魔法科高校の劣等生に二回転生しちゃいました   作:葉楼

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お久しぶりです
受験終わって一先ず落ち着いてきたので投稿です
短めです。そしてこれでUSNA編も終わり


USNA編12

帰国当日

 

 

「元気でね、応援してるよ」

「ありがとう、涼子さんこそお元気で」

 

シールズ家の人たちに見守られる中涼子さんとハグをして別れの挨拶を終える。

笑顔の涼子さんに続いてシールズさんと別れの挨拶を交わす。

 

「寂しくなるよ」

「また絶対帰って来ます」

「そうなったら嬉しいね。日本でも元気にやるんだよ」

 

握手を交わしてシールズさんは最後の一人に場所を譲るように少し離れる。

代わりにやって来たのは十人中十人がかわいいと答えるだろう美少女、リーナだ。

 

まあ、別れの挨拶と言ってもここ二、三日でお互い大体のことは話したから今更なにか約束するわけでもない。

やって来たリーナも別れを惜しむような素振りはなく顔には笑みを浮かべている。

 

腕を広げると飛び込んできたため抱きしめる。

なぜか周りからニヤニヤした暖かい目で見られてるけど無視だ。

そしたら少し驚かれたみたいだけどそんな恥ずかしがると思われたのだろうか。

 

「がんばろうね」

「うん」

「好きよ」

「俺も好きだよ」

 

お互いの耳元で確認のように囁き合う。

それが終わって離れるとポケットから取り出した袋をこちらに差し出してくる。

 

「私からのプレゼント。

お守り代わりに持っといて」

 

袋を開けるとブレスレットが入っていた。

黒革のベルトの真ん中に、中央部に一本の青い横線が入った銀色のプレートが付いているそれを早速つけてみる。

 

「うん、やっぱり似合ってる。

寂しくなったりしたらこれ見て思い出してね」

 

「ずっと付けておくよ」

 

「約束、忘れたりしたら絶対許さないんだから」

 

そう言ってリーナがそっぽを向くと突然、ツンデレキタァーーーー!!とレンが騒ぎ出したが俺からも渡したいものがあるから構ってられない。

 

「リーナ、俺からも渡したいものがあるんだ」

 

俺は首にかかっているネックレスを外してリーナに差し出す。

両手でそれを受け取ったリーナは驚きの表情でこちらを見ている。

 

「いいの、これ。

だって、レイのお母さんの形見なんでしょ」

 

「大丈夫だよ、お守り代わりだよ。

また会える時までリーナが持ってて」

 

元々約束の証としてリーナに渡すつもりだったのだ。

リーナに先を越されてしまったが決してお返しで渡した訳ではない。

事情を話すとネックレスを嬉しそうに胸に抱く。

 

時計を見るとそろそろ出発する時間だった。

嬉しそうなリーナを見て満足したが最後にちょっとしたいたずらをしてやろうと思った俺はリーナの名前を呼んだ。

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

大きく手を振りながら去っていく零にリーナ以外の二人は手を振り返して見送る。

 

「行ってしまったな」

「そうね」

 

完全に零が見えなくなったところで手を下ろし呟くように話す。

少し間をおいて互いに顔を見合わせると急にニヤニヤした顔つきになってリーナのとこへ向かう。

先程も零に手を振っていなかったリーナは唇に手を当てて呆然としている。

 

「あらまあ、青春っていいわね」

 

涼子がそう言ったところで現実に戻ったリーナは自分のとこにやってきた二人を見る。

そして零に何をされたかを思い出し、その恥ずかしさと二人に見られていたという羞恥心で顔を真っ赤にする。

 

「あら、あなたたちまだキスもしてなかったの?」

 

未だニヤニヤしながら揶揄ってくる母親に羞恥心が限界を超えたリーナは大声で叫んだ。

 

「もう!別にいいじゃない!!」

 

 

 

 

 

涼子の揶揄いも落ち着いたところでリーナの肩に手が置かれる。

 

「まあ、良かったじゃないか最期に忘れられない思い出ができて」

 

そう言った父親を見上げたリーナは搭乗口の方を向いて応える。

 

「いいえ、最期じゃないわ」

 

「でもわかっているだろう。

彼がステイツに来たのは半ば亡命のような形だったんだ。だからもう日本を離れることも恐らく…」

 

「わかってるわ。

でも、レイと約束したの。また会おうって。

だから、最期じゃないわ」

 

誇らしげで、どこか自信に満ちた顔でさ

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

『まもなく離陸いたします。シートベルトを着用―――――』

 

携帯の電源が切れていることを確認してポケットに入れ椅子にもたれかかる。

目を閉じて思い出すのはUSNAで過ごした約七年間。楽しかったことや嬉しかったことがどんどん甦ってくる。

シールズ家の日値はみんな気さくな人でUSNAにきてすぐに俺を家族のように扱ってくれた。

良いことをすると褒めてくれたし悪いことをするとちゃんと叱ってくれた。

それだけじゃなく俺が興味を持ったことは応援してくれ、できる限りのサポートもしてくれた。そのおかげで色々なことに挑戦できた。

特に大きかったのはCADの開発だ。シールズさんは有名なCADメーカーの経営をしていて、そのツテで調整機まで貰えたしCADの調整や開発のノウハウを知ることができた。

自分が設計したCADを売ったお金とかはシールズさんにあげたし、多少の恩返しはできたんじゃないかと思う。

ただ、それでも今までもらってきたものは返せてないと思うし一生返せないだろう。

それぐらい感謝してる。

 

最後の別れ際まで気に掛けてくれたし昨日なんかは俺のためにお別れ会なんか開いてくれてみんなからプレゼントなんかも貰ったりした。

またUSNAに戻ってきてみんなと会いたい。リーナとの約束だけじゃなく、みんなに会いに来ることもまた、俺のがんばる理由だ。

 

 

飛行機が動き出した。

ゆっくりとスピードを上げていく。

 

やっぱりいざ出発となると寂しくなる。

それほど楽しかった日々だった。

でも今日が最期じゃない。最後にしない。レンにも手伝ってもらってできるだけ早く。

あいつもUSNAに戻る気持ちはあるらしいし。

心の中で話しかけても返事は返ってこない。そういえば飛行機は苦手とか言ってたっけ。

 

滑走路も残りわずか。

前輪が浮いて機体が傾く。

続いて後輪が浮き機体が上昇する。

どんどん高度を上げ空港が小さくなっていく。青い海が窓から見える景色の大半を占める。

リーナの瞳のように綺麗な蒼。

遠ざかっていくUSNAと一緒に目に焼き付けた。




前書きにも書きましたが受験終えました
…が!!、夢破れ浪人しましたw現実は甘くなかった
なのでまだ一年残ってます(絶望)
電車の時間が長くなったのでちょこちょこ書いていこうかなと思ったり((勉強しろ

そこそこ遊びながら勉強しようと思ったのに予備校始まって一週間で現役の時よりもしっかり勉強してる気がしますw

今年も受験生の方、頑張りましょう(現役は敵と思ってる)
お読みいただきありがとうございました
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