ソードアート・オンライン 黄昏の剣士   作:京勇樹

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再会の少女達

「ルクス……か」

 

「はい……女の子なんですが、MMORPGをしている時は少し男みたいな口調で喋るんです」

 

啓太が名前を呟くと、みのりがそう補足説明をした

その時、ウェイトレスが来て頼んだ料理を置いていった

話し合いは一先ず置いて、二人は来た料理を食べた

そして、人心地つけて

 

「……確かに、知っているな……ALOに居る」

 

「つっ!? 本当ですか!?」

 

啓太の言葉を聞いて、みのりは思わず身を乗り出した

それを聞いて、啓太は

 

「ああ……」

 

と頷いた

そして、みのりを見て

 

「ただし、本人が会うかはどうかは別問題だ……」

 

と前置きした

すると、みのりは頷いた

それを聞いて、啓太は携帯を取りだし

 

「……あ、篠崎先輩で? はい、国分です……折り入って、ちょっと聞きたいことが……」

 

と話し出した

そして、数分後

 

「はい、では」

 

と通話を切った

そうして、みのりに視線を向けて

 

「約束を取り付けた……着いてきてくれ」

 

と歩き出した

するとみのりは

 

「あ、お金……」

 

と啓太が持った伝票に、視線を向けた

すると、啓太は

 

「この程度ならば、大した額ではない」

 

と言って、手早く会計を済ませた

その後、再びバイクに搭乗

啓太は、バイクを走らせた

暫く走っていると

 

「あの、何処まで行くんですか?」

 

とみのりが問い掛けた

すると啓太は

 

「なに、知り合いの店だ。安心しろ」

 

と答えた

それから数分後、啓太は一軒の店の前でバイクを止めた

アンドリューが営む、ダイシィ・カフェである

啓太はドアを開けると

 

「お待たせしました。連れてきましたよ」

 

と言った

そのすぐ後に、みのりが中に入ると

 

「はーい、いらっしゃーい」

 

と陽気に、一人の少女が出迎えた

すると

 

「こら、リズベット。お前の店じゃねぇだろ」

 

と突っ込みが入った

みのりが声のした方向を見ると、カウンターに一人の大柄な黒人男性

アンドリュー・ギルバート・ミルズが居た

アンドリューを見て、みのりは固まっていた

すると、啓太が

 

「見た目は怖いかもしれんが、大丈夫だ」

 

と優しく声を掛けた

すると、アンドリューが

 

「初めまして、お嬢さん。アンドリュー・ギルバート・ミルズだ。気軽に、エギルとでも呼んでくれ」

 

と自己紹介しながら、右手を差し出した

 

「し、白川みのりです……よろしくお願いします……」

 

みのりは、恐る恐ると握手を交わした

その間に、啓太は

 

「篠崎先輩、彼女は?」

 

と里香に問い掛けていた

 

「あの子なら、少しやる事があるから、少し遅れてくるわよ」

 

啓太の問い掛けに、里香は気楽そうにそう答えた

ふと気づくと、アンドリューがみのりにカプチーノを出している

 

「エギルー! あたしにも頂戴ー!」

 

「はいよ」

 

里香の注文を受けて、エギルは奥のサーバーに向かった

すると、啓太がみのりの隣に座り

 

「あの……ルクスは……」

 

「どうやら、用事で少し遅れるようだ。すまんが、待ってくれ」

 

とみのりの問い掛けに、答えた

それから、数分後

 

「すいません、遅れましたあ!」

 

と一人の少女が現れた

緩くウェーブしている長い髪に、際立つスタイルの少女が

その少女を見て、みのりが

 

「ルクス!」

 

と嬉しそうに、その少女

柏崎ひよりのプレイヤーネームを呼んだ

すると、ひよりは

 

「え……まさか……ウィング……?」

 

とみのりを見つめた

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