コネと運で生きて何が悪い!   作:ふじちゃん

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もう少し早く投稿する予定だったのですが、
扁桃炎により39度の高熱にうなされておりました。
正直今回はあまり出来がよくないです。


第6話

『 沙織・バジーナ視点 』

 

 

皆々様初めまして、というのが適切がどうかはわかりませぬが、拙者「沙織・バジーナ」と申す者で御座る。

今日は拙者がとても楽しみにしておりました『オフ会』の開催日でござるよ。

先日信介氏からのご紹介で妹君が参入してくださるということで一段と気合が入っておりまする(@ω@)

ですが・・・

 

 

『 こ れ は 不 味 い 』

 

 

というのも、まずきりりん氏はオタクからはもっとも遠い存在であるイケイケのjc(女子中学生)なのです。

最新のファッションを身にまといピアス・髪染めとくれば、どうやっても打ち解ける筈はなく。

席も随分と離れておりますからフォローにもいけず。

 

他の方々から見ればさしずめ、前門のデフォルメくまさん後門の虎なのです。

そんな中なら当然クマさん同士できゃっきゃしてしまい、トラさんは一人ぼっちの寂しい子なのでござる。

 

結局会話は何一つ出来ずにオフ会は終わってしまわれました。

ですが『我に秘策あり』で御座る。

十数名もの人数が居れば、必然話せなくなる子羊たちもおりましょうぞ。

その子羊を導くのが聖女(主催者)の役目。

一人はもう招待しております。あとはきりりん氏だけなのです。

逃がしませぬぞ、フフフフッ・・・・・

 

 

 

 

 

『 信介視点 』

 

 

桐ちゃんの初オフ会は正直言って惨敗であった。

そりゃあモデルをやってるイケイケ女子中学生があんなヘンテコ集団に入れば当たり前なんだけどな。

敗残兵は静かに、そして荒々しく弟の足をヒールで蹴っていた。

 

「いくらなんでもヒールは反則だろ!骨が折れたらどうすんだ!」

「ハァッ?あたしのストレス解消に付き合せてんだからむしろ感謝でしょ?」

「その行為のどこにも感謝すべきところはねーよ!」

「うっさい!『幼馴染のラブラブカレー』なんて食べてた人に言われたくない!」

「関係ねぇだろそれは!?」

 

やれやれ、兄妹仲がよろしいことで。

 

「「誰がこんなやつと!!」」

 

・・・息ピッタリじゃねーか。

 

 

「おーーーい!き~りり~ん氏ぃー!よかったぁ。まだいてくださったか」

「あ、あんた・・・沙織さん?」

 

バカ兄妹が馬鹿な事をしている間に現れたのは180cmの長身にぐるぐる眼鏡、バンダナを巻きチェックのシャツをズボンにINしているバカ面。

コミュニティ管理者、『沙織・バジーナ』大尉である。

 

「大尉!任務ご苦労であります!」

「うむ、そちらもよくやってくれた高坂一等兵」

「・・・降格が過ぎないか?」

「妹さんに服装についてのお話をしなかったのが降格の原因ですな」

「ウチの妹はあんな洒落たのしか持ってないよ」

「それはそれでスゴイのですが・・・まぁとにかく任務ご苦労なのであります」

 

俺達が行っていた任務とは、オフ会が終わった後桐ちゃんをメイド喫茶付近から離さない事だった。

『信介氏の妹君ならば拙者も親密になるは必然』らしい。

 

「あの、沙織さん。ウチの兄に何か御用ですか?」

「いやいや、用があるのはきりりん氏なのです。それと、『沙織さん』などと硬い言葉でなくてもよいのですぞ。

気軽に『沙織』と呼びつけにしてくだされ」

 

ハイテンションのまま捲くし立てる沙織に少し戸惑っている桐ちゃん。

わかるぞ、俺もまさか昔の沙織がこんな成長をするとは思わなかった。

 

「御用というのはですな。

これから『二次会』にお誘いしたく思いまして」

「え・・・?」

 

困惑している中で更にマシンガントークは続いていく。

沙織は京介に目をやり、

 

「ところでそちらの男性は・・・ハハァ~ン。

きりりん氏も隅に置けないでござるなぁ。まさかオフ会にこっそり兄と“彼氏”を連れて来るとは」

「ち、違うっての!何考えてんの!うわっ、想像しただけでキモすぎ・・・鳥肌立ってきたじゃん!」

「確かに全然違うけどお前どれだけ俺の事嫌いなんだよ!」

 

はははっ、沙織は数年で随分とコミュ力を上げたんだな。

一瞬で俺達の仲に入って違和感なく溶け込みやがった。

 

「高坂京介。お前の知ってる信介の弟だよ」

「ほほう、こりゃ失敬。

・・・随分と似てない三兄妹ですな」

「よく言われるよ、正直男は養子だって言われても納得できる」

「ほら、話はもういいだろ?沙織、人数は何人だ?」

 

いい加減お店の前で騒ぐわけにもいかないので、話の急かす。

 

「我らとあと一人です。京介氏も信介氏もよろしければ同席くださいな。

きりりん氏、いかがか!?」

「ま、まぁどうしてもって言うなら行ってあげてもイイケド」

 

本当は飛んでいきたいくせに、不安とプライドを隠して桐ちゃんは大きな一歩を踏み出した。

 

「それはよかった!ではもう一人の方を待たせるわけにも参りませんので行きましょう!」

「ちょ、ちょっと待ちなさいよ沙織!」

 

何はともあれ、このサークルを選んだのは正解だったようだ。

沙織も桐ちゃんも、すごく楽しそうだから。

 

 




え?物語が全然進んでない?
気にすんなよ、7つの玉を集める世界的ヒーローアニメはもっと進まないじゃないか。
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