そのため話し長め、グタグタとなっています。
外を走る車の音でミナトは目を覚ます。寝起きなのでまだ目は閉じたままだった。
「昨日のイベント終わる前にクリアできてよかった〜」
ミナトはあくびをしながら呟く。
「やばっ!そういえば今日は…」
ミナトは病室にかけられていたカレンダーを見る。
今日は7月12日
ミナトにとっては大切な日であった。
(まぁ、修学旅行の時のお礼も兼ねてね)
ミナトはベットから出て、井武鬼が持ってきた服に着替える。
荷物をまとめ病室を出ようとしたその時だった。
「津芽さん何してるんですか⁉︎」
「あーナースさん、もう治ったんで退院しますね。」
「そんな津芽さんが決められることじゃないです!」
「えー、どうしても今日退院したいんですよ」
笑顔で応えるミナトにナースは深くため息をついた。
「じゃあ今から先生呼んできますから待っててください。」
「はーい。」
それから先生に診断され、怪我もほとんど完治していたのでミナトはなんとか退院することが出来た。
「まったく君の治癒力にも驚いたもんだ。」
「昔から治り早いんでv(`ゝω・´)それじゃ先生お世話になりました。」
そう言うミナトを医師とナースは見送っていた。
「先生!」
するとこちらに向かって別のナースが走ってきた。
「どうした?」
「309号室の患者さんの容態が!」
「今すぐご家族の方を呼びなさい!」
そのころ…
速水は窓から差す太陽の光に起こされた。
「あっつ…」
速水は部屋にかけられているカレンダーを見る。ページは7月 夏を迎えていた。
「そりゃ夏だし暑いのは当たり前か…」
そんなことを呟きながら速水は、今日の日付を見てあることを思い出す。
「そっか…今日は…
私の誕生日か…」
携帯を見るとクラスの女子からおめでとうメールが送られている。
内容を確認していると、一件のメールが届いた。送り主は倉橋だった。
『今日、桃花ちゃんとメグちゃん誘って一緒に遊ぼ〜』
という内容だった。速水は今日予定が無いことを確認すると
『集合場所は?』と返信し、私服に着替えいつものように髪を二つ結びにした。
(そういえばあいつからは来てなかったな…)
そんなことを考えつつ家を出ようとした時母に声をかける。
「友達と出かけてくる…」
「遊ぶよりも大切なことがあるでしょ?」
速水は母の言葉に応えることなく、家を後にした。
母親とはE組に落ちてから確執を持つようになり、お互い口をきくことは少なくなっていた。
「はぁ…」
速水はため息をつくと、倉橋達との約束の場所へ向かって歩き始めた。
倉橋、矢田、片岡の3人と合流した速水は服屋を見て回ったり倉橋達から誕生日プレゼントをもらった後、マク◯ナルドで昼食を取っていた。
最初は最近暑くなったとか、今日買った服いつ着ようとか他愛もない話をしていたが、そんな中倉橋は急に話を変えてきた。
「そういえば、凛香ちゃんって最近変わったよね〜」
「え?変わった…かな?」
「私もそう思うよ。」
そう言ったのは片岡だった。
「今の速水さん昔と比べて、感情豊かって言うか、毎日楽しそうだし。」
(私が感情豊か?楽しそう?)
速水は片岡と倉橋の言葉がいまひとつ理解できずにいた。そんな中、矢田は自信ありげに話し始める。
「凛香ちゃんが変わったのも津芽君のおかげかもね〜」
「なっ‼︎どうして津芽が出てくるのよ?」
「だって凛香ちゃん、津芽ちゃんのこと好きでしょ?」
「なんでそうなるのよ!」
「私は結構お似合いのカップルだと思うけどな。」
「ちょ、片岡までそんなこと言わないでよ!」
「フフ、ほら津芽君も私達に昔のこと隠してたでしょ?速水さんもあまり表に出さないところが似てると思って。」
「そうそう、それに凛香ちゃん津芽君のことになると、とてもわかりやすいもん!」
片岡と矢田の2人に言われ、速水は顔が赤くなっているのがバレないよう俯いていた。
そんな時、倉橋の携帯に着信が入る。
「あ、ビッチ先生からメールだ。」
珍しいねと矢田が言いつつ、倉橋はメールの内容を確認すると速水にその画面を見せながら言った。
「これから津芽君のお見舞い行こう‼︎」
「え?」
速水は携帯の画面を見る
『津芽の容態がかなり良くなったから速水でも誘ってお見舞い行ってあげなさい。』
「ビッチ先生余計なことを…」
「まぁ、津芽君も速水さんがお見舞いに来てくれたら喜ぶよ。」
片岡に言われ速水はますます赤くなる。
「わかった…でもこれはただお見舞いに行くだけだからね!ただのクラスメイトとして!」
「「わかってるよー」」
矢田と倉橋が微笑みながら応える、片岡もまたその光景を笑顔で眺めていた。
「そうと決まれば行こー!」
そう言って矢田は立ち上がるが勢い良く立ち上がったため、近くを歩いていた高校生にぶつかってしまった。
「矢田さん大丈夫?」
「う、うん…」
「イテテ…先にこっちの心配しろよ…」
「あ、ごごめんなさい!」
矢田はぶつかった相手に謝るが高校生は力強く言いつけた。
「お前がぶつかったせいで俺の昼飯ダメになっちったじゃねぇかよ!」
「お金なら私が払いますからそれで許してもらえませんか?」
片岡の発言に高校生は少し考えてから応えた。
「んーダメだね〜かわりに今から俺らと遊んでくれるってんならいいけどw」
そう言うと後ろから数人の仲間が出てきた。他のお客も何かが起こっていることには気づいていたが、高校生達の圧力に何もできずにいた。
どうすればこの場を乗り切れるか速水が考えている時だった。
「お客様、ご注文のマスタードでございます。」
そう言った男は、彼らの1人の目にマスタードをぶちまけた。
「あ〜あ〜目がぁ〜目がぁ〜‼︎」
マスタードをかけられた青年は、どこぞの大佐のように目を抑え悶えていた。
「お前誰だよ!」
「初対面の相手にいきなり疑問ぶつけるなよ〜」
(((マスタードかけた奴が言うな‼︎)))
茶髪、ピアス、ブレスレット
笑いながら高校生を見ている少年に倉橋達は見覚えがあった。
「何で、副会長さんがここに?」
片岡が言うと副会長、鮫島海莉は笑顔で応える。
「今月のハッピーセットドラゴンボールなんだ。」
(どんな理由だよ‼︎)
その場にいた全員が心の中で突っ込んだ。
プール騒動、期末テストはこの話の後に書く予定です!
鮫島の彼女募集アンケートまだまだ実施中です!
感想、ご指摘お待ちしてますv(`ゝω・´)