カードゲーム好きが転生!リリカルなのは?カードゲーム関係ねぇ!! 作:こばなり
アストラル《行くでガンス》
リア「ふんが~♪」
シュウ「まともに始めろよ!!」
「ほい到着。ここが俺の家。」
「へぇ~かなり大きいね。」
「なのはちゃんはいつも来てるから、もう慣れちゃったよね?」
「にゃはは、でも時々部屋を間違えちゃうことがあるよ~」
「とりあえず中に入ってくれ。話しはそれからな?」
なのはの家に泊まった次の日。俺は学校終わりになのはとユーノを俺の家へ呼んだ。その理由は2つ。
1つはユーノに俺の能力の説明をするため。
もう1つはなのはの魔法訓練のためだ。
魔法での戦いでは明らかになのはは戦闘経験が足らない。
いつも俺がいるというわけではないので、前回のようにジュエルシードだけではなく遊戯王のモンスターが出てきた時にある程度には戦える、もしくは身を守れるようになった方がいいと思ったからだ。
ちなみに昨夜の戦いでなのはの魔法が効かなかったのはなのはの魔法の威力がアシッドゴーレムの攻撃力ないし守備力に届かなかった…つまりは単純な火力不足とのことだ。火力さえ届けばなのはの魔法でも倒せるらしい。
「あ、お帰りなさいマスター!」
「なのはもご一緒でしたか。」
「こんにちは!マナちゃん、マハードさん!」
そう言って挨拶をする三人。
ちなみにマナは[ブラックマジシャンガール]
マハードは[ブラックマジシャン]のことだ。
ここ数年で俺の魔力も上がり、今では2~3体までならカードのモンスターを遠くても実体化することができるようになった。
その際「外の世界を見てみたい」とか「戦闘以外でも俺の手伝いがしたい」と言ってくる者がいて、俺が学校に行っている間は皆で家事をしてくれてたりと、とても助かっている。
ん?なんで名前があるのかだって?
呼ぶ時にブラックマジシャンガールとか長いし、それに外に出た時に名前があった方がいいからな。
まぁ買い物等で外に出るのは人型のモンスターだけだから全員に名前があるわけじゃあないが。
ちなみになのはが初めて家に来たときにマナとは友達になり、今ではかなり仲良しだ。
「実は二人に頼みがあってさ…なのはに魔法の訓練をして欲しいんだ。」
そう、なのはに魔法の訓練をするのはこの二人だ。
俺やユーノが教えられればいいのだが…俺はなのはが使っている魔法は一切使えない。
どうもリンカーコアというのが俺には無いらしいのだ。まぁもともと転生先がこの世界ではなかったのだから無いのはしょうがない。
そんな俺が教えられることといったら戦闘時の動きや戦略くらいだ。
ユーノはあまり戦闘向きでは無いらしく基礎的な攻撃魔法くらいしか教えられないとのことだ。
となると、戦闘系の魔法を教えられてさらに実践までやれる人を探すと最強の魔導師とその弟子が適任だと考えたんだ。そのことを二人に話すと…
「昨夜の出来事でしたら知っています。そういうことでしたら協力しましょう。」
「よ、よろしくお願いします!」
「がんばろうね、なのはちゃん!」
~修也の部屋~
「さてと、じゃあ俺の力の説明だな。まぁ簡単に言えば[カードに宿る精霊を召還することができる]だな。」
そう言って1枚のカードをユーノに見せる。
「う~ん…魔力の反応も無いし普通のカードにしか見えないけど…」
「精霊を召還するのってそんなに珍しいの?」
なのはが不思議そうに質問をする。
「ドラゴンを召還する魔導師もいるから精霊を召還する魔導師がいても珍しくはないけど…こんなに強力な精霊は見たこともないし、なにより昨夜のエクシーズ召還なんて召還方法は聞いたこともない。」
「まだ他にも召還方法はあるけどな。強力な精霊を召還するにはそれなりの手順を踏まないと召還できないんだ。」
「そうなんだ…そのデバイス、アストラルはどうやって手にいれたの?」
「これはリア姉に作ってもらったんだ。」
「リアさんが!?」
「うん、たまたま家の書庫にデバイスの作り方の本があって。シュウ君の力になるかなと思ってね。材料は倉庫の奥にあったし、説明書どうりにするだけだったから作るのは簡単だったよ?」
「簡単って…デバイスの本があるってことはもしかして君のご両親は僕たちの世界と関わりがあったの?」
「あ~悪い、両親はかなり前に亡くなってるから分からないな。」
「そ、そうなんだ…ごめん、余計なことを聞いちゃったね…」
そう言ってうつむくユーノ。
「いや、気にしなくていいよ。かなり前のことだし。」
「うん…ありがとう。」
「まぁ今のところ話せるのはこれだけだな。俺自身も能力についてはまだよく分からないんだよ。」
「そうなんだ。うん、分かったよ。」
これで俺の説明は終わりだ。さてと、次は…
「なのはの特訓だな?」
「に、にゃはは…おてやわらにお願いします…」
それは…保証できないな。
~地下訓練場~
今俺たちはなのはの特訓のため地下にある訓練場に来ており、今は基礎を学ぶため遮蔽物がない空の空間にしている。
ちなみにこの訓練場に来るとなのはとユーノが口を開けてポカーンとしていた。まぁ初めて見るとそうなるよな。
ちなみに初めてから一時間ぐらい経つが特訓中である当のなのはは…
「ふ、ふにゃあ…」
目を回してへばっていた。まぁマハード達の攻撃を防ぎ続けたり、全力全開で攻撃したりと初日からハードだったからな。
…ちなみに全力で攻撃してもマハード達の防護壁は突破できなかった。さすが最強の魔導師…マジパネェ…
俺はマハード達に近づいて
「二人から見てどう?」
と今のなのはの状態を聞いてみた。
「なかなか良い素質を持っています。これならば将来優秀な魔導師になるでしょう。」
「特に空を飛ぶことと一点集中型の魔法に関しては初めてとは思えないくらいに動けてましたよ♪」
「に、にゃはは、そうかな♪」
まぁあの白い悪魔だからな…子供でもマジパネェですよ…
「とりあえず今日はここまで。1週間に3~4日ぐらいを目安にして無理がない程度で特訓をしよう。」
「うん!よろしくお願いします♪」
さてと…なのはを送ったら特訓メニューを作らないとな。マハード達だけじゃなくアストラルやリア姉にも手伝ってもらうかな…
そうしてその日の特訓は終わった。
次の日なのはから神社でジュエルシードに遭遇したとの話を聞いた。しかし今回は原作どうりの怪物だったらしく特訓の成果もあり簡単に封印できたとのことだ。
とりあえずなのはにはこれからジュエルシードに遭遇したらすぐに俺に連絡をいれるように言った。無茶をしそうで心配だったからだ。
(しかし、話をしている間なのはの顔が赤かったのはなぜだろう?風邪でも引いたかと聞いても大丈夫だの一点張りだったからな…不思議だ?)
《…はぁ(シュウは鈍いところがあるからな、あのように顔を近づけて話したのではなのはがああなるのも当然だ。)》
~数日後~
「ふ~、買った買った。」
今俺はいつも利用しているスーパーから少し離れた場所のスーパーからの帰り道だ。なぜいつもと違う場所に行ったのかというと…
「いや~いい買い物ができた♪卵1パック1円と牛肉半額とは…チラシには日替わりでセールが変わっていたしあのスーパーは今後も使えるな!」
たまたま見たチラシにここのスーパーの広告がありそのセールに思わず身体が動いてしまったのだ。
《最近主婦らしさが増してきているな?》
「…その主婦ってのはやめてくれ…」
《だが今の君はまさしくそれだ。それに家ではお母さんと呼ばれることもあるだろう?》
「勘弁してくれ…」
アストラルの言うとおり最近精霊の中でも俺の事を「お母さん」と呼ぶヤツがいる。
まぁ慕われているのに違いはないが…男が「お母さん」って…しかもこの世界では俺は小学生だぞ?
そんなことを考えながら歩いていると路地になにか動いているものが見えた。
「なんだあれ?」
気になって近づいてみるとそこには傷だらけの山猫がうずくまっていた。
「まだ生きてるが…ひどい怪我だな。」
《シュウ、この猫は使い魔だ。わずかだが魔力を感じる。だが契約を切られているな…これではそう長くはもたない。》
へ?使い魔?使い魔ってよく魔法使いの隣にいるフクロウとか黒猫とかのあれ?
つか長くはもたないって…!
「どうすれば助けられる!?」
《君がその猫と契約をして魔力を分け与えればいい。そうすればひとまずは大丈夫だ。》
アストラルの言うとおりにすると先程より幾分か表情が和らいだように感じる。
とはいえまだ身体の傷は残っているのですぐに[ギフトカード]を使って傷を治し家へと連れて帰った。
シュウの家~
あ、ありのまま今起こったことを話すぜ。
家に連れて帰った猫をベッドの上に寝かせたと思ったら猫が女性に変わったんだ…な、何を言っているのかry
「マスター、ポルナレってる場合じゃないと思いますよ?」
と、マナが冷静なツッコミをいれる。まぁ魔法がある世界なんだから動物が人へ変身できても不思議じゃない…のか?
しかし怪我を負っているところを見るとなにか事件に巻き込まれたか…
そもそも使い魔がいる時点でおかしいよな?本来ジュエルシードの事件がなければ魔法自体ない世界なんだし…目を覚ましたら聞いてみるかな。
「う…こ、ここは?」
「お、気がついたみたいだな。」
「っ!あなたは?」
そう言って女性が身体を起こす。まあ目を覚ましたら知らない場所で知らない子供がいたら警戒するよな。
「そんなに警戒しないで。危害を加えるつもりはないから。あとあまり動かない方が良いよ?傷は治ってるけどまだ身体の疲労は残ってるから…」
「は、はい…いきなり失礼しました。あなたが私を助けてくれたのですか?」
「あぁ、道端に倒れていたのを見かけて。あと非常時なので勝手に契約を結んでしまったんだけど…すみません。」
「い、いえ謝らないでください。そのお陰で助かりました。…あのお聞きしたいことがあるのですが。」
「うん、なんでしょう?」
「ここはどこで、あなたは何者ですか?」
うん、まぁ当然の質問だよな。
「ここは地球という星の海鳴市という街だ。
俺はこの街に住んでいる神楽坂修也。小学3年生で一応魔導師もやってる。」
「なぜ私を助けたのですか?」
「?怪我をしてたら助けるのは当然じゃないの?」
怪我をしてるのに知らない人?猫?だからってしらんぷりはダメだろ。
「そ、そうですか…助けていただいてありがとうございます。」
「いえいえ。ところでこっちも聞きたいんだけど、なんであんなところで倒れていたの?」
「それは…」
「話したくないことなら無理には聞かないけど…」
「…いえ、大丈夫です。少なくともあなたは信用できる方だと思いますから…」
説明中~
「…というわけです。」
ふむ、とりあえず話を整理すると…
管理局で働いていたプレシアの研究で事故発生
↓
娘のアリシアが巻き込まれ死亡
↓
娘を生き返らせようとクローンを作るもアリシアとは似ていないフェイトが生まれる
↓
完全なアリシアを生き返らせるためアルハザードへ向かうためにフェイトを道具のように扱いジュエルシードを集めさせようとする。
↓
リニスが止めるようにプレシアを説得するも聞き入れてもらえずさらに契約を切られてしまう
↓
せめてフェイトに話をしようとこの世界に来たが魔力の限界により倒れてしまった。
…とのことだ。
「そんな…酷いよ…クローンだとしてもその子は娘であるのに変わらないのに…」
リア姉が悲しそうな表情でそう言った。たしかに転生前にも友達から内容は聞いてはいたが、現実としてその場面を見ている人からの話を聞くとその酷さが増して聞こえる。
特にリア姉は神様の側近だったこともあるから[命]というものに対してかなり思いが強いところがあるからな。
そういえば転生前にもこの話題があったな…
回想~転生前~
高校
「昨日観てきた劇場版なのは面白かったぜ~」
満面の笑みでそう話してきたのは中学からの友人の男子だ。前からやたら[リリカルなのは]というアニメを推してくる。
「お前本当にそのアニメ好きだよな?」
「おうよ!特に第一期がお気に入りだ♪」
「確かお前が一番好きなキャラ…フェイトって娘がメインの話だっけか?あとその母親がひどいヤツだったよな?」
チラッと話を聞いていたから何となくは覚えている。
「そうそう。けど母親であるプレシアもけっこう可哀想な人なんだぞ。」
「そうか?そいつ自分の娘を道具のように扱ったんだろ?」
どう考えても可哀想とは思えないんだが…
「まぁそうなんだけどな。プレシア自身病気で長くは生きられなかったから、なにがなんでも娘であるアリシアを生き返らせたいって考えた末の選択だったかもしれないな。」
「ふ~ん…」
娘の為にねぇ…だとしてもそのやり方は間違ってるだろ。
「あ~俺がドラ○エの魔法が使えてなのはの世界に行けたらアリシア生き返らせて、プレシアの病気も治してハッピーエンドにするのになぁ…」
「変態が何を言ってんだ。」
「だれが変態だ!!」
「…フェイトって娘に会えたら何をした「prprしたい!!」やっぱりド変態じゃねぇか!!」
だいたいアニメの世界に行けるわけがないだろ…
~回想終了~
そういえばそんな話をしてたな。
転生前の友人よバカにしてすまなかった。
今現在お前が望んだ世界に俺がいるよ…もし今会えたら土下座してただろうなぁ…
しかしそうなるとこの世界のプレシアも考えた末にそういう結論になってしまったのか?
「最初の頃はプレシアもフェイトを娘として優しく接していたんです…ですがある日を境に急フェイトにきつくあたるようになって…」
ん?娘として?
「ちょっとまった。プレシアはフェイトのことをアリシアのクローンの失敗作とか思ってたんじゃないのか?」
「いえ、プレシアはアリシアのクローンとしてではなくフェイトという一人の娘として見ていました。」
どういうことだ?アイツから聞いていた原作だとプレシアはフェイトに対しては嫌悪感とかを抱いていたはずだよな?
「じゃあなんで娘と思っているフェイトちゃんに対してそんなことを…」
リア姉がリニスに聞いてみる。
「今のプレシアはおかしいんです…ここへ来る前になぜフェイトにきつくあたるのかと聞いたとき「愛しているからこそ傷つけるのよ」と言っていて…」
愛してるから傷つける…それって…
いやまさかそんなこと…でももしも俺の考えどおりだとしたら…ヤバイなこのままだと…
「今フェイトに集めさせているジュエルシードはロストロギアです。このままだとプレシアもフェイトも管理局に犯罪者として捕まってしまいます…」
たしかに原作どうりに進むのならそういう事態になるな。だけど…
「いや、そうならないようにすることはできる。」
「…え?」
リニスがキョトンとした顔で俺を見る。
「確かにこのままだとその管理局ってところに知られてプレシアもフェイトも犯罪者として捕まってしまうだろう…だが、今ならまだ間に合う。ジュエルシードの事件が大事になって管理局に知られる前にプレシアの問題を解決してしまえば誰も犯罪者にならなくてすむ。」
「し、しかしそんなことが…」
「できる。クリアしないといけない課題はいくつかあるがとりあえずプレシアとフェイト、そしてアリシアを助ける策は俺にはある。」
「ほ、本当にそんな策があるんですか!?」
「あぁ、取って置きのがな!」
もし俺の考えてる通りならあのカードでなんとかなるかもしれない。あと対策もしておくか…あれの相手とか気が滅入るんだけどな…
「そのためにもリニスにも協力してほしんだけど…」
「もちろんです!あの人達を助けることができるのならどんなことでもします!」
即答か。それだけ大切な人達なんだろう…ならこっちも全力で対応しないとな。
「ありがとう。それじゃあ今プレシア、もしくはフェイトがいる場所は分かるかな?」
「うっ…すみません、使い魔としての契約を切られてしまって居場所を特定できないんです…」
「そうか…なら最初の目的はフェイトに会うことだな。彼女ならプレシアの居場所を知っているはずだからな。」
そうなるとどうやって見つけるかだな…
次回のデュエリスト修也は?
フェイト〉その石を渡して下さい…
シュウ〉どんなに不安に思えても勇気を持って前へ出ることが大切なんじゃないかな?
アルフ〉あんたの力、あたしに見せてみな!
シュウ〉スタンドアップ!ヴァンガード!!
リア〉次回「ライド!」全てを破壊し全てを繋げ!!
シュウ〉いや俺破壊者になるつもりないよ!?
シュウ〉…というか最初は原作どうりに進めるんじゃなかったのか?
書いてるうちにいっそのこと壊しちゃってもいいんじゃないかな?と思ってしまって…
シュウ〉お前みたいに文才ないやつがいきなり壊しにかかると不安しかないんだが…
おのれっディ○イドーーー!!!
シュウ〉ディケ○ドは関係ないだろ!!
???〉ックシュ!!…だれか俺の噂でもしてるのか?