僕と同居人と召喚獣   作:迷単底

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ちょっとキャラ崩壊入ってるかも?


まあいいや、どうぞー


第23話:あからさまな計画

雄二side

 

「くっそ……、絶対明久のやろう何か知ってるだろ……」

 

あの後写真を見るといらん加工が施されていた。

おそらく同じチケットできた明久たちの写真にも同じような加工が施されてるはずだが……

 

(だめだ、考えてもわからん)

 

何がどうなってるのかさっぱりだ。

だが、明久は間違いなく何か知ってるはず……

取っ捕まえて聞き出さなければ……

 

「ねえねえ、そこのお兄さん」

 

「あん?」

 

しかしそこでこの遊園地のマスコットのキグルミが話しかけてきた。

確か名前は……フィーだったか?

 

「ここら辺に吉井く……身長170センチくらいで、女の子を連れていた男の子、見ませんでしたか?」

 

「……おい姫路、なにしてるんだ?」

 

「いいから質問に答えてください。見たんですか?それとも見なかったんですか?」

 

そう言ってフィー……もとい姫路は釘バットを突き付けてくる。

仮にも遊園地のマスコットが釘バットを突き付けてくるのはどうかと思う

 

「いや、知らんな」

 

「本当ですか?」

 

「ああ、本当だ」

 

「本当に本当ですか?」

 

「ああ」

 

「嘘は言ってませんか?」

 

しつけえな……

 

「あー……確か最後に見たときはあっちの方向に行ってたな」

 

そう言って適当な方向を指さす。

実際はどこに行ったのか知らない。

 

「ありがとうございます。もしもし、美波ちゃん?どうやら吉井君はメリーゴーランドのほうに行ったみたいです」

 

姫路だけでなく島田も来てるのか……

災難だな、あいつも

 

「さて、じゃあ明久を探しに……」

 

「……雄二、お化け屋敷に行く」

 

そして明久を探しに行こうと思ってたところに、翔子に腕を極められて止められる。

 

「……お化け屋敷は彼氏に抱き着き放題らしいから」

 

「グアッ!?離せえ、翔子!」

 

そんな抵抗も虚しく、俺はいつも通りのようにお化け屋敷に連行された……

 

 

 

 

 

 

明久side

 

「明久、次はこれにしましょう」

 

「はは、楽しそうだね」

 

僕はそう子供みたいにはしゃいでる咲夜に笑いかける。

楽しんでくれているようでなによりだ。

誘った甲斐があるというものだ

 

「明久?どうかしたんですか?」

 

「いや、何も。それよりも乗ろうか」

 

「はい」

 

 

 

そうして乗り込んだのは……

 

「ジェットコースターか……。懐かしいな」

 

「何か思い出でもあるんですか?」

 

ジェットコースターに乗りながらそんな話をする。

僕にとってジェットコースターはいろいろな思い出があるアトラクションなのだ。

 

「むかし僕が幼稚園児だった頃、家族みんなで遊園地に行ったんだ」

 

「それでどうしたんですか?」

 

「まあ、ジェットコースターとかって身長制限があるでしょ?だから幼稚園児の僕だけが乗れなくてね……。乗りたい乗りたいって駄々をこねてものすごく泣いたんだよ」

 

「へえ……、今の明久からは考えられませんね」

 

「そう?それでそんな僕を見て母さんが僕をおんぶしてくれて……」

 

「そのまま家に連れて帰ってくれたんですか?」

 

「いや、おんぶしてくれて町内中を縦横無尽に駆け回ったんだ。ジェットコースター並みのスピードで」

 

しかも他の家の屋根とかも使ってたからな……、何回か死ぬかと思ったよ、あれは……

軽くトラウマになりかけたし……

 

「……」

 

さすがの咲夜も固まってるな……

 

「えっとそれは……」

 

「あ、そろそろ落ちるよ」

 

「え?って、キャアアアアアァァァァァァッッッ!!??」

 

あ、意外に可愛い悲鳴だな……

僕はそう思いながら、ジェットコースターを楽しんだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジェットコースターから降りた後、僕は咲夜とともにベンチに座っている。

 

「すいません……、せっかくの遊園地ですのに」

 

「まさか咲夜が酔うとはね……」

 

「初めてだったもので……」

 

「じゃあしょうがないよ。多分」

 

咲夜はジェットコースターなどにはのったことがないらしく、あまりのスピードに酔ってしまったらしい

 

「そういえばそろそろお昼だけどどうする?」

 

「そうですね……、今は何も入りそうにありませんね」

 

「いや、そうじゃなくて治ったらどこで食べたい?」

 

「どこでもいいですよ」

 

そうなるとどこにしようかな……

イタリアンとかフレンチとかいろいろなお店があるし……

 

「吉井君……何やってるんですか?」

 

「吉井、死ぬ覚悟は出来てるかしら?」

 

そう言って話しかけてくる二匹のマスコットキャラクター

ただ、その手には釘バットを二つずつ持っている

 

「えっと……どちらさまで?」

 

いやほんとは分かってるけどね

姫路さんと島田さんだよね

釘バットを常備しているのはあの二人くらいだし

 

(咲夜、走れそう?)

 

(……大丈夫です)

 

咲夜にアイコンタクトで確認をとるが、多分無理してるのだろう。

しょうがないか……

 

「ちょっと我慢してね」

 

「えっ!?きゃっ!?」

 

そう言うと咲夜をお姫様抱っこで持ち上げ、そのまま逃走する。

 

「吉井君!セクハラですよ!」

 

「吉井!今すぐ離しなさい!そしたら四肢をちぎるだけで許してあげるわ!」

 

「やなこった!」

 

ええい、こうなったらこのまま逃亡し続けてやる!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふぅ……、ここまで離せば大丈夫かな?」

 

あの後そのまま逃げ続け、なんとかあの二人をまくことに成功する。

 

「あ、あの、明久……」

 

「あ、ごめん。いま降ろすからね」

 

そう言って咲夜を地面に降ろす。

逃げるのに夢中で気付かなかったな……

 

「で、もう大丈夫?」

 

「あ、はい。すっかりと大丈夫です」

 

「じゃあ他のアトラクションに行く?それとも昼食にする?」

 

すっかり咲夜は回復したようなので、今後はどうするかを話し合うことにする。

でもあの二人が来ている以上目立たないように行動するしかないかな……

 

『ターゲットαをAの32地区で発見。プランMを実行する』

 

『了解。抜かりなくやるように』

 

なんか近くで変な声が聞こえるんだけど……

 

「ああー、なんてことだー(棒)」

 

「いったいどうすればいいんだー(棒)」

 

そして急に近くで明らかに棒読みの演技が始まる。

 

「明久、あれはなんですか?」

 

「僕にもわからないよ……」

 

「まさか写真撮影のモデルのカップルが来れないなんてー(棒)」

 

「ああー、どこかに都合よくカップルはいないのだろうかー(棒)」

 

僕たちの声は間違いなく聞こえてるだろうになおも続けてくる。

 

「おっ、あそこに偶然にもちょうどいいカップルがいるぞー(棒)」

 

「これはもうあのカップルに頼むしかないなー(棒)」

 

そう言うと僕たちに近づいてくる。

 

「すいません、わたしたちは水無月ウエディングという会社のものなのですが、新しいパンフレットの写真に使うモデルのカップルが偶然にも来れなくなってしまったんです」

 

なんでここは流暢なんだよ……

 

「そこでよろしければ、あなたがたがモデルになっていただけませんか?」

 

多分これも如月グループのウエディングシフトとやらの一環なのだろう。

まあ、僕たちには関係無いんだけどね

 

「えっと…ちなみにどんな服で写真を?」

 

「もちろんウエディングドレスとタキシードですが?」

 

「明久……」

 

その言葉を聞いた瞬間に咲夜は僕の袖を引っ張ってきて、何かを訴えるような瞳で僕を見てくる。

 

「えっと……やりたいの?」

 

「いえ、別にそういうわけでなく、あくまでも、人助けの一環として……」

 

そう慌てふためく咲夜を見るとついつい苦笑してしまう。

 

「分かったよ。じゃあやろうか」

 

「いいんですか?」

 

「もちろん」

 

そうして僕たちは写真撮影をすることとなった

ちなみにお礼としてタダで昼食(ケーキバイキングつき)をとれることとなった

 

 

 

 

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