は何をしようとしてたのかな?」

 

笑顔で問いかける片岡に男子生徒達は恐怖していた。

 

そんな恐怖に耐えきれず、岡島はミナト達の方を見るとあくどい笑みを浮かべ片岡に言った。

 

「裁判長‼︎主犯格は津芽ミナトであります‼︎」

 

「岡島てめぇ‼︎」

 

「本当なの?津芽君」

 

 

ミナトは岡島に向かって叫ぶが、殺気を感じ急いで片岡の方を見ると冷たい目で睨みつけながら怒りマークを浮かべていた。

 

そんな片岡に対しミナトは誤解を解くため必死に叫んだ。

 

「俺は何もやってない‼︎証人だってちゃんといるぞ‼︎」

 

ミナトがそう言うと岡野が渚と磯貝の2人を睨みつけた。

 

「ほ、本当だよ…ミナト君は何もしてない」

 

「渚の言う通りだ、ミナトは無実だよ」

 

 

2人がそう言うと倉橋が天真爛漫な笑顔を浮かべ、それに続いて中村がニヤニヤ笑いながら言った」

 

「そうだよね〜津芽ちゃんには凛香ちゃんがいるんだもん、そんなことするわけ無いよね♪」

 

「そうそう…それにはやみんのスカートの中を覗くなんて、王子様である津芽が絶対阻止するだろうしねw」

 

「ちょっと‼︎何言ってんの莉桜‼︎」

 

 

速水が顔を赤くしながらそう言うとミナトはビシッと岡島達に言った。

 

「中村の言う通りだ。凛香のスカートの中は絶対覗かせない、俺が阻止する‼︎」

 

 

「なんだよミナト、自分の彼女だけ独り占めか⁉︎」

 

 

「当たり前だろ俺の彼女だぞ⁉︎俺の女に手を出すな‼︎」

 

 

その言葉に生徒達がぽかんとしているとミナトも周りの雰囲気に気付いたのか我に返り、速水に視線を移した。

 

速水はミナトの視線に気づくと少し慌てるような動きを見せ、中村の後ろに隠れてしまった。

 

 

「「「爆ぜろ‼︎リア充‼︎」」」

 

目の前の光景に男子達は我慢できずに叫んだ。

 

しかし……

 

「爆ぜるのはあなた達よ‼︎」

 

 

片岡の言葉に男子達は再び恐怖を覚え、女子達による制裁が与えられた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プロジェクトEに参加した生徒達は廊下へと連れて行かれしばらくして教室に戻ってきたが、唯一岡島だけが戻らぬままであった。

 

 

それから3時間後、木に縛り付けられ額に肉と書かれた岡島が遺体となって見つかった。

 

 

 

「勝手に殺すな‼︎」

 

 

 

プロジェクトE………終了…

 




やっぱり岡島君いいキャラしてますね(*´w`*)

次はコードネーム編ですが、その前にオリジナルを一つ入れたいと思います!
こちらはミナトと速水のイチャイチャ回にしようと思うので楽しみにお待ちください♪

湊「何をされんの俺たち⁉︎」

速(少し嬉しいかも…)
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