恋恋高校~プロまでの道~   作:attack

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4月1週

いやー相変わらずここの女の子はレベルがたかいぜ!!

 

なんて思いながら教室にはいり、自分の席に座った。

 

やはり女子が多いせいか、妙に落ち着くことができない。

 

矢部くんもそわそわしている。

 

「神くん、やっぱりオイラはマネージャーが必要と思うでやんす。炎天下で汗を流しながら一生懸命に球児を支えるマネージャーがいれば練習もはかどるんじゃないかなでやんす。」

 

確かに高校野球にマネージャーはつきものだ。

 

でも、なってくれる人なんているのかな?

 

なんて思いつつ放課後になり、グランドに集まった。

 

するとあおいが言ってきた。

 

「実はマネージャーになってくれる人がいるんだ。おいで、はるか!」

 

そしてあらわれたのはとても清楚でつい見とれてしまう、日本人でよかったと思わせるほどの美少女だった。

 

「七瀬はるかです。よ、よろしくお願いします。」

 

「はるかは中学のときからの大親友なんだ!」

 

「オ、オイラに春が来たでやんすよ!はるかちゃん、オイラとお茶でもどうでやんすか?」

 

はるかの自己紹介が終わった瞬間に矢部くんが素早く近寄り声をかけた。さすがは俊足といったところだ。

 

「矢部くん!はるかにちょっかいかけたらグーで殴るよ!!」

 

「ひええでやんす。ごめんなさいでやんす。」

 

「あ、あのケンカはやめてください。」

 

はるかちゃんが止めに入る。おろおろした仕草もなんて可愛いんだろうなんて思いながらも

 

「よろしくね、はるかちゃん。これから一緒に頑張っていこうね。」

 

と、つい笑みがこぼれそうになりながらも言った。

 

「は、はい。こちらこそよろしくお願いします。」

 

よし、念願のマネージャーも入ってくれたし、何より可愛いから練習にも力が入る。男なら当然だ。

 

さーて練習だ練習。

 

 

 

 

といってもまだはるかちゃんを入れて4人だからまともな練習ができなかった。

 

だから矢部くんと基礎練習をした。

「はぁはぁでやんす。まだまだいけるでやんすよ。」

 

短距離だけかと思いきや長距離にも強かった矢部くん。

 

「早いなあ。ダッシュ系だけかと思っていたよ」

 

「何を言うでやんすか、オイラの得意練習でやんす!」

 

 

一方あおいは、ネットに向かって変化球の練習をしていた。

 

シンカーがとてもキレている。あの時の戦いとはまるで違った。まだ肩が温まってなかったのだろう。

 

    

本当にいい球だった。 

 

 

これは案外いい試合ができるかも。  

 

もちろん部員を集めないといけないのだが。

 

 

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