そしてアンケートにより新しく登場する同居人は一人でその人物とは………………
博麗霊夢です!
いや、最初は幽香も登場させようと思ってたんですけどね……幽香を登場させると話が回し辛くなりまして……
まあ代わりにもう一つ新しく、タイトルアウトなSSを投稿したんですけどね
そっちの方も見てってください
第25話:脅迫状!?
明久side
聞いた話によるとあの後は霧島さんと雄二は特に何もなく家に帰ったらしい。
でも霧島さんにそのことを聞くとどこか嬉しそうな顔をしていたので何かいいことがあったのだろう。
「いやぁ……来週からはいよいよ合宿だね」
僕たちはいつもどおりみんなと登校して、今は下駄箱の前にいる。
「そうだな、修学旅行みたいにみんなで泊まるんだろ?」
「確かそのはずよ」
「でも、やることは勉強ですけどね」
ガサッ
「ん?何だこれ?……手紙?」
そして下駄箱から上靴を取り出そうとしたら音がした。不思議に思って奥に手を突っ込むとピンク色の封筒が出てきた。
「明久、それって……」
「まさかラブレター……?」
「えっ、ラブレター……ですか?」
横から覗き込むようにして妹紅たちが聞いてくる。
「う~ん、確かにそんな風に見えるけど違うと思うよ。それと、もしラブレターだとしてもそう安易に交際する気はないよ」
確かに一見するとラブレターにも見えるが、なんでだろう、何か嫌な予感がする。
それに嫌な予感ほど当たって、当たって欲しい予感ほど外れるんだよね……
「手紙の確認もしたいから、早く教室に行こうか」
「そうだな、ここにいても仕方ないし」
「のんびりしていてHRに遅れたら大変ですからね」
「そうと決まったら早く行きましょうか。その手紙も気になるし」
そうして僕たちは教室で手紙を開けることにして、階段の方へと向かった。
ビリッ
教室に着いて席に着くと僕は封を破って中身を取り出す。その内容は――
『あなたの秘密を握っています』
脅迫文だった……
「嫌な予感が当たったな……」
「災難ね、明久……」
「まったくだよ……」
「んで、内容はどうなんだ?」
「そこから犯人を特定できる可能性がありますからね」
「んーちょっと待ってね」
そう言って僕は中に入ってる紙を取り出す。
「なになに……『これ以上同世代の異性に近づかないこと』か……」
だめだ、さっぱり分からん
同世代の異性とか多すぎるからね……
だって文月学園の2年生女子だけでも150人だし……
「ん?下の方にまだあるね。何々?『もしこの忠告を受け入れなければ同封した写真を学校中にばらまきます』か……」
「写真って何があるんだ?」
「えーと……3枚あるね」
一枚目は……
『僕がアリスの膝枕で寝ている写真』
「あー……学園祭の祝勝会の時のか……」
「全然気づかなかったわね……」
まあ、アングル的にも盗撮だろうからね……
んで二枚目は……
『妹紅と一緒にプールで遊んでる写真』
「……去年のか」
確か去年の夏に二人で遊びに行ったときのものである
そして最後の写真は……
『咲夜をお姫様抱っこして走ってる写真』
「ほんとにいつ撮ったんだ……?」
「ていうかお前らこんなことしてたのか……?」
まさか如月ハイランドあれも撮られていたとは……
「ですがこれなら特に問題は無いのでは?」
「そうね、特に見られても困るという写真でもないし」
「いや、そういうわけにもいかないと思うんだよね……」
「?どういうことだ?」
みんなが首を傾げて聞いてくる。
「たぶん一枚一枚を順に公開するとかなら問題無いんだろうけど、全部まとめて公開されるとまずいと思うんだよ」
「……まだ分からないんだけど」
「つまりはこの写真三枚と『吉井明久は三股かけてる』とかいう噂を同時に流されたら社会的に死ぬ」
「「「あー……」」」
どうやらみんな納得してくれたようだ
「で?どうするんだ?」
「とりあえず先生に報告しておこうかな?あとはダメもとだけど策があるからね……」
本当にこの策は運任せなんだけどな……
(またなんか黒いこと考えてるな……)
(またなんか黒いこと考えてるわね……)
(またなんか黒いこと考えてますね……)
なんかとてつもなく不本意なことを思われてる気がする……
「とりあえず今日の昼休みのうちに済ませておくよ」
「皆さん、席についてください。HRを始めます」
そしてそこで高橋先生がやってきたので皆席に座る。
「来週に行われる『学力強化合宿』ですが、だいたいはこのしおりに記載されている通りです。Aクラスの皆さんは問題ないと思いますが学習道具を忘れないようにしてください。基本的には自習となりますので重点的に学習するのも、バランス良く全体的に学習するのも効果的です。それと各クラスによって集合場所と時間が異なりますので注意してください。――」
う~ん……やっぱりAクラスってなるとリムジンバスってところかな?
「Aクラスは自宅から専属のハイヤーでの集合となりますので持物を整理して自宅で待っていてください。」
は?全員分のハイヤー?
いくらかかるの?それ……
「すいません。友達と一緒に行くのはダメでしょうか?」
できるならいつものメンバーで行きたいんだけど…
「そうですね……。ではグループで行きたい方たちはメンバーを明後日の12時までに私に報告してください。他に質問はありませんか?」
そう言うが誰も手を挙げる様子はない
「それではこれでHRを終了します」
そして高橋先生の号令でHRは終了した