ちょっとテスト勉強が忙しくて更新できませんでした。
書き方を大分鈍って相変わらず駄文ですがよろしくですね
明久side
「疲れたわ……」
「お疲れ様」
翌日に全教科の編入試験を終わらせた霊夢は結果待ちとお昼ごはんを食べるためにAクラスにいる。
「で、できはどうだったの?」
「……まあまあね。でも多分3000点は超えていると思うわ」
「へえ、すごいじゃないか」
2、3年生の編入試験は普段のテストと難易度自体は変わらないが、その総合点数によって振り分けられるクラスが違う。
そしてその点数はいつもよりかなり厳しい分け方なのだ。
Aクラス 2500点以上
Bクラス 2000〜2499点
Cクラス 1500〜1999点
Dクラス 1200〜1499点
Eクラス 1000〜1200点
Fクラス 1000点未満
普通2000点もとってたらAクラスに入れるかどうかというところだが、この編入試験では入れないという厳しいところがある。
「まあ僕も霊夢がAクラスに入れるよう祈ってるよ」
「ありがとうね」
そう言いつつ弁当を食べる。
さて、結果が出たらいよいよ召喚獣の操作体験か……
「ふう、ごちそうさま」
「って早!いつの間に食べてたの!?」
「ずっと話しながら食べてたわよ」
気付かなかった……
「博麗さん、試験結果が出ました」
「え、はい」
そしてそこで高橋先生が採点が終わったと知らせに来てくれる。
「これが点数です」
「えっと……この点数は……」
「どうだったの?」
「Aクラスよ」
「おお、すごいじゃん。おめでとう」
霊夢もこれでAクラスか……
うん、よかったよかった
「それで午後から操作体験があります。一応教員と模擬戦をしますが、点数は回復するので安心してください」
「あ、はい」
へえ……模擬戦なんてあるんだ……
あ、そうだ!
「高橋先生。僕もその模擬戦手伝ってもいいですか?霊夢は動かすの初めてなんだし経験者が手伝った方がいいと思います」
「そうですね……、博麗さんはどうしますか?」
「えっと……じゃあお願いします」
「わかりました。それでは2対1の模擬戦となりますので準備しといてください」
「「はい」」
そう言うと高橋先生は教室を出て行く。
「で、なんであんなことしようと思ったの?」
「ん?特に理由はないよ。強いて言えば試召戦争で同じ部隊になった時とかのために連携とかの確認したいだけだよ」
「へえ……」
それに教師と模擬戦できる機会なんてあんまりないしね……
「で、この『腕輪』って何?」
「え?腕輪なんてあるの?」
意外だな……ここまで出来るとは
「腕輪ってのは単教科400点、または総合で4000点を超えてると使える特殊能力だね。ただし発動に点数を消費するものが多いけどね」
まあ、僕のは例外中の例外ってババア長も言ってたしな……
「で、腕輪使える教科と腕輪の能力って何?」
「現代社会と物理よ」
「おお、これまた意外。しかも二教科もか……」
腕輪が二つの教科で使えるのはかなりいいぞ……
「で、能力は『飛行』。50点消費して10分間空を飛んでられるらしいわ」
「飛行か……。使いどころが難しいかもな……」
「そうなの?」
「うん。飛行っていってもかなり操作が難しいだろうしね……」
ん?いやでも……
「ねえ霊夢。武器って書いてある?」
「ええ、お祓い棒とお札ですって」
おお、これなら……
「なるほどなるほど……」
「どうしたの?」
「いや、その腕輪使ってる時って空中から一方的な攻撃が出来ると思うんだよ」
「?そうなの?」
「まあ遠距離武器限定だろうけど、霊夢のお札はそれに属すると思うんだ」
相手の近接武器は届かず、遠距離武器は避け、相手がジャンプして接近してきたとしてもカウンターをしやすいだろう。
「じゃあせっかくだから腕輪使える教科にしてみようか。どっちにする?」
「そうね……現代社会にしましょう」
「オッケー。じゃあ僕も準備しとくよ」
さて、誰が相手なのかな……
「それでは模擬戦を始めますが、準備はよろしいですか?ちなみに相手は私ですので」
「はい」
「大丈夫ですよ」
ていうか高橋先生が相手か……
点数、操作技術ともに教師屈指って聞いたことがあるんだけど……
「では科目はどうしますか?」
「現代社会でお願いします」
「わかりました。現代社会、承認します。
「
「えっと……
霊夢は初めてだが、戸惑いながらも召喚してくれる。
さて、点数は……
現代社会
『2ーA 吉井明久 396点』
『2ーA 博麗霊夢 402点』
VS
『学年主任 高橋洋子 812点』
「ぶっ!?高橋先生、何ですかその点数!?」
高橋先生の点数に思わず吹き出してしまう。
単教科800点超えって僕の腕輪の能力とアリスの英語以外で初めて見たんだけど……
「学年主任たるものこのくらい取れて当然です」
「そうなの?」
「いや、あれは異常だから」
いや、でも母さんや姉さんなら単教科で1000点を軽く超えそうだけど……
「それでは始めますよ?」
「あ、はい。霊夢は大丈夫?」
「大丈夫よ」
「それでは勝負開始!」
そう高橋先生が宣言すると同時にムチを振るってくる。
これは霊夢の腕輪と相性が悪いかもな……
「ちっ!霊夢!僕がなんとか抑えてるから当たらなくてもいいからお札で攻撃して!あとまだ腕輪は使わないで!」
僕は高橋先生の攻撃を捌きながらそう霊夢に指示をだす。
くっ、やっぱり点数差がきつい!
「分かったわ。えっと……こうかしら?」
よし、初めてだし適当だから全く当たってないけどまずは慣れることが先決だ。
「徐々に狙いが定まってますね……」
「そうですね……。じゃあ僕も負けてられませんね」
装覇流剣術 三の型〈
踏み込みと同時に放たれる僕の突きはなんとか高橋先生の召喚獣にあたるも、かすっただけのため大したダメージにはならない。
『2ーA 吉井明久 387点』
『2ーA 博麗霊夢 402点』
VS
『学年主任 高橋洋子 784点』
「今度は移動しながら攻撃していって!あと少し攻撃流れるかもしれないけど頑張って避けて!」
「分かったわ」
今度は移動しながらの攻撃、それが終わったら空中からの攻撃に移ってもらうつもりだ。
ムチは空中にも届くけど三次元的な動きのできる分避けられる可能性は高いはずだ。
「それまでは点数、減らさせてもらいますよ!」
それまでの僕の仕事は高橋先生の点数をできるだけ減らすこと。
「まずは……これっ!」
「甘いですよ、吉井君?」
そう言って僕はまず刀を振り下ろして攻撃する。
しかしそれはあえなくかわされてしまうが……
「甘いのはそっちですよ!!」
「なっ!?」
装覇流剣術 六の型〈
しかしそこで間髪入れずに突きへと移行させることで攻撃を当てることに成功する。
「さすがですね……」
「それはどうも」
そう言いつつもお互いの攻撃の手は緩めない。
「くっ……」
しかし霊夢の攻撃は当たってくるようになったので徐々にこちらが有利になってくる。
「霊夢、あとは自分の判断で戦って。できるだけフォローするから」
「了解…よっ!」
そう言いつつお札を連続で放って攻撃する。まだ腕輪は使わないみたいだ。
「くっ……ならここで!」
そう言うと高橋先生がムチで霊夢を攻撃する。結構点数削ったとはいえあれはやばいな。
「ここね……!」
そう言うと霊夢の召喚獣が宙に浮いて攻撃を回避する。
これが霊夢の腕輪の能力か……
「ですがムチなら空中にいても攻撃できますよ?」
「させるかあっ!」
装覇流剣術 一の型〈
高橋先生の顎を掌底で打ち抜き、さらに攻撃を加える。
『2ーA 吉井明久 363点』
『2ーA 博麗霊夢 352点』
VS
『学年主任 高橋洋子 635点』
「本当に吉井君は厄介ですね……。吉井君から先に倒しましょうか」
そう言って高橋先生の標的は僕になる。
これは厳しいぞ……
「一回離れさせてもらいますよ!霊夢、攻撃任せた!」
そう言うと僕は一旦距離をとり、回避に専念することにする。
ムチの動きは先端ほど予測しやすいので、離れた方が回避に向いてるのだ。
「……なかなか当たりませんね」
高橋先生も少し苛立ってるようだ。これならそろそろ……
「ここだっ!」
「なっ!?」
そう言うと僕は飛んできたムチを掴む。
結構ダメージを受けたけどまだ耐えられるだろう。
「霊夢!」
「分かってるわよ!」
そう言って霊夢の札による攻撃が降り注ぐ。
『2ーA 吉井明久 247点』
『2ーA 博麗霊夢 352点』
VS
『学年主任 高橋洋子 524点』
「……なら!」
「やっば!」
「ッ!?」
そう言って高橋先生はムチを振り上げて僕の召喚獣は空中に投げ出され、霊夢の攻撃も止まってしまう。
「今です!」
そう言って高橋先生は僕たちにムチをさらに振るってくる。
「させませんよっ!」
そう言うと僕は再びムチを体全体で掴む。
ただし今回は多少無理をしたので、かなり点数がもってかれる。
「霊夢!今のうちに!」
「ええ!」
「同じ手は通用しませんよ?」
そして霊夢が札を放つと同時に高橋先生はムチを引いて僕の召喚獣を引き寄せて盾にする。
「ぐっ!?」
「明久!?」
『2ーA 吉井明久 147点』
『2ーA 博麗霊夢 352点』
VS
『学年主任 高橋洋子 524点』
札が少し当たってしまったようで、ダメージを受けてしまったようだ。
だけど……
「これで……どうだっ!」
「なっ!?」
引き寄せられた力を逆に利用し、そのまま高橋先生の召喚獣に刀を突き刺す。
「これは、おまけッ!」
そしてさらに追撃で腕を切り落とすが、まだ戦死はしていない。
だけどこれでムチは持てなくなった。
僕の召喚獣はもうヘロヘロだけど、これで僕の仕事は終わりだ。
「霊夢、仕上げは任せたよ」
「……ありがとね、明久」
そして次の瞬間、大量の札が高橋先生の召喚獣に降り注ぎ、その姿は消滅した。
『2ーA 吉井明久 31点』
『2ーA 博麗霊夢 352点』
VS
『学年主任 高橋洋子 DEAD』
「……私の負けですね」
「「よしっ!!」」
そして高橋先生の敗北宣言の後、僕たちは思わずハイタッチをした。