自分は高校生で、まったく文才もないですが、一生懸命書いていきたいと思っています。
ですので、できれば温かい目で見てもらいたいです(汗)
ではよろしくお願いします。
オレの名前は神 秀助だ。
中学の時は軟式だったが、全国大会まで駒を進めた。
そんなオレが選んだ高校は、恋恋高校。
すこし前まで女子高だったのと制服の可愛さに惹かれてしまった。
そしてそれが間違いだった。
教室に入って、パワプロ9のopを口ずさんでいたら、隣の男の子に話しかけられた。
「君、野球が好きでやんすか?」
独特な語尾に大きい眼鏡が特徴的だった。
「ああ、大好きさ。だからこの学校でも野球部に入ろうと思うんだ。君もどう?」
妙に親近感がわきながらもそう答えた。
すると衝撃的な答えが返ってきた。
「この学校に野球部なんてないでやんすよ。共学になったばっかしでやんすし当然でやんすね。」
そうだったのか・・・
健全な男子として当然な理由で入った学校に野球部がないとは。
ん?1から創ってみるというのはどうだろうか?
やっべ、めっちゃいいじゃん!
おれって天才かも!?
「よし、オレは創る!だから君も協力してくれ。」
「イヤでやんす。オイラこの学校でハーレムを創るという野望があるでやんす。」
「ふ、何を言っている。高校球児というのはモテるんだぞ。もう練習中なんて女の子の黄色い声援でいっぱいになるんだぜ」
「なんでやんすって!?」
「さあ、オレと栄光のモテロードを共に歩んでいかないか?」
「そういうことなら仕方ないでやんすね。実はオイラ俊足巧打が売りの外野手でやんす。よろしく頼むでやんす。」
それから放課後になり学校を見回ってみた。
すると一人の女の子が野球道具をもって歩いていた。
しかも可愛い。
矢部君も無言で見とれている。
オレは声をかけてみた。
「君は野球をやっているのかい?」
女の子は答えた。
「うん、そうだよ。ボクは早川 あおい。ピッチャーをやってるんだ。君は何者?」
「オレは神 秀助。ポジションはファーストだ。野球部を作って甲子園に行こうと思ってるんだけど、野球部に入ってくれないかい?」
「オイラは矢部でやんす。以後お見知りおきをでやんす。」
女の子は悩んでいた。少したって答えが返ってきた。
「いいけど条件がある。ボクと1打席勝負をしてキミが勝ったらボクは入るよ。」
いきなり勝負を挑んできた。
「ボクなんかの球を打てないようじゃ、甲子園なんて夢のまた夢。口だけじゃないか確認させてほしい。」
そういうことか。
確かにいきなりあらわれて、甲子園にいくから力を貸してくれなんて考えられないよな。
「わかった。受けて立つよ。」
「神君、大丈夫でやんすか?打者に圧倒的不利な勝負でやんす。」
「やるしかないよ。あの子は相当練習している。手を見ればわかるよ。絶対に野球部に来てほしいから」
「わ、分かったでやんす。がんばってくれでやんす。」
そしてグランドに移動してアップを終え、あおいはマウンドに、オレは打席に立った。
「準備はいい?ヒット性ならキミの勝ち。それ以外はボクの勝ち。それでいいよね?」
「うん、それでいい。じゃはじめよう。」
さてここで打てなかったらシャレにならない。
心してかからないと・・・
あおいは一球目を投げてきた。
それも見たことのないフォームで。
アンダースローから放たれたまっすぐはきれいにアウトローへ決まった。
「ワンストライクだね。振らないとなにも起きないよ?」
思ったよりノビがあって手が出なかった。
さあ次だ。
2球目。
しなやかなフォームから放たれた球はシンカーだった。
豪快に空振るオレ。
これで追い込まれてしまった。
ここまでキレのあるシンカーはめったにお目にかかれない。
三球目、四球目は、ボール球だった。
しかし、その三球目にカーブを投げてきた。
四球目はまっすぐだった。
これでだいたい持ち球を予測できた。
オレはバッティングには絶大な評価を中学の時に得ていた。そんなオレが打つのはそう難しくなかった。
五球目。
放たれた球はシンカーだった。
インコース寄りの低めを、ドンピシャで打った。
文句なしのホームラン性の当たり。
あおいはオレに駆け寄ってきて、言った。
「負けたよ、神くん。ボクも野球部に入るよ。」
「なかなかいいボールだったよ。これからもよろしくね!」
矢部くんも興奮気味に走ってきて、
「すごい戦いだったでやんす。それにしても神くんはすごいでやんす。でもあおいちゃんもすごかったでやんすよ。これからよろしくでやんすー!!」
「そうだ、3人になったから愛好会にできるよ!ボクは自分の実力を高めることに集中したいし、言いだしっぺはキミなんだから、キャプテンは神くんね!」
キャプテンか。まあ中学時時代もそうだったし、やってみるか。
「わかった。やってみるよ。」
「オ、オイラも何か肩書きがほしいでやんす!!!」
「じゃあキミは便所掃除係ね☆」
「そんな肩書きいらないでやんす!!」
そして次の日、さっそく愛好会の申請をして許可をもらった。
これがオレ達の始まりだった。