「やっぱり部員が足りないと思う。だからみんなで手分けして勧誘してみない?」
「オイラもそう思っていたでやんす。練習も盛り上がらないでやんすし、やっぱり多いほうがいいでやんす。」
「わかったよ。ボクもやってみるね。はるかもやってくれる?」
「うん、一応マネージャーだから、私のクラスに男子もいるから声をかけてみます。」
「じゃあみんな、健闘を祈る!!」
いまから勧誘をするのだけど、上手くいくだろうか。
あと、内野手3人、外野手2人、そしてキャッチャーがほしいし、ピッチャーもあおいちゃん一人では負担が大きいしな。
そういえば、矢部くんたちからオレによく似ている人がいるって言ってたような・・・。
まあとりあえず明日の昼休みに片っ端から声をかけていくかな。
そして昼休みになりオレは早速男子に声をかけた。
「ねえねえ、野球部にはいらない?」
「いきなりだなー。でもどうせ部活動には入らないといけないから野球部でいいかな。」
「オレは神。よろしくな。」
「おれは風間。ポジションはキャッチャー。帝王中だったんだ。」
「帝王中!?なぜ恋恋なんかにきたの!?」
「恋恋って可愛い女の子多いじゃん!なんか足が勝手に動いていたっていうか…」
まあ理由はオレと同じだけどあの帝王中だから相当期待できそうだ。
しかし今日は一人だけしか捕まえられなかった。
しかし放課後。
矢部くんはゼロ。あおいは1人。はるかちゃんが3人も連れてきてくれた。
「はるかちゃん3人もなんてすごいね。」
「はい。みなさんが快諾してくれました。」
すると3人そろって
「いやーはるかさんの頼みなら断れないっす。」
たしかにあのはるかちゃんなら断れないだろう。
「あおいちゃんもありがとう。助かったよ。」
「うんっ。ボクも頼んだら快諾してくれたんだ。」
「え、野球部に入るなんて一言も・・・」
「ギロッ」
「喜んではいらせていただきマース」
おそらく脅したのだろうが目をつぶっておこう。
とりあえず5人入部してくれた。
風間はいいとしてあおいが連れてきてくれたのは山崎。希望するポジションはセカンドらしい。
次にはるかちゃん三人衆のひとり成海。ポジションはサードだ。
そして二人目に、川野。こいつは外野。
最後に池本。こいつも外野を希望している。
「よーしあと一人で9人そろうぞ!」
そう言うオレにはるかちゃんが一言告げた。
「あの、今年の一年の男子はこれが全員です。つまりこれで恋恋の男子全員がそろったことになります。」
なんてことだ。つまり来年まで待つしかないのか・・・
しかし落ち込んでいても仕方ない。試合ができるようになるまでみんなで強くなるんだ!