津芽湊の暗殺教室 『更新停止中』   作:お薬二錠

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おはようございます‼︎
仕事が休みなのとテンションが高かったので今回はちゃっちゃっとかけましたw

アニメも死神編に近づきつつあります…
2期はどこまでやるのかなか?竹林のところなどがカットされていたので残念ですが、動き回るキャラ達をニヤニヤしながら見ている作者でありますw

それではどーぞv(`ゝω・´)


プレゼントの時間

ミヤコが自分の過去を明かし正式にE組の一員となり、生徒達は放課後を迎え帰路についていた。そんな中、杉野は烏間先生からもらった超体育着の話を始めた。

 

「にしてもすげぇプレゼントもらったな。ああいうのはテンション上がるよな男子としてはさ‼︎」

 

杉野の言葉に周りにいた男子達は頷いていた。そんな時、後ろからイリーナがやってきて得意げに話し始めた。

 

「女子のはね、私がデザイン案を出したのよ」

 

「ビッチ先生が?」

 

「カラスマの奴、男女同じ服にしようとしてたから女子はもっと体のライン出しなさいって言ってやったのよ」

 

そう言ってイリーナは自分が考えた3つの案のイメージ図を見せてきた。

 

「可愛いけど防御力落ちたね…」

 

「案3とか恥ずかしくて絶対に着れない」

 

案3はもはや服ではなく水着というぐらい肌の露出が多く、神崎や奥田は顔を赤くしながら手で覆い隠していた。

 

「いや〜俺は案3の方がいいと思うけどな〜」

 

「岡島御愁傷様……」

 

ゲスな笑みを浮かべる岡島の隣でミナトは哀れみの目を向けると、次の瞬間岡島は女子に袋叩きにされていた。

 

「女心を分かってないのよあいつは……結局私にプレゼントくれなかったし」

 

「プレゼント?」

 

「そう!プレゼント‼︎」

 

速水が聞き返すとイリーナは不機嫌になりズンズンと坂を下りていった。途中「あのタコでさえわかってたのに‼︎」とか「あー思い出したら腹立ってきた‼︎」などイリーナの大声が聞こえ、生徒達は烏間がイリーナにプレゼントする理由を考え始める。

 

すると不破が少し分厚めの本を読み始め、理由がわかったのか大きな声を出した。

 

「わかった‼︎」

 

その声に生徒達は驚き、一斉に不破の方に目を向ける。

 

「わかったの不破さん?」

 

「謎は全て解けたわ……4日前の10月10日ビッチ先生の誕生日だったの」

 

4日前ということを思い出し、岡島が呟いた。

 

「そっか……俺等が課外授業やってる間に過ぎてたのか…」

 

「烏間先生がくれるのを期待したけど案の定何も無く、プライド高いビッチ先生からは言い出せなかったんだね……」

 

「私達が騒ぎ起こしたのにも一因あるかも……」

 

矢田と倉橋が申し訳なさそうな表情で言うと、前原がゲスな笑みを浮かべ提案した。

 

「なら、俺等が背中押してやるしかねーだろ」

 

その言葉に生徒達は頷き、ビッチ先生と烏間先生をくっつける計画第二弾について生徒達は話し始めた。

 

そんな中、渚は不破がどうやってイリーナの誕生日を知ったのか問いかける。得意げに答える不破の手には先ほどの少し分厚い本があった。

 

「全てはこれに書かれているのだ‼︎公式キャラクターブック名簿の時間‼︎私達のあんなことやこんなことまで書かれてるよ♪」

 

「発言がメタすぎるよ不破さん‼︎」

 

そんな渚と不破の隣で津芽兄妹は、肩を落とししょんぼりしていた。

 

「ど、どうしたのミナト君?津芽さん?」

 

「いや…そのキャラクターブックに俺等のこと書いてないんだろうなーと思って……」

 

「仕方ないですよ兄様…所詮私たちはオリキャラですから……」

 

しょんぼりする2人を目に生徒達は何とも言えない表情を浮かべる。そんな中、片岡は場の雰囲気を切り替えようと慌てて言い出した。

 

「と、とにかく実行は明日!詳しい内容はグループLI◯Eで連絡するね!」

 

「「「「「はーい」」」」」

 

 

片岡の言葉に皆が賛同する中、ミナトはミヤコに問いかけた。

 

「そう言えばミヤコってさ、親父が今どこにいるか知ってんの?」

 

「お父様なら体育祭の前日に、実験の手伝いをしなければならないと言ってアメリカに行きましたよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日生徒達によるイリーナ&烏間くっつけ計画第二弾が実行された。

 

 

「いたいたビッチ先生、またフランス語会話教えてください!」

 

「…ああメグ、アンタそーいや外国で仕事がしたいんだっけ?」

 

「はい、漠然とだけどね。それよりも早く早く、天気もいい気外でやろーよ外で!」

 

「ちょっ、ちょっと待ちなさいよ」

 

そう言いつつ片岡に連れて行かれるイリーナを、教員室で作業していた烏間と真琴は不思議そうな表情で見ていた。すると真琴は矢田が手招きしているのに気づき、烏間に怪しまれないよう自然と教員室を後にする。

 

 

 

 

「…………というわけなの」

 

矢田から計画の内容を聞いた真琴は笑みを浮かべ言った。

 

「本当にイリーナは君たちに愛されてるな。分かった、私も出来ることは協力しよう」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃買い出し班は………

 

「ビッチ先生のプレゼントか〜あの人大概のプレゼントはもらった事あるだろうからな〜」

 

「難しいねー」

 

杉野と茅野が言うと、ミナトは渚が持つクラスのカンパを目に言った。

 

「カンパは総額五千円、この額で大人から大人にふさわしいようなプレゼントなんてあんのかね…」

 

そんな事を話している時、近くに停めてあるワゴン車で作業をしていた男の人が声をかけてきた。

 

「やっぱりそうだ、ねぇ君達‼︎」

 

渚達はその声に振り返ると、松方さんに怪我をさせてしまった時救急車を呼んでくれた花屋さんがそこにいた。

 

「その後大丈夫だったのかい?おじいさんの足の怪我……」

 

「まぁ…何とか、お詫びしてタダ働きして許してもらいました」

 

渚が苦笑しながら答えると花屋の男は笑みを浮かべた。

 

「そっか、大事にならず良かったね。それと今プレゼントが欲しいとか言ってたね。大人にあげるにふさわしい………そこでだ、こんなのはどうかな?」

 

そう言うと花屋の男は神崎の前に一輪のバラを差し出して見せた。

 

たった一輪でありながらもそのバラの華やかさに、女子達は表情を明るくする。

 

「1週間程度で枯れるものに数千〜数万円、ブランド物のバッグより実はずっと贅沢なんだ。プレゼントなんて選び放題のこの現代に、花が第一線で通用するのは何故だと思う?」

 

男が話しながら手早く花束を集める姿を、ミナトは何も言わず黙って見ていた。

 

「心じゃないんだ色や形、香りや儚さが人間の本能にピッタリとはまるからなんだ」

 

男の演説に奥田は感動しつつ呟いた。

 

「説得力ありますね!」

 

「だねー電卓持ってなきゃ名演説だけどw」

 

カルマの言葉に男は苦笑を浮かべながら答える。

 

「ハハッばれたか……一応商売なんでね。君達と会えたのも花の縁だ、安くしとくよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

渚達は5千円ぶんの花束を受け取ると、その場を後にした。

 

「良い人だったねあの花屋さん」

 

茅野の言葉に渚が振り返ると、花屋の男は自分達に手を振ってくれていた。

 

(安心できる人だったな。ふわっとして……それこそ花みたいで)

 

そんな時、神崎は何か考え込んでいるミナトに気づき問いかけた。

 

「どうかした津芽君?」

 

「ん?いやー良い人だったな〜って思ってさ」

 

ミナトの言葉に神崎はうんと答え、奥田と共に花束に目を移していた。そんな光景を後ろから見つつミナトは呟いた。

 

「本当に良い人すぎてたな………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

花屋の男は生徒達の姿が見えなくなるまで手を振り続け、見えなくなると手を下ろし胸ポケットからカロリーメイ◯を取り出し口にした。

 

(あの子達の中に1人だけ僕を疑いの目で見ていた者がいた………流石は彼が注目するだけの事はあるね)

 

「すいません、花を買いたいんですけど……」

 

「あぁすいません今すぐに………………何で君がここにいるんだいデュラハン?」

 

目の前には紫のスーツを着こなし笑みを浮かべる男の人がいた。デュラハンと呼ばれた彼は何かを企む笑みを浮かべて言った。

 

「近々こっちで仕事があってね。そしたら君がそろそろ動く事を知ったから、こうして挨拶に来たわけ♪」

 

「そうか……それなら早急にお引き取り願おう。君の顔は2度と見たくないんだ」

 

「怖い怖いw君に怪我を負わせ長い時間仕事が出来なくした事、まだ怒っているのかい?」

 

その言葉に苛立ちを覚え花屋の男は胸ポケットに手を伸ばす。だがそれよりも速く、デュラハンの人差し指が彼の額を突いていた。

 

「今ので君は…一回死んだよ?」

 

冷たくも心に脳に直接語りかけてくるような声に恐怖しつつも花屋の男は彼の手を払いのけた。

 

「まぁ君の仕事が終わるまで僕は何もしないよw成功する事を祈っているよ、頑張ってくれたまえ〜♪」

 

花屋の男は舌打ち混じりにその場を去るデュラハンの後ろ姿を目にするが、気づいた時には彼の隣に2つの人影があった。

 

「くそっ……今回のターゲットを殺した後は必ずお前も殺してやる」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミナト達は学校へ戻り教員室で作業していた烏間の元に足を運んだ。

 

「イリーナに誕生日の花束?………君等がが渡した方が喜ぶだろう」

 

ミナトは事情を説明したが、烏間にその気は全く無くミナト達は苦笑を浮かべていた。

 

(やっぱり気づいてないかこの人)

 

(まぁ予想通りっちゃ予想通りだけど…)

 

(どーするの?)

 

(えーい何でも良いから渡さしとけ、そっから先はなるようになれよ)

 

渚、ミナト、茅野、杉野が小声で話し合ってると、その光景を目にし烏間の前で作業していた真琴が言った。

 

「イリーナもこの暗殺教室に必要な戦力だ。同僚の人心掌握も責任者の仕事だと思うぞ?」

 

真琴の気遣いにカルマは合わせて言った。

 

「そーそー、泉先生の言う通りだと思うよ?あ、俺等が用意したのはナイショね」

 

「………一理あるな」

 

そう言うと烏間は渚から花束を受け取った。

 

「分かった俺から渡そう。気遣いに感謝する」

 

烏間の言葉に渚達はホッとし安堵の表情を浮かべ、ミナトは気を遣ってくれた真琴に軽く頭を下げた。

 

その頃校庭にいた生徒達は教員室内から出された奥田の合図に気づき、急いで教室内に戻っていく。それを見た真琴も怪しまれないように教員室を後にした。

 

イリーナが再び寂しい1日に逆戻りしたと苛立ちながら教員室に向かい、烏間に愚痴を言おうと扉を開けた時だった。

 

「丁度良いイリーナ」

 

「……カラスマ?」

 

「誕生日おめでとう」

 

烏間はそう言ってイリーナに花束を渡す。突然のことに驚きつつもイリーナは頬を赤く染め烏間を見上げていた。

 

「遅れてすまなかった。色々と忙しくてな」

 

「やっば…超うれしい……ありがとう。あんたのくせに上出来よ、なんか企んでんじゃないでしょうね」

 

イリーナは花束を目に嬉しそうな笑みを浮かべる。そんな光景を生徒達は窓から覗き込んでいた。だが幸せそうな雰囲気の中、烏間はいつも通りに言った。

 

「バカ言え祝いたいのは本心だ。おそらく最初で最後の誕生祝いだしな」

 

「何よ最初で最後って」

 

「当然だ。任務を終えるか地球が終わるか2つに1つ。どちらにせよ今の環境はあと半年もせず終わるんだからな」

 

その言葉を教員室の外で聞いていた真琴は、深くため息をついた。

 

イリーナは烏間からプレゼントをもらい舞い上がった自分がバカらしくなり、烏間の横を通り過ぎると勢いよく窓ガラスを開け放った。窓ガラスを開け放つと生徒達は気まずそうな表情を浮かべ、吉田はバレたかと呟いていた。

 

「………こんな事だろうと思ったわ。この堅物が誕生日に花贈るなんて思いつくはずないもんね」

 

そう言うとイリーナは素早く小銃を抜き取り発砲する。発砲された弾丸は奥田と竹林の間を通り過ぎ、うしろの木に命中した。

 

「楽しんでくれた?プロの殺し屋がガキ共のシナリオに踊らされる姿見て」

 

 

 

 

その時イリーナは思い出した。

 

自分はただ、仕事の為に平和な世界に住む彼等と先生ごっこをしていただけという事を…………

 

 

 

 

 

「おかげで目が覚めたわ…最高のプレゼントをありがと」

 

そう言うとイリーナは自分の荷物を持ち、呼びかける生徒達に答える事無く全て無視して去っていった。

 

「烏間先生‼︎なんか冷たくないすかさっきの一言‼︎」

 

「まさか…まだ気づいてないんですか⁉︎」

 

前原と岡野の言葉に烏間は振り返る事無く答える。

 

「そこまで俺が鈍く見えるか……非情と思われても仕方ないがあのまま冷静さを欠き続けるなら俺は他の暗殺者を雇う。色恋で鈍るような刃なら、ここで仕事する資格は無い」

 

そう言って烏間が教員室をあとにすると、入れ違いに真琴が入ってきて生徒達の元に歩み寄り言った。

 

「烏間は厳しい人だ。自分にも一人前の大人にも。君達は暗殺者という立場だが、彼はこの場の責任を負わされている。彼の主張も分かってやってほしい」

 

真琴の言葉に生徒達は納得いかないという表情を浮かべていたが、深いため息をつき真琴は言い続けた。

 

「それでも烏間は少し堅物すぎると思うがな」

 

苦笑する真琴を目に、生徒達は余計な事をしたかもしれないと罪悪感に包まれていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あーもーハラ立つ‼︎カラスマの奴……あんなモンクソスマよクソスマ‼︎言いにくい‼︎」

 

イリーナは不満を爆発させながら帰路についていた。だが何か思い詰めふと足を止めると、悲しげな表情を浮かべた。

 

(……でも潮時だったのかもしれない。私の力であそこにいても、多分もう獲られる物は何も無いから)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(カメラも盗聴器も付けるそばからあの怪物に撤去される。だが最新の情報は労をせず得られた……動く時だ)

 

1人の男はカロリーメイ◯を口にしつつ、帰路につくイリーナに気づかれる事無く彼女の姿を目に写す。

 

「畏れるなかれ…君はもう学校へ戻る事はない」

 

「いよいよだね♪」

 

「うん………」

 

男の側には亜衣と彩の姿があり、彼女達は溢れる殺意を抑え楽しみと言わんばかりの笑顔を浮かべていた。

 

「それで最初の仕事は彼女をある程度痛めつけアジトに連れて行けばいいのよね?」

 

不意にかけられた声に男は振り返ると彩や亜衣よりも背が高く、長い髪をポニーテールでまとめた女の人が立っていた。

 

「ああ、その通りだ。任せたよ?」

 

「言われなくても」

 

そう言ってイリーナのあとをつける女の腰には二本の剣銃が備え付けられていた。

 




買い出し班は渚、杉野、カルマ、ミナト、奥田、茅野、神崎の7人です。それ以外はビッチ先生を引きつけているといった設定です。

死神とジョジョに近づきつつあるデュラハン……今後の展開にご期待ください!

湊「徐々がジョジョになってるぞ?」

鮫「そこにシビれる憧れるぅ〜‼︎」

都「次回もお楽しみに」
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