ソードアート・オンライン 黄昏の剣士   作:京勇樹

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現れたのは

復活したアスナ達は、急いでアイテムの補充

武装の調整を済ませると、フロアに向かった

しかしアスナ達が到着した時、フロアボスは撃破されていた

すると、ユウキが

 

「流石に間に合わなかったかぁ」

 

と落胆していた

しかし、アスナは

 

「上手く使われたわね……」

 

と呟いた

すると、ユウキが

 

「どういうこと、アスナ?」

 

とアスナに問い掛けた

すると、アスナは

 

「私達が、あの人達の偵察隊として利用されたのよ」

 

と言ってから、どういうことだったのか説明した

その要として、使い魔の魔法を上げた

使い魔を入ったパーティーに付けて、視覚同調と姿を消す魔法の重ね掛けを施せば、アイテムや武装の摩耗をしないで済むようになるのだ

それを聞いて、ユウキ達は

 

「ってことは……」

 

「前も使われたってことか!?」

 

と悔しがった

すると、シウネーが

 

「すいません……私が気付けていれば」

 

とアスナに頭を下げた

それを見て、アスナが

 

「いえ、気付けなくても仕方ないですよ。あれは、視界に表示されるのはほんの僅かですから」

 

と言った

そしてアスナは考えた

相手がそう来るならば、こちらは……と

そして

 

「だったら、電撃戦で行きましょう」

 

と言った

そして、アスナは概要を説明した

まず、NPCから攻略に必要な情報を入手

その後、アイテムを買う時にあらかじめ大量に購入しておいて、保管しておく

そして、偵察戦は先と同じようにする

変わるのは、ここから

武装は街中に点在する鍛冶師達に一気にメンテを頼み、その間にアイテムを補充し武装を回収し再び一気にフロアに向かう

そうすれば、間に合う筈だと

そして翌日、一行は行動を開始した

二人一組になり、効率的にNPC達から効率に必要な情報を入手

そして、怒涛の勢いで迷宮区の攻略を開始した

そして、始めて約一時間後

 

「見つけた……」

 

一行の前には、巨大な門が有った

それは間違いなく、フロアボスの門だった

そしてアスナ達は、今回も居るだろう魔法使いは無視して突撃した

そして十数分後、アスナ達は壊滅した

そこまでは、前回と一緒

しかし、そこからが迅速だった

買いだめしていたアイテムで、使用分を補充し武装のメンテも終了すると一気に迷宮区を戻りながら作戦会議を実行した

28層のボスは、二つの頭と四本の二本の腕が特徴のボスだった

アスナ達は、走りながらそのボスの動き等を纏めた

そして、壊滅してからたった数分でフロアに帰還した

しかしそこには、あのギルドの者達が陣取っていた

しかし、人数はたった十数人

攻略するには、人数不足だった

それを見たアスナが

 

「挑戦してないなら、先にいいかしら?」

 

と問い掛けた

すると、リーダーらしいサラマンダーの男が

 

「悪いな、それは出来ない」

 

と拒否した

 

「どうしてさ? そっちがまだなら、僕達が先にやってもいいじゃないか!」

 

とユウキが抗議すると、そのリーダーが

 

「すまんが、本隊に誰も通すなと言われていてな」

 

と言って、持っていた剣を床に突き立てた

つまり、武力も辞さないと言っているようだ

その態度に、アスナは歯を噛み鳴らした

すると、ユウキが

 

「じゃあ、仕方ないよね」

 

と言って、剣を抜いた

そのユウキに倣うように、スリーピングナイツのメンバーも続々と構えた

それを見たアスナが、視線を向けると

 

「ぶつからないと、分かりあえないこともあるから」

 

と言った

それを聞いて、アスナも覚悟を決めた

戦う覚悟を

そして、スリーピングナイツ対攻略ギルドの戦いは始まった

しかし、相手の方が倍近い人数が居て、幾らスリーピングナイツの面々が手練れだろうが手こずった

その時、背後に40人近くの大規模部隊が近づいてきた

振り向いたアスナに見えたのは、揃いのギルドマークの一団だった

どうやら、本隊が来てしまったようだ

前後合わせたら、約60人

幾らなんでも、逆転は不可能な人数だった

その人数に、アスナは諦め掛けた

だがその時、その一団の更に後ろから二人の人影が壁を走ってくるのが見えた

片方は、黒

そして、もう片方はオレンジ色だった

その二人が行ったのは、システム外スキルのウォールランだった

本来ならば、約10mが限界なのだが、その二人は優に50mは走っている

その二人が、敏捷性を鍛えている証拠だった

そしてその二人は一団の追い越して広間に入ると、背中合わせになり

 

「悪いな」

 

「こっから先は、通行止めだよ」

 

と言って、二人同時に剣を突き立てた

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