魔法科高校の劣等生に二回転生しちゃいました   作:葉楼

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おそくなりました。
夏休み部活忙しすぎ…

今回は途中から零くん目線になります。
あとどうでもいいけど会話のところは全部英語という設定です。


USNA編
USNA編1


USNAのとある閑静な住宅街。

お金持ちが住むような豪邸が数軒建ち並ぶそこでも一際存在感を放つ大きな屋敷に慌ただしい足音と共に元気な声が響く。

 

「零ー!おっはよー!」

 

そう言って勢いよくドアを開けたのは金髪碧眼の少女、アンジェリーナ・シールズ。

彼女はこのシールズ家の一人娘である。

手にブラシを携えパジャマ姿で居る彼女はつい先ほど起きたのであろう、頭には所々寝癖がついている。

そんな彼女は部屋に入ると隅の方にあるベットへとダイブしていった。

 

「グホッ!!」

 

そしてそんな声と共にアンジェリーナのダイブしたベッドから出てきたのは中性的な顔立ち、いやいっそ女の子と言われても大半の人が信じるであろう容姿をした大葉零その人だった。

 

「ほら、いつものおねがい」

 

モゾモゾとベッドから出てきた零にアンジェリーナは両手に持った櫛とヘアゴムを差し出す。

それを無言で受け取った零はまだ目の醒めていない眠たそうな顔で部屋を出て行く。

そしてアンジェリーナはそれに嬉しそうな顔をしてついて行く。

足取りの覚束ない零は洗面所へ向かっていった。

 

 

 

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

洗面所へ入るとまず顔を洗ってまだ半分寝ていてぼーっとする頭を起こす。

そして髪についた寝癖を直すと向こうで椅子に座って待っているアンジーのところへ行き彼女の寝癖を直してやる。

そして一通り直すと髪の毛のセットに取り掛かる。

「いつものでいい?」と聞くと「うん。」と元気な声が返ってきたため髪を梳いてセットしていく。

まず頭の左側の髪の毛を一つに纏め側頭部で結ぶ、そして右側も同じ様に結ぶ。

これでツインテールの完成だ。

 

「アンジー、できたよ。」

 

僕がそう言うとアンジーは椅子から降り体を反転させてこちらを向く。

僕に一言お礼を言うと鏡を見てからもう一度こちらへ向き直る。

 

「どう?かわいい?」

 

そう聞いてきたため「うん、かわいいよ」と言ってあげるとアンジーはにやけた頰に手を当てて「エヘヘへ」と体をくねらせる。

 

その様子は、普段僕より数ヶ月早く生まれたからと言って姉のように振る舞っている姿とは正反対の妹みたいな仕草で、いつも、妹みたいだなぁと思っている。

そんなことを言ったらアンジーは盛大に拗ねてしまうため心の中で思うだけにしているけど。

 

 

 

と、ここまでが僕のここ半年ほどの朝の日課だ。

きっかけは約半年前、それまではアンジーは彼女のお母さんである涼子さんに髪の毛をセットしてもらっていたのだがたまたま涼子さんがいない日があり、その日に日本でお母さんやお姉ちゃんのをセットしたことがある僕がアンジーの髪の毛をセットしてあげると彼女にすごく気に入られ今日まで続いている。

だけどいつも不思議に思うことがアンジーの髪の毛はツインテールにすると髪の毛がすごい巻くということだ。

髪を下ろしているときは綺麗なストレートでツインテー以外の髪型のときはストレートのままなのにツインテールにすると勝手に髪がクルクルって巻くのだ。

以前それをアンジーに聞くと「私にもわからないわ」と返ってきたため僕はこれを『アンジーの七不思議』の一つとして考えている。

残り六つはまだないけれど。

 

そんなこんなで僕がここUSNAのシールズ家に来てもうすぐ一年になる。

最初こそ戸惑っていたけれど僕に英語を教えるために日本語を勉強してくれたりとこの家の人たちはみんないい人ばかりですぐに打ち解けることができた。

他にもたくさんのことをしってもらってて感謝してもし切れないぐらいだ。

 

そんなことを思っているとアンジーから声がかかる。

 

「零、どうしたの?朝ごはん食べに行こうよ。」

 

それにOKと返してアンジーとリビングへ向かっていった。

 

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

その日のお昼過ぎ昼食を食べ終えた僕はアンジーと別れ本を読んでいた。

なんでも日本からアンジーの親戚がやってくるらしくそれなら僕は邪魔だろうということで自室にこもっているわけだ。

もちろんアンジーに「おいでよ」と誘われたけど会ったことのない人がそこにいたら絶対に変な感じになるだろうと思って断った。

 

そうして本を読んでいるといつの間にか空が夕焼けに染まっていた。

時計を見るともう六時で晩御飯の時間になっていたため僕は慌てて部屋を飛び出した。

するとリビングに向かう途中曲がり角で誰かとぶつかりそうになってしまう。

間一髪のところで避けたものの体勢を崩して床に倒れてしまう。

慌てて起き上がり「大丈夫かね?」と聞かれたため「すいません、大丈夫です」と答えたところで目の前の人物が見たことのない人だと気づく。

 

髪は全て白髪でスーツを着た老人で見たところ六十代後半に見える。

おそらくこの人が今日訪ねてきたアンジーの親戚だろうと思ったところで声をかけられる。

 

「見たことのない顔だな。

君はだれかね?」

 

「大葉零と言います。一年ほど前からここで住まわせてもらってます。」

 

とりあえず差し障りのないであろう言葉を返すと老人はウンウンと頷く。

 

「そうか。君があの…

わしは九島烈という。よろしくな。」

 

「よろしくお願いします」と言いながら「あの」という言葉に少し「ん?」となるけどこの人がアンジーの親戚だと分かったことーーアンジーの本名はアンジェリーナ・クドウ・シールズであるためーーと晩御飯に行かないといけないということを思い出してリビングへ急ごうとする。

烈さんはこっちをジーっと見てくるだけで何も言わないためリビングへ行こうと足を出す寸前で話しかけられる。

 

「おもしろいモノを持っているな。

君は魔法に興味はあるかね?」

 

「え?あ、ひゃ、はい」

 

気が緩んだところで突然聞かれたため少し噛んでしまう。

しかし烈さんはそんなことを気にせず。

 

「ならば明日アンジーと一緒にわしのとこへ来るとよい。

魔法の稽古をつけてやろう。」

 

そう言って去っていった。

 

 

 

 

 

そしてそのことを話すとアンジーはどういうわけかとても嬉しそうにはしゃいだ後ハッとした顔をして何故か怒ったように「た、ただ一人でお稽古を受けるのが少し心細かっただけなんだからね!」と言ってそっぽを向いてしまった。

 

 

 




零くんの口調上手く書けてるかな?自身無い…
だって6歳の子の口調とかわからないもん…
いや、6歳ってこんなの言わねーだろってところがありましたらそれは蓮玉くんの影響と思っていただけると。

あと今回はリーナたん出てきましたね。
ポンコツっ子かわいいです。
あと個人的にリーナはツインテールもいいけどポニーテールもすごく似合うと思います。
ポニーテールにするとクールな感じの美人さんになりそう。
ちなみに作者はかわいい系の美少女よりかっこいい系の美人の方が好きですね。

そして今月はあと1話書けるか書けないかぐらいだと思います。

感想・意見・誤字脱字・批評などありましたら言って頂けると嬉しいです。
お読みいただきありがとうございました。
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