津芽湊の暗殺教室 『更新停止中』   作:お薬二錠

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南の島編どんな感じに書き進めていくか今からワクワクしています(*´w`*)


奇襲の時間

突如倒れてもだえ苦しむ生徒達、そんな中かかってきた非通知設定の電話、烏間は嫌な予感をしつつ相手に問いかけた。

 

 

「何者だ?」

 

『俺が何者かなどどうでもいい、賞金百億を狙ってるのはガキ共だけじゃないって事さ』

 

「…生徒達に何をした」

 

烏間の声にはハッキリと怒りが込められていた。

 

『人工的に作り出したウイルスだ…感染力はやや低いが一度感染したら最後…一週間もすれば全身の細胞がグズグズになり死に至る…治療薬もオリジナルでね、あいにくこちらにしか手持ちが無い』

 

それから相手は少し間を空け、何かを見て楽しんでいるのか愉快に笑い出した。

 

 

 

『どうやらクラスの半数はウイルスに感染したようだな。フフフ結構結構』

 

 

「何が目的だ…」

 

『山頂にホテルが見えるだろう、そこまでその賞金首を持ってこい。1時間以内にだ。フロントに話は通してある、素直に来れば賞金首と薬の交換はすぐに済むさ…だが先生賞金首を持ってくるのはあんたじゃない、動ける生徒の中で最も背が低い男女2人に持って来させろ』

 

そう言われた烏間は反射的に渚と茅野の方を見る。烏間の焦った表情に2人も気付いていた。

 

『だが、外部と連絡を取ったり…1時間を少しでも遅れれば…即座に治療薬は破壊する。生徒達の命は私の手の中にあると思っていてくれ。礼を言うよ、よくぞそいつを行動不能まで追い込んでくれた、天は我々の見方のようだ』

 

通話はそこで途切れた、予想だにしなかった第三者の襲撃、烏間は怒り完全防御形態の殺せんせーを机に叩きつけていた。

そんな烏間に歩み寄る生徒が1人

 

 

「烏間先生、とりあえず電話の相手の要求を俺達にも教えてください」

 

「津芽君…」

 

ミナトの言葉に烏間は冷静さを取り戻し、生徒達に事情を説明した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

烏間の言葉に生徒達は驚きを隠せず、烏間も電話の相手が誰なのか疑問に抱いていた。

 

「烏間さん、案の定ダメです。政府としてあのホテルに宿泊者を問い合わせても…”プライバシー”を、繰り返すばかりで…」

 

部下の鵜飼の言葉に烏間はやはりかと応える。

 

「どういうことですか?烏間先生」

殺せんせーの問いに烏間は応えた。

 

「警視庁の知人から聞いた話だが…相手の指定した山頂のあのホテルには国内外のマフィア勢力やそれらと繋がる財界人らが出入りしていると聞く…政府のお偉いさんともパイプがあり、うかつに警察も手がだせん…」

 

「それに私兵達の厳重な警備もいるって聞いたこともあります」

烏間の言葉にミナトは付け足していった。

 

「そうか君のお姉さんは警察官だったな」

 

そんな中寺坂は腹を立てつつ烏間に言った。

 

「言うこと聞くのも危険すぎんぜ、一番チビの2人で来いだぁ?このちんちくりん共だぞ⁉︎人質増やすよーなモンだろ‼︎」

 

そう言いながら寺坂は渚と茅野の頭をドスドス叩いている。

 

寺坂、茅野がめっちゃ怒ってるからやめとけ…

 

寺坂はさらに言い続けた。

「第一よ、こんなやり方する奴等にムカついてしゃうがねぇ!人のツレにまで手ェ出しやがって 要求なんざ全シカトだ‼︎今すぐ全員都会の病院に運んで…」

 

「…賛成しないな」

そう言って寺坂の言葉を遮ったのは竹林だった。

 

「なんだよ竹林…このままこいつらが苦しんでるの黙って見てろってのかよ⁉︎」

 

「落ち着けよ寺坂、竹林の話を聞こうぜ」

吉田に止められ寺坂は竹林に掴みかかろうとした手を下ろす。

 

「もし本当に人工的に作ったウイルスならそれに対応できる薬はどんな大病院にも置いていない。いざ運んで無駄足になれば患者の負担を増やすだけだ…応急処置はしとくから急いで取引に行った方がいい」

 

「竹林…」

竹林の言葉に寺坂も考えを改めていた。

 

殺せんせーが動ける状態ならなんとかなったかもしれない…

でも今は24時間身動き取れない完全防御形態になっている

暗殺が下手に良いところまで行ったせいで…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

烏間は考えていた

(2人が渡しに行ったとしても、薬も渡さず2人を人質に取り逃げられる可能性もある…どうする…交渉期限は1時間も無い…)

 

その時だった。

 

「良い方法がありますよ」

 

「え…?」

 

「病院に逃げるよりおとなしく従うよりは、律さん頼んだ下調べは終わってますか?」

 

「はい!殺せんせー、OKです♪」

 

会話の内容に生徒達がついていけずにいる中、殺せんせーは言い続けた。

 

「元気な人は来て下さい、汚れてもいい格好でね。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

殺せんせーの言葉と共に生徒達が準備を始める中、ミナトは1人部屋に戻っていた。

 

(親父はこうなることを予想してたのか?それとも、親父の仕業……いや、それならわざわざこんなもん送ってこないか…)

 

ミナトが手にしたのは竹刀袋。

本来は竹刀を入れるための袋だが、ミナトは中身を南の島に着いたとき確認していた。それと同時に袋の中身に疑問を抱いていた。

 

(全く、こんなの竹刀袋に入れるなっての…)

 

ミナトは竹刀袋を持ち、殺せんせーの元へ向かう途中竹林に呼び止められる。

 

 

「ミナト!」

呼び止める竹林は不安そうな表情を見せていた。

 

「大丈夫、ちゃんと薬もらって戻ってくるよ。だから岡島を、他の皆を頼んだ‼︎」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから動けるメンバーは、山頂のホテルの裏にある崖下にやってきた。

 

「あのホテルは正面玄関と敷地一帯に大量の警備が置かれています。ですが、この崖を登ったところにある通用口。侵入不可能な地形ゆえ…警備も配置されていません」

 

画面越しに応える律は、ホテルのマップを展開しつつ言った。

 

 

「敵の意のままになりたくないなら手段はひとつ。動ける生徒全員で侵入し、最上階を奇襲して治療薬を奪い取る‼︎」

 

殺せんせーの言葉に生徒達は驚き、烏間はその発言に対し危険だと応えた。

 

「確かに烏間先生の言う通りです。先生は君達の安全を守ることができない、おとなしく相手の指示に従ったほうが得策かもしれません」

 

烏間はやはり無理だと考え、相手の指示に従うと決め、渚と茅野のを呼びかけるが………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「烏間先生‼︎」

 

声のするほうを見ると、その生徒は崖を途中まで登りきり此方を見下ろしていた。そしてそれに続くように他の生徒達も崖を登っていく。

 

 

「俺今回は烏間先生が相手の指示に従えって言ってもいうこときけません‼︎」

 

「津芽の言う通りだ‼︎さっさと行ってふざけたマネした奴等にキッチリ落とし前つけてやる‼︎」

 

「でも未知のホテルで未知の敵と戦う訓練はしてないから烏間先生、しっかり指揮を頼みますよ?」

 

ミナトに続き、寺坂、磯貝は烏間に言った。

 

「見ての通り彼らは只の生徒ではない、あなたの元には14人の特殊部隊がいるんです。さぁ時間は無いですよ烏間先生?」

 

殺せんせーの言葉に烏間は少し考え生徒達の方を見て叫んだ。

 

 

「注目‼︎目標山頂ホテル最上階‼︎

隠密潜入から奇襲への連続ミッション‼︎ハンドサインや連携については訓練のものをそのまま使う‼︎いつもと違うのはターゲットのみ‼︎」

 

烏間の言葉と共に生徒達の意識も高まっていく。

 

「3分でマップを叩き込め‼︎19時50分作戦開始‼︎」

 

「「「おう‼︎」」」

 

15人の特殊部隊と2人の教師による奇襲が今、始まった‼︎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あれ?ビッチ先生も行くの?」

 

「うっさいわね津芽‼︎私だけ除け者にする気⁉︎」

 

訂正

15人と3人の教師になりました。




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