津芽湊の暗殺教室 『更新停止中』   作:お薬二錠

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いよいよコードネーム編突入です‼︎
私自身ネーミングセンスが無いことをご理解の上読んでいただけると幸いです(´・ω・`)

湊「みんなのコードネームが発表されんのは次回でしょ?」

Σ( ・Д・ )……………それではどうぞ!


名前の時間

翌朝、速水はいつもより早く目を覚ました。

チラッと時計を見ると時刻は5時、こんなに早く起きたのは久しぶりだと思いながら眠い目元を擦ろうとした時、身動きが取れないことに気づいた。

 

(あれ?体が動かない……まさか…金縛り⁉︎)

 

 

寝起きの速水は現状をすぐに理解できなかったが、意識を少しずつ覚醒させると、………ミナトに抱きしめられてることに気づいた。

 

 

「っ‼︎な、なんでミナトが?……そ、それよりもなんとか抜け出さないと」

 

もそもそ

 

「うう…抜け出せない…」

 

もそもそもそもそ

 

「…………このままでもいいかな///」

 

 

そうして速水は再び眠りにつき、次に目を覚ました時には目の前でミナトが土下座しているのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

津芽家を後にした2人がE組の校舎へ続く坂道を登っていると、後ろから中村が駆け寄ってきた。

 

「おっはよーはやみん♪あとついでに津芽もおはよーw」

 

「おはよう莉桜」

 

「おい、なんで俺はついでなんだよ?」

 

「えーだって私のはやみんを奪った奴だしw」

 

中村はそう言いながら速水に抱きついていた。

 

「莉桜苦しい…」

 

「あーごめん、はやみん……ところで2人とも」

 

中村は速水から離れると、ミナトと速水の2人に言った。しかしその時の表情はとてもゲスな笑みを浮かべていた。

 

「昨日のお泊まりはどうでした?w」

 

「「……………え?」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

E組 教室内

 

 

「おいその話本当か⁈」

 

「ああ間違いない、しっかりとこの目で見たからな」

 

教室内では1人の男子生徒を中心に、他の男子生徒達が集まっていた。

 

「くっそー!羨ましいぜ!」

 

「お前も周りから見れば羨ましがられるほどモテてるだろ?」

 

悔しそうに叫ぶ前原を磯貝が落ち着かせてる隣で、菅谷と三村は言った。

 

「ミナトも隅に置けない奴だな」

 

「まぁ昔と比べればあいつも積極的になったってことだよw」

 

そんな時中心となっていた人物は立ち上がり言った。

 

 

「許せーん‼︎俺がこんな悲しい思いをしているのに、あいつは彼女とお泊まりなんて……こりゃ制裁を与えないといけないな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「何を与えるって?岡島」

 

その瞬間、教室内の温度が一気に下がった………ような気がした。

 

 

周りの男子生徒達は苦笑いを浮かべつつ冷や汗をかくなか、頭を鷲掴みにされた岡島はゆっくりと目線を後ろに移した。

 

 

「お…お…お……」

 

「おはよ〜岡島♪朝から悪いんだけど、いろいろ聞きたいから一緒に廊下に来てくれないかな〜?」

 

「その…拒否権……とか」

 

「あると思ってんの?」

 

「いいえ」

 

ミナトは岡島の首根っこを掴み廊下へ連れ出すと、入れ違いに中村と速水が教室に入ってきた。

 

「中村、お前しゃべったのか?」

 

「アハハ、ごめんごめん。岡島が2人の後をつけて家に入るとこを見たって自慢気に話してたこと言っちゃったよw」

 

中村は前原の問いに笑いながら答えるとそのまま言い続けた。

 

「そりゃ〜言っちゃいけないって分かってたけど………あいつの笑顔たま〜にちょー怖いからさ…」

 

「確かに…さっきの笑顔も俺には悪魔が笑ってるように見えた」

 

「俺は閻魔大王に見えたよ…」

 

「俺には死神が微笑んでるように見えたな」

 

 

「もっとまともな例えはないのかよ…」

 

「「「‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎」」」

 

千葉と村松とイトナがミナトの先ほどの笑顔を思い出していると、不意にミナトが男子達の輪の中に現れた。

 

「ミ、ミナト君…岡島君は?」

 

「岡島なら廊下で寝てるよ♪」

 

(((やっぱりこいつの笑顔は怖い‼︎)))

 

渚の問いにニコッと笑って答えるミナトを目に、彼らは再び恐怖心を抱いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後ミナトは教壇に上がり、誤解の無いようしっかりと生徒達に説明した。

 

「ってわけで俺は凛香のお母さんから、今晩凛香を俺の家に泊めてほしいって頼まれたんだよ………何か質問は?」

 

「はーい!」

 

ミナトが生徒達に問いかけると、中村が元気よく手を挙げた。

 

「津芽とはやみんの他に誰かいたの?」

 

「…いや、じいちゃんとばあちゃんも雨で帰れなかったから出かけ先の旅館に泊まっていなかった。姉ちゃんは仕事の都合で海外に行ってて…うちにいたのは俺と凛香、あと日和号だけだった」

 

「ほぉ〜?」

 

中村がニヤニヤしながら不謹慎な声を出すのを、ミナトと速水は睨みつけてやめさせた。

 

「はい質問‼︎」

 

「…………」

 

「やましいことは無かったのか?」

 

「…俺を怒らせてそんなに死にたいのか?………岡島‼︎」

 

ミナトが叫ぶと共に岡島は急いで教室を飛び出し、ミナトは猛スピードで追いかけていった。

 

「いま私にはミナト君が、金髪でサングラスをかけたバーテンダーに見えたよ‼︎」

 

「不破にしてはメジャーなキャラクターで例えたね」

 

生徒達が苦笑いを浮かべる中、不破の言葉に竹林はメガネをクイと上げ言った。

 

その後、速水の説明により2人は誤解されることなく事はすんだ。

 

しかしその際、速水が質問攻めにされ終始赤くなっていたことをミナトは知らなかった。

 

 

そしてミナトと瀕死状態の岡島が戻り、E組は普段通りに授業が始まっていく……

 

しかし木村正義の姿だけが教室内に無かった……

 

「俺が瀕死状態なのに普段通りとか言うなよ‼︎」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

木村正義は先日の帰り道で雨に降られ風邪を引き病院にいた。

 

(くっそー…よりによってあんな土砂降りの中、傘を忘れて走って帰ることになるなんて…)

 

木村はそんなことを思いながら、受付を何度もチラ見していた。

 

(病院は嫌いだ……この病院は皆フルネームで呼ぶ。全く……これのせいで俺の人生苦労が絶えないよ)

 

木村がマスクを上げつつ苦悩していると、受付の看護婦さんが次の診察の人を呼び上げようとした。だがその時………彼女は驚愕した。

 

(え⁉︎これって…本名なの⁉︎まさかそんなはずは………でもあながち間違いでも無いし……あーこれで誰も来なかったら私とても恥ずかしいじゃない‼︎)

 

「き…きむら……じゃすてぃすさーん…」

 

ぶふぉっ‼︎

 

受付の看護婦さんが呼び上げた名に、同じように診察に来ていた人がお茶を吹き出すのと同時に木村はため息を吐き、診察室へ向かっていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして翌日………

 

 

「正義(ジャスティス)⁉︎てっきり正義(まさよし)かと思ってた…」

 

風邪が治り学校に来た木村の本名を知った茅野は驚きの声を上げていた。

 

「皆武士の情けで”まさよし”って読んでくれてんだよ。殺せんせーにもそう呼ぶように頼んでるしな」

 

「入学式で聞いた時はビビったよなー」

 

「ああ、本校舎の先生も名前呼び上げる時めっちゃ驚いてたしな」

 

「卒業式でまた公開処刑されると思うと嫌ったらねーよ」

 

菅谷と岡島が入学式のことを思い出していると木村はため息を吐き言った。

 

木村の両親は警察官らしく、正義感で舞い上がりつけられた名前らしい…

 

そんな話を聞いてたミナトは一つの疑問を抱いた。

 

「あれ?入学式の時に名前呼ばれてんなら、茅野も木村の本名知ってたんじゃないの?」

 

「私3年生の時に転入してきたから、学校の行事とかもよく分からないんだよね」

 

「そうだったの⁉︎それは知らなかった…」

 

ミナトが茅野が転入してきたということに驚いていると、木村は頬杖をつきつつ言った。

 

「全く子どもが学校でどんだけからかわれてるか、考えたこともねーんだろーな」

 

「そんなモンよ親なんて」

 

珍しく狭間が会話に混ざって来ると、木村に顔を近づけつつ言い続けた。

 

「私なんてこの顔で綺羅々よきらら‼︎きららっぽく見えるかしら?」

 

「い、いや…」

 

「うちの母親メルヘン脳のくせに…気に入らないことがあったらすぐヒステリックにわめき散らす…そんなストレスかかる家で育って、名前通り可愛らしく育つわけ無いのにね」

 

「大変だねーみんなへんてこな名前付けられて」

 

「「「お前が言うか⁉︎」」」

 

のんきに言ってきたのはカルマだった。カルマは皆のツッコミを気にすることなく言い続けた。

 

「俺は結構気に入ってるよこの名前。親のへんてこセンスが子どもがにも遺伝したんだろーね」

 

カルマの言葉を聞き木村がうーんと唸っていると、突然殺せんせーがカルマの真横に現れた。

 

「先生も名前については不満があります」

 

 

「殺せんせーは気に入ってんじゃん。茅野がつけたその名前」

 

「気に入ってるから不満なんです」

 

杉野の言葉に殺せんせーは不満げに答えると言い続けた。

 

「未だに2名ほどその名前で呼んでくれない者がいる…烏間先生なんて、”おい”とか”おまえ”とかってしか呼んでくれないんですよ…」

 

嘆く殺せんせーからイリーナと烏間が目線を逸らすと、矢田が何か思いつき提案した。

 

「じゃーさ、いっそのことコードネームで呼び合うってどう?南の島であった殺し屋さん達もコードネームで呼び合ってたし、なんかそういうのカッコよくない?」

 

「なるほど良い案です。ついでに頭の固いあの2人もあだ名で呼ぶことに慣れてもらいましょう」

 

そう言うと殺せんせーは生徒1人1人に紙を渡した。

 

「皆さん、今渡した紙に全員分のコードネーム候補を書いてください。その中から先生が無作為に一枚引いたものが皆さんの今日のコードネームです」

 

 

 

(俺、ネーミングセンス無いんだよな…)

 

ミナトは頭をかきながら悩みつつも、必死にペンを走らせた。

 

「今日1日は名前で呼ぶのを禁止とします‼︎」

 

 

皆は悩みつつも全員分のコードネーム候補を書き、そして………生徒達全員のコードネームが決定した!

 

 

「ヌルフフフ、それでは皆さん次の授業の体育から今決まったコードネームを使ってくださいね」

 

ヌルフフフと笑う殺せんせーに対し、生徒達のほとんどがげんなりしていた。

 




ミナトのコードネームは次回発表します!
まぁ私のネーミングセンスはゼロなんで温かい目で見てくださいw

感想お待ちしてますv(`ゝω・´)
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