魔法科高校の劣等生に二回転生しちゃいました   作:葉楼

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二週間ちょっと…約三週間ぶりの投稿ですね。
もう少しペースあげたいな、と思うけれどなかなかどうして進まない。

それもこれもテストや本の発売が重なるからだ…!
あ、18巻発売されましたね。そこそこ前ですが。


では、本編をどうぞ。


USNA編3

USNAの町外れのシールズ家では日常が始まっていた。

シールズ家の一室、白と淡い青で彩られた部屋で札で組まれた魔法陣の中央であぐら―座禅ではない―をかいて魔法を行使する零。

そして彼の周りには魔法師ならば誰もが可視化できるほどまで精霊が密になって集まっている。

それらの精霊は皆絶え間なく動いて時折、美しい紋様を描いている。

不規則だが明確な意図をもっているかのように動くそれらはすべて零が操っているものだ。

可視化できるほどの数の精霊を一度に操るのは札による補助が付いていても高度な技術であるはずなのだが零はとてもリラックスした状態でそれを行使している。

これは烈が零に与えた鍛錬で毎日一時間はこれを行えというものだった。

 

零の得意分野である古き魔法は基本精霊を媒体に行うもので精霊を扱えなければ話にならない。

 

精霊とは霊子情報体の核を持つ想子孤立情報体のことでその一つ一つが意思を持っている。

そのため操るのは難しく、精霊と古式魔法師としての力は比例していると言われているほどで、精霊との感受性を上げることのできるこの課題を烈は与えたそうだ。

 

そうして修業を始めて一時間が経った頃、零の周りの魔方陣が消え精霊たちが霧散していき、それとほぼ同時に部屋のドアが開いた。

 

 

「レイー、朝ごはんできた……って邪魔しちゃった?」

 

 

そう言って入ってきたのはここシールズ家の一人娘アンジェリーナだった。

 

 

「いや、ちょうど終わったところだから大丈夫。」

 

 

そういって零は立ち上がると「それじゃあいこうか。」と、アンジェリーナと部屋を出て行った。

 

 

 

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇

そうして俺達が向かったのは食卓……ではなかった。

なぜならリーナの髪を結んでやらなければいけないからね。

もう十二歳にもなるのだからいい加減自分で結べばいいのでは?と思うんだけど、以前リーナ自身にやらせてみたところものすごい下手だったのだ。

ツインテールの左右の位置も量もバランスもバラバラで、一度これでもかというぐらい先鋭的な髪形になってしまった事がある。

それ以来、めんどくさくなったリーナはたまに練習をするものの、結局俺に任せきりになっている。

 

ちなみに気付いている人もいるだろうけれど俺の彼女の呼び方が「アンジー」から「リーナ」に変わっている。

周りの人たちーーといってもシールズ家の人たちだけだーーが彼女のことを「アンジー」と呼んでいてそれに合わせていたんだけれど、数年前のあることをきっかけに変わったのだ。

それ以来なぜかリーナは周りの人たちにもそう呼ばせてるのだがそれは置いとこう。

 

閑話休題

そんなことを考えている内に髪を梳き終ったので髪型はどうする、とリーナに聞くといつも通り「おまかせで」と返ってくる。

これも以前と変わったところで二・三年ほど前まではずっとツインテールだったのだけれど、一度違う髪型を試してみたときに気に入って興味がわいたのか様々な髪型を試してみて、今では「これがいい」という日は髪型を選び、どれでもいい日には俺に決めさせるようになった。

 

どんな髪型にしようかなと考え、俺個人的に好きなポニーテールにしようと決める。

そうして髪のセットを終えるとリーナからのありがとうという言葉と共に二人で食卓に向かっていった。

そして朝ごはんを食べ終えると今日は平日のためリーナは学校へ向かって行った。

 

その後、少しだらけた俺はとある一室に向かっていった。

 

 

 

 

 

約四時間後

俺は今授業を受けていた。シールズ家で。

だって俺秘密裏にUSNAに来ちゃってるからね。学校になんか行けないよ。

行っちゃったらUSNAの人に即バレしてまた逃げなきゃいけなくなるだろうしね。

だからと言って勉強をしないのはいけないというシールズさんのご厚意でシールズ家の執事さんやメイドさんたちに家庭教師みたいな感じで教わっている。

しかも皆教えてくれるのが上手くて、次々といろいろなことを知れる。

だから学校行ってないからと言って頭が悪いわけじゃないよ。むしろいい方。

 

そうして授業を受け、今日の学習が全部終わったので今は昼ご飯を食べている。

ちなみに毎日の勉強は土日もあるが、その日の午前中に四時間で終わりだ。

だから授業のスピードが速いのだが、俺が分からないことがあったら、俺が理解するまでしっかりと教えてくれるので置いていかれたりすることはない。

 

そして勉強は午前中に全部終わるため午後は趣味に充てている。

その趣味も今までは料理の練習や、いろんな言語の勉強、読書、スポーツで体を動かしたり、様々なゲームで世界ランカーになったりといろいろなことにハマっていた。

今は専らCADの製作にハマっている。

それで俺が好きなのはハード面のほうで今までは杖型のものや、変身ベルトみたいな感じのCADを作ったりした。

けれど、CADを作っても魔法式が入っていないと使えない。

一応CADの調整はできるんだけれどあまり得意ではなく、むしろ苦手なためソフト面はレンに任せている。

え、レン?ほら、俺の頭の中に住み着いてるもう一つの人格みたいな奴だよ。

でもその割には俺よりすごい身長も高いし俺がレンを最初に認識した時から全く成長してないけどね。

しかも俺のもう一つの人格のはずなのに名前は蓮玉っていうらしいし。

 

それはともかく俺がCADの勉強を始めたときに、記憶を共有してるらしくて一緒に勉強をし、二人一緒にハマったわけだよ。

だからCADの製作に関しては基本各々の自由にしてるけど二人共同で作るときにはハード面を俺がソフト面をレンが担当している。

ちなみに俺たちは魔工師としてそこそこ有名で「フロウ・ロータス」として活動している。

まあそれを始めたきっかけはお金だったんだけどね。

だってCADを作るのだってタダじゃないしその部品はシールズさんたちに買ってもらっているから、その分だけでも返せたらなと思いCADを作って売っているのだ。

 

あ、そういえばまた依頼が来てたしそれ片付けないと。

そんでその後CADを作ろうか。さっきいいの思いついちゃったんだよね。

 

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇

「……………!できた」

よし、CADが完成した。……ってもう六時!?

はぁー、またやっちゃったよ。

よくあるんだよね。夢中になりすぎて時間を忘れること。

前なんか夜ごはん食べるの忘れて挙句に日をまたいでしまってめちゃくちゃ怒られたんだよね。

まあ、まだ夜ご飯まで時間あるしマンガでも読んどこう。

 

そういえばこんな時間なのにリーナどうしたんだろ。

いつもなら友達と遊ぶにしても一回帰ってくるはずなのにな。

そして俺の部屋に少し話にくるはずなのにな。

 

というかさっきから部屋の外が騒がしいな。

今日はなにかあったっけ?特に大事な用事もなかったと思うんだけどな。

まあ誰かに聞けばいいか。

 

てゆう感じで部屋を出るとばったりシールズさんと出くわす。

 

 

「なんか騒がしいけど今日って何か用事でもあったっけ?」

 

 

そう話しかけると慌てていたシールズさんは俺を見て少し険しい顔になる。

そして膝立ちになり俺の顔を見ると、

 

 

「いいか、落ち着いて聞いてくれ。

リーナが………

 

 

誘拐された。」

 




ということで今回は説明回みたいな感じです。
というよりは伏線を張っていく回?かな。
そんな大層なものでもないですけど。

まあ次回に期待してください。
事件は起こしましたので。(((自分でハードルを上げる

こんなことを言いながら、もしかすると次もあまり話が進まないかもしれないしなー。
それは次回のお楽しみということで!

それはそうと文字数ってこんなもんでいいんですかね。今更だけど。
あと執筆できないときは活動報告に載せたほうがいいかな。それぐらいの時間はあるだろうし。

とか、悩む今日この頃。

ではまた次回!
誤字・脱字、感想などお待ちしています。

お読みいただきありがとうございました。

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