The great kinoko kingdom   作:皆笠

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どうも、こんにちは、皆笠です。
まず、謝らせてください。
ごめんなさいでしたぁっ!!
昨日の一時ごろのことですが、次話投稿したつもりが、同じ内容の話を投稿してしまいました。
現在は誤って投稿した第四話は削除させていただきました。
こちらが本物の第四話でございます。



第四話『街じゃない町』

「ねむ・・・」

来界二日目の朝を迎えたのだが、椎奈の目覚めは悪く、起きることを拒否していた。

元々、寝覚めは良くなかったのだが、温かく優しい、寝心地が良い、と言う慣れない環境もあり、その目覚めは悪化を遂げていた。

「おきて~」

だが、そんな椎奈をラフレはゆさゆさと揺れ起こそうとした。

椎奈はそれに毛布を深く被ることで対抗する。

「む~」

ラフレは痺れを切らし、どこからか取り出したフライパンとお玉を耳元で鳴らすことで椎奈を起こすことを決行した。

(やかましっ!!)

「やめいっ!!!」

カンカンと鳴る高音は精神に悪く、椎奈はガバッと毛布を投げ起きる。

目覚めた椎奈の横ではラフレが満面の笑みを浮かべ、膝立ちをしていた。

「おはよ~」

椎奈は苦笑のまま、ラフレに返した。

「おう・・・おはよう」

朝食はトーストだった。あと、冷えたミルク。

 

昨日に引き続きまた歩き続ける。

そうしているうちに、椎奈はまたあの言葉をラフレに掛けていた。

「まだなのか??」

ラフレは変わらず答えた。

「もうちょっとだよ~」

(そう言われて、ちっとも着かないのだが・・・)

だが、ラフレは今までと違い、話を続けた。

右手を挙げ、人差指で示した。

「ほら、あそこにあるおしろのとこだよ~」

椎奈はその指の先を見るため、少し下げていた頭を上げた。

(ぬおっ!!)

巨大なクリーム色の城、ファンタジーらしさ満載であるのだが、屋根(?)の部分は赤に白の水玉、と言うよくあるキノコカラー。

(てか、そこからしかキノコさが感じられない・・・)

それも、苦し紛れ、と言うか、無理やり感がなんとなく醸し出されている。

(残念だ・・・)

だが、目的地がはっきりしたことで、椎奈のやる気は少しばかり回復した。

 

ラフレと少し話しながら道を進んでいると、テントから七時間程度でようやく着いた。

「疲れた・・・」

城下町への門を前にし、椎奈は溜まった疲労を露わにして、膝に手を付けてガックリと頭を落とし、休みを取る。

「おつかれさま~」

ラフレは、下ろしたことで丁度よい高さになった椎奈の頭を優しく撫でた。

どこか恥ずかしくもあったが、別に誰かに見られているわけでもないし、不快でもなかったため、椎奈はなされるがままにしていた。

 

少し癒されてから、椎奈は頭を上げた。

「よし、行くか」

「うん」

ラフレとともに椎奈は町へ足を踏み入れた。

 

溢れるような町民の声々。

外の緩やかさからは少し離れてのちょっとだけ忙しい場所。

それでも、椎奈の住んでいた様な街ではなかった。

椎奈の街の人々は冷たさで満ちていた、でも、この町は人々の温かさがあった。

何がそれを思わせるのか、椎奈は結局わからなかった。

町自身が生きているかの様にこの町はある。

椎奈はだからこそ言った。

「やっぱり・・・平和じゃないか」

安堵を交えての言葉、ラフレの耳にはしっかり届いた。

「だよね~、ぼくにもそうみえるよ~」

ここに来てようやく、ラフレの気持ちが聞けた。

ラフレ自身もそう思っている、では、何故ピンチなんて言ったのか。

ラフレは少し寂しげな表情で言った、呼ばれた理由以上に、ラフレの表情のわけが、椎奈には・・・分からなかった。

(なんで、寂しげな表情を・・・)

ラフレは口だけを動かして何か言った。

椎奈は何だか分からないが、ラフレの頭に手を乗せ、ゴシゴシと撫でた。

「えへへ~」

ラフレはまた、いつもの笑顔で気持ちよさそうに笑った。

この笑顔、失わせたくないな、と椎奈は心に留めた。

 

 




今回は椎奈がとうとう国に到達して、感じたこととかを書きました。
RPGとかでよくみる城下町はなんだかあったかい感じがしますよね。

一応完結に向けて、話の構想も終えていますので、ゆっくり見ていただけると幸いでございます。
今回は大きなミスをしてしまいましたが、今後はこのようなことがないようにします。
すみませんでした。
ではでは。
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