ゆっくり虐待日記   作:かまぼこあき

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三年経ってのやっと新しい話です。

リハビリ程度に書いたので虐待要素は低めです。

昔は2000文字くらいでいっぱいいっぱいだったけど今回久しぶりに書いてみると同じ感覚で7000文字いって、成長したんだなと実感しました。


第五話中編、みょんがとうっじょうっするのじぇ

 

 石田がレミリアに着いて行く事、数分。小川近くの茂みにひっそりとゆっくりの村はあった。

 

「どれどれ?」

 

 石田とレミリアは近くの木陰に隠れ、ゆっくり達の様子を窺う。

 そこには幸せそうに暮らしているゆっくり達の姿があり、石田はわなわなと身を震わせる。

 

「ゆぴー……ゆふー……」

 

 落ち葉をベッドにして眠る子まりさ。

 

「このおはなしゃんきれぇい!」

 

 アサガオを見て、興奮する子れいむ。

 先程の村よりは規模が小さいが、とても平和そうだ。

 

「まりさたちはこれからかりにでかけるよ!」

 

「おちびちゃんたちはゆっくりしててね!」

 

 どうやら大人のゆっくり達はこれから狩りへ出かけるようだ。

 

「長がいないな……」

 

 ゆっくりと遊びたいという気持ちを抑えながら石田はゆっくり達を観察するが、長らしいゆっくりは見当たらない。

 それもその筈、この村はまだ出来たばかりで長がいない村なのだ。

 

「はぁ……」

 

 それを察した石田は溜息を吐く。

 石田にとって長ゆっくりとは他のゆっくりと比べて、弄り甲斐があり、新鮮な気持ちになれる糞饅頭なのだ。その糞饅頭がいないとなると石田のモチベーションが下がるのは必然だった。

 

「それじゃあいくのぜ!」

 

 落ち込んでいる石田とは反対に、大人のゆっくり達は元気に狩りへ出かけた。

 

「おにいさん! おにいさん!」

 

「どうした?」

 

 石田が大人ゆっくりを恨めしそうに見ているとレミリアが突如騒ぎ出す。

 

「あれ!」

 

 レミリアは落ちている木の棒を銜えるとある所を指した。当然、石田の視線はそちらへ向かう。

 

「ちーんぽ!」

 

「久しぶりに見たな……」

 

 石田が見たのはまりさでもれいむでもなく、木の棒を振っているみょんだった。

 みょん種は別に希少種ではないが、まりさやれいむと比べると数が少ない種類のゆっくりで、その所為か石田がみょん種を見かけたのは久しぶりだ。

 

「まあ長の代わりにはなるか……」

 

 みょん種は他のまりさ種やれいむ種とは違う特性を持っている。一つは中身が白あんだということ。二つ目は常に木の棒を持ち、他のゆっくりと比べて戦闘に長けているということ。三つ目は何故か喋るときに下ネタで会話するということだ。他のゆっくりと比べると異質だろう。

 特に三つ目は石田でも理解不能で反応に困る程だ。

 

「おにいさんどうするの?」

 

「今回は普通にやる。レミリアも着いてきていいぞ……」

 

 石田は小声でレミリアの疑問にそう答えるとみょんに近づいていく。レミリアは石田に言われた通り、その後を追う。

 

「みょん? にんげんさん?」

 

 石田達の存在に気付いたみょんは木の枝を振るのをやめると警戒する。普通のゆっくりなら人間をくそ呼ばわりして嘗めてかかる所だが、みょんはそういった素振りを一向に見せない。

 そんなみょんの姿を見た石田は口を開く。

 

「おまえ元飼いゆっくりだろ? それも金バッジ……」

 

 みょんは他のゆっくりと比べると比較的綺麗で、人間を見下すような態度をしない。綺麗なのは飼われていた時の名残で、人間を見下さないのに警戒しているのは人間の怖さを知っているからだ。それとそんなに下ネタを言わない。

 これだけで元金バッジという事は明白だった。

 

「ど、どうして……」

 

 言われたみょんは動揺する。石田が言った事は当たっていたのだ。

 

「気が変わった……」

 

「おにいさん?」

 

 石田の呟きを聞き逃さなかったレミリアは不思議に思い石田の肩の上に乗った。

 

「レ、レミリアみょん! おちびちゃんたち逃げるみょん!」 

 

 石田の肩に乗ったレミリアを見つけたみょんは必死に子ゆっくり達に伝わるように叫んだ。

 

「れいむはゆっくりひなんするよ!」

 

「にげるのじぇ!」

 

 それを聞いた子ゆっくり達はゴキブリのように巣へ逃げ込んだ。それを目の当たりにした石田はどうして自分から逃げ場のない所に逃げ込むのか不思議でならなかった。

 

「巣じゃなくて遠くへ逃げるみょん!」

 

 みょんも石田と同じ事を思っており、再び訴えかけるが子ゆっくり達が巣から出てくる気配はない。それに……

 

「ゆぴー……ゆぴー……」

 

 赤子ゆっくり。通称、赤ゆ達はみょんの言う事を聞かずに落ち葉のベッドで呑気に寝ていた。

 

「みょん……」

 

「ははは! 同情するぜ!」

 

 そんな状況にみょんは落ち込み、石田は腹を抱えて笑っていた。

 

「みょんはどうして此処に?」

 

 落ち込んでいるみょんにレミリアは聞いた。同じ金バッジゆっくりとして、どうしてみょんが此処にいるのか気になったのだ。

 

「みょんはご主人に捨てられたみょん……」

 

 昔の事を思い出したみょんは更に落ち込んだ。

 

「どうしたんだ? 番でも出来たのか?」

 

「違うみょん! 理由は分からないけど……でもいつか絶対迎えに来るって言われたみ

ょん!」

 

 笑いながらちょっかいを掛けてくる石田に、みょんは必死にそう答えた。

 

「はは……本当に迎えに来るのか?」

 

 石田は急に笑うのをやめると、冷めた眼差しでみょんにそう聞く。

 突然石田の雰囲気が変わった事にびっくりするが、みょんの答えは決まっていた。

 

「迎えに来るみょん! 絶対!」

 

 みょんはさっきまでの落ち込みが嘘のように思える、希望に満ち溢れた表情でそう答えた。

 

「おにいさん……みょんは見逃してあげようよ……」

 

 みょんの固い意志を目の当たりにしたレミリアは恐る恐る石田にそう訴えた。

 同じ金バッジでみょんの飼い主を思う気持ち。もし自分がみょんの立場ならと考える

と居ても立ってもいられなくなったのだ。

 

「うーん……まあレミリアが言うなら……」

 

「本当? おにいさんありがとう!」

 

 渋々了承した石田にレミリアは笑顔で空中に飛び回る。

 実は石田もみょんの飼い主の事を考えており、考えれば考える程みょんと遊ぶ気にはならなくなっていた。

 しかし、それだと結局この村は長もみょんもいない平均未満の村になってしまう。当然、そんな村では石田の気は収まらない。そこで石田はみょんを見逃す代わりに交換条件を思いつく。

 

「見逃す代わりにみょんがこの村のゆっくりと遊べよ」

 

 石田はみょんに圧のある言い方をする。勿論、断ればみょんの命はない。俗に言う脅しと言う奴だ。

 

「そんなことできないみょん……」

 

 言われたみょんは俯きながら、そう呟く。

 石田の言う遊びとは即ち虐める事であり、みょんはそれを分かっている。いくら自分の命が掛かってるとはいえ、同胞を虐めるのは気が引けるのだ。

 そんなみょんの様子に石田は更に追い討ちを掛ける。

 

「出来ないじゃない。やるんだよ? 分かった?」

 

 みょんの頭をぎっしりと掴み、しっかりと目を見定めて石田は語りかける。

 

「わかったみょん……」

 

 乗り気ではないが、やらなければ自分の命がない。そうなると一生ご主人に会えないと思うといつの間にか、みょんはそう口走っていた。

 

「じゃあまずはあいつらからやってこい……」

 

 石田はそう言って、赤ゆ達が寝ている所を指差した。

 みょんは木の枝を再び銜えるとそこへじりじり近づいていく。今から同胞の子を殺すという残酷で不本意な思いが、みょんの足取りを重くしていた。

 

「ゆぴー……」

 

 気持ちよく寝ている赤ゆ達。数は三匹。まりさ種が一でれいむ種が二だ。

 純粋で屈託ない寝顔だが、それを見てもみょんの決心は一切揺らがなかった。

 

「ごめんみょん……」

 

 みょんは鋭利な木の枝を赤まりさの顔目掛けて突き刺した。

 木の枝は赤まりさの身体、それも中心を貫通したため、赤まりさは痛みを感じる前に即死した。これはせめてものみょんの慈悲だ。

 そしてみょんはまるで壊れかけの機械のような動作で同じように赤れいむ二匹にも止めを刺した。

 

「後は子供達みょん……」

 

 そう言うと顔色を悪くしてみょんは子ゆっくり達が逃げ込んだ巣へ近づいていく。

 

「何で遊んでるのに楽しそうにしてないんだ?」

 

 そんなみょんの様子を見兼ねた石田は声を掛ける。

 遊びと言えば、時間を忘れる程楽しくて自然と笑顔になっていく物だろう。なのにみょんは正反対に病弱になっていく。石田はそれが理解出来なかった。

 

「ゆっくり同士とはいえ、こいつらに恨みがあるだろ?」

 

「それは……」

 

 みょんは胸を張って無いとは言えなかった。何故なら実際に村のゆっくり達に陰口を言われたり、子ゆっくりに罵倒されたり、赤ゆにパシリにさせられたりしたのだ。思い返せば身体の内側からマグマのように怒りが込み上げてくるのをみょんは感じた。

 

「なら、その怒りをぶつければいい……」

 

「でも……」

 

「人間の手の指は合計で何本ある?」

 

 踏ん切りがつかないみょんに石田がそう聞く。

 みょんは突然話が変わったので訝しく思うが、取り敢えず答えようと口を開いた。

 

「五本と五本で合計十本みょん……」

 

「いいか? 殆どのゆっくり達は十本では無く、たくさんと答える。そんな馬鹿で下劣なゆっくり達を同胞と思わない事だ……」

 

 馬鹿で下劣なゆっくり。その石田の言い方にみょんは共感する。

 みょんはこれまでこの村の一員として暮らしてきたが、意思疎通出来ない時が多々あった。例えばみょんはゆっくり達に効率的な狩りの仕方を教えたり、人間達の事を教えたりしたが理解出来ず、それ所かゆっくり出来てないと言われたのだ。

 

「……わかったみょん!」

 

 みょんの顔色は決心がついたようで良いように変わっていた。石田の言う通り、同胞とは思わない事にしたのだ。

 

「おちびちゃん達出てくるみょん!」

 

 決心がついたみょんは巣の中まで聞こえるように叫ぶ。別に巣に乗り込むのもいいのだが、それだと石田が観覧出来ないとみょんは思ったのだ。

 

「レミリアはいったのかじぇ?」

 

 子まりさを筆頭に子ゆっくりが四匹巣から這い出てくる。

 それを見たレミリアはみょんの邪魔にならないように、木陰に隠れた。

 

「ゆ? くしょにんげんだじぇ!」

 

「あまあまをだしてねぇ! すぐでいいよ!」

 

 石田の存在に気がついた子ゆっくり達は騒ぎ出す。子ゆっくり達の頭の中は既にレミリアがいたという事実は消え、石田の事が上書きされていた。俗に言う餡子脳。

 

「やめるみょん!」

 

「なにするのじぇ! おぼうしさんかえすのじぇ!」

 

 石田の事をくそにんげんと呼び、あまあまをせびる子ゆっくり達の姿に焦ったみょんは咄嗟に子まりさの帽子を取った。すると近くにいた子れいむが突然子まりさに体当たりをする。

 

「こんなところにゆっくりできてないゆっくりがいるよ!」

 

「ほんとうなのじぇ! やっちまうのじぇ!」

 

 他の三匹の子ゆっくり達は容赦なく子まりさに攻撃する。その猛攻は凄まじく同じゆっくり、それも仲間にする行為なのか疑う程だ。

 

「や、やめるのじぇ! い、いたいいいいい!」

 

 子まりさは仲間であった筈のゆっくりに伸し掛かられ、木の枝で眼玉を刺され、終いには食べられていた。その最中も子まりさは必死でやめてと訴えるが結局聞き入れてもらえなかったのだ。

 もう子まりさはぼろぼろで皮膚が所々破れた見るからに汚い饅頭になっていた。

 

「ど、どうして……」

 

 幾ら帽子がないからといって、どうして躊躇いもなく仲間を殺せるのか。みょんには

理解出来ず、絶句していた。

 

「どうしてってゆっくりは馬鹿だからお飾りがないと認識できないんだぞ。それを知っていてやったんじゃないのか……」

 

 絶句するみょんに石田がそう説明する。

 するとそれを聞いたみょんはゆっくりの知能の低さに驚きながらもこう思う。

 この習性を利用すれば自分が手を出さなくても大丈夫なのでは?

 

「みょん!」

 

 みょんは一匹の子れいむからリボンを剥ぎ取った。 

 

「れ、れいむのおりぼんさんかえしてね!」

 

「嫌みょん!」

 

 リボンを取られた子れいむはみょんから取り返そうとするが力の差があり過ぎて、叶う事はなかった。

 そして取り返せないと悟った子れいむは泣きだしてしまう。

 

「ゆんやああああ!」

 

「皆! ここにゆっくり出来てないゆっくりがいるよ!」

 

 そんな子れいむに追い討ちを掛けるかのようにみょんが言った。

 

「ゆっくりできてないやつはしんじゃえなのじぇ!」

 

「さっさとしんでにぇ!」

 

 馬鹿な子ゆっくり達は仲間の子れいむだとは知らず、暴行を加え始める。勿論、子れいむは抵抗するが、二体一だ。

 

「いたいよ! やめてね! ゆんやあああああ!」

 

 敵う筈も無く、子れいむはさっきの子まりさと同じように断末魔を上げて死んで逝った。

 子れいむの死亡を確認したみょんはまた別の子れいむのリボンを取り、ついでに子まりさの帽子も奪い取る。

 

「かえすのじぇ! ゆ?」

 

「かえしてね! ゆ?」

 

 ふと子れいむと子まりさは互いに目が合う。するとどうなるだろうか?

 

「ゆっくりできてないゆっくりがいるのじぇ!」

 

「それはこっちのせりふでしょおおお!」

 

 二匹はすっかりみょんの事は忘れ、戦い始めてしまう。

 

「しね!」

 

 子れいむはそう言うと同時に助走をつけて、子まりさに体当たりした。

 不意を突かれた子まりさはそれを諸に喰らってしまうが、身体が衝撃で吹っ飛ばないように踏ん張り、子れいむの頬を食いちぎった。

 

「いたいいいいいいい!」

 

 頬を食いちぎられた子れいむは痛みから声を上げて、辺りに転げ回る。

 先程とは違い、今度は一体一なため長引きそうとみょんは思っていたが案外早く決着がつきそうで安心した。

 やがて決着がつき、最後に地に立っていたのは子まりさだった。

 

「ゆっくりできないやつがちょうしにのるんじゃないのじぇ!」

 

 子まりさは子れいむだった物にそう言い放つと唾を吐いた。

 それを横目にみょんはこっそりと最初に死んだ子まりさに帽子を返す。

 

「ゆゆ……」

 

 それに気付いた子まりさはどんどん顔色が悪くなっていく。まるで信じられない何かを見たような表情だ。

 みょんはそれに構わず、淡々とまた二匹の子れいむにりぼんを返した。

 

「ど、どうしてみんなしんでるんだじぇ! ゆげぇ……」

 

 我に返った子まりさは周りに群がる仲間の死体に驚きを隠す事は出来ず、あまりの惨さに餡子を吐いてしまう。

 この惨状は他でも無く子まりさ自身が作り上げたのだが、当然餡子脳では理解出来る筈もなく、子まりさの頭の中は疑問でいっぱいだった。

 

「……これもすべてみょんのせいなのじぇ!」

 

 子まりさは取り敢えず一番近くにいたみょんに八つ当たりする。

 そもそも子ゆっくり達が同士討ちするように仕向けたのはみょんなので、みょんを非難する事は別に可笑しくないだろう。尤も子まりさは一切その事に気づいていない。

 

「うるさいみょん!」

 

 子まりさに八つ当たりされたみょんは苛立ちから子まりさが命と同じくくらい大事にしている帽子を八つ裂きにした。

 

「まりしゃのおぼうしさんが! ぺーろぺーろ……」

 

 子まりさはぼろぼろになり地面に落ちた帽子を舐める。

 ゆっくりは怪我に関わらず、物は舐めれば直ると思っているがそんな訳はなく、その事実を知らない子まりさは必死で帽子を舐める。

 

「ぺーろぺー……」

 

 子まりさは急に舐めるのを止める。何故ならみょんが意図的に帽子を踏んだのだ。

 

「ゆ、ゆっくりしないでしにぇ!」

 

 自分にとってとても大事な帽子が引き裂かれ踏まれた。その行為に怒りを覚えた子まりさは地面に落ちていた小さな木の枝を銜えるとみょんに飛びかかった。

 その爪楊枝のように小さく尖った木の枝は吸い込まれるようにみょんの身体の中心に向かう。しかし、みょんはそれを見切っていた。

 

「甘いみょん!」

 

 みょんは子まりさの渾身の一撃を軽々と躱す。

 躱された事によりこのままでは子まりさはそのまま地面へ直撃してしまう。そんな予想外な事態に子まりさは身体を捻り受け身を取ろうとする。

 

「ゆげぇ!」

 

 しかし普段みょんのように鍛練していない子まりさは咄嗟にそんな動きが出来る筈も無く、木の枝が地面に突っ掛かり自分に突き刺さってしまった。

 

「ま、まだしにたくにゃいのじぇ……」

 

 木の枝が貫通した子まりさの身体。誰がどう見ても、助からないだろう。

 子まりさ自身も確実に迫ってくる死期に恐怖を抱いていた。

 そんな虫の息の子まりさに刺さった木の枝をみょんは無言で抜くと傷口から餡子が漏れ出す。

 子まりさはみょんのその行為に助けてくれるのでは? という淡い期待を抱く。しかし、子まりさがそう思った束の間みょんは木の枝を振り上げ

 

「さっさと死ぬみょん!」

 

 そう言い放ち、口を器用に使って咥えた木の枝を子まりさに突き刺した。

 

「もっと……ゆっくちしたかった……」

 

 それが決め手となり、子まりさは絶命してしまった。

 

「みょん……」

 

 全てやり終えたみょんは余韻に浸る。みょんの心の中にはもう罪悪感等は無く、あったのは高揚感だった。

 

「どうだった?」

 

 石田は満足気にみょんに尋ねる。

 

「人間さんがゆっくりを虐める気持ちが分かったみょん……」

 

 同胞を虐めたみょんは今までとは考えられないほど清々しく、まるで心についていた錘が無くなったかのように心が軽くなっていた。

 

「ほう……」

 

 先程とは大違いの雰囲気で答えたみょんの感想に石田は興味深そうに頷き、体を反転させた。

 

「約束は約束だから生かしといてやるよ。じゃあな……」

 

「ありがとうみょん!」

 

 去っていく石田の後ろ姿にみょんは感謝する。

 元は脅迫され、無理矢理させられた事なので礼を言うのは筋違いだろう。しかしそれでみょんは大事な事に気づかされた。普通のゆっくりは馬鹿で下劣だという事。お飾りが無いと認識出来ない事。そして何よりもゆっくりを虐めるのはとても楽しいとい事。それらはみょんにとって有益で、これからの人生を左右する程の大事な事なのだ。

 

「どうだった?」

 

 森の中を歩く石田の肩にレミリアが止まる。

 

「うーん。三十点かな? 俺ならあの子まりさにゆっくりの死骸をあまあまといって食わせた後、罪を擦り付けるな。親ゆっくり達が無実の子まりさに制裁している所を想像すると興奮するよ……」

 

 レミリアの質問に笑みを浮かべながら石田はそう答え、また獲物を探しに森の中に消えていった。

 

 

 

 




さいごはわりとてきっとうっだったりするけどきにしちゃだめなのじぇ!

つぎはみっかごかよっかごなのじぇ!


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