実は今の今まで学校の追試やら課題やらレポートやらで忙しいのなんので……
時間見つけて書いてみました
相変わらず拙い文章ですがどうぞ
明久side
姫路さんと島田さんがAクラスにてオカルト召喚獣を蹴散らしながら侵攻(進行ではない)している頃、僕たちは待機場所で
「妹紅、咲夜どっちか場所変わってもらえる?いい加減立ち膝は疲れたわ」
「んー……無理。ここちょっと気持ちいいし……」
「私も落ち着きますし……」
「ぐっ……なら明久、膝枕して」
「それしたら支えがなくなって倒れちゃうからダメ」
「ぐぬぬ……」
絶賛
あー………落ち着く…………
「おい明久。お前なんかその状況に順応してないか?」
「ん?あー……確かにねえ……」
そういやいつの間にか完全に落ち着いてるな。
最初は抱きつかれただけで動揺してたのに……
「いやー……慣れって怖いね」
「いや、慣れで済む問題じゃないだろ!?」
「えー……雄二も霧島さんを抱きしめてたら分かるよ」
「……雄二」
「おい明久!お前がまた何か言い出すから翔子が襲ってくるじゃねえか!!責任とって助けやがれ!!」
「大丈夫大丈夫。そのうち慣れと諦めの気持ちが融合してなんかどうでもよくなるから」
「俺はそうはなりたくねえよ!!」
「あと動きたくない。だから助けない」
「ちょ、待て翔子!」
「……雄二、抱きしめて」
あー……相変わらず雄二と霧島さんは仲がいいね……
「助けやがれええええぇぇぇぇぇっっっ!!」
「お、チェックポイントだ。相手は……予想どうり常夏コンビだね」
「また無視か!?」
モニターをみると相対しているのはバーサーカー二名と坊主先輩ことゴスロリ坊主先輩とモヒカン先輩ことポエマー(笑)先輩であった。
「んー……やっぱり雄二はこの二人はAクラスでも成績は良くない方だと思って挑発したわけ?」
「おい!質問する前に助けろ!」
「ま、確かに勝てるなら楽な方がいいよね」
「スルーすんな!」
さて、雄二の方はほっといて今はどうなってるかな?
『へっ。やっと一組目のご到着か』
『待ちくたびれちまったぜ』
『フフフ……吉井君……イヒヒヒヒ……』
『殺して……それから……ああして……こうして……』
『おい会話繋がってねえぞ!?』
『こいつら頭おかしいんじゃねえのか!?』
それに関しては全面的に同意させてもらいます。
『全く……こっちは一時間以上待ってたのによう』
『ま、こいつらボコってストレス発散すればいいんじゃね?』
『そうだな』
『フフフフフ………血と……肉と……骨と……』
『ああ……殺りたいことが……いっぱい……たくさん……』
……なにこのカオス?
狂人二人に比べたらあの先輩たちがまともに見えてくるなんて……
『ええいっ!いくぞっ!』
『お、おうっ!』
あ、無視する流れですか?妥当ですね
『『
『『アハハハッ………
そして相対する牛頭馬頭とバーサーカー×2。
さて、肝心の点数は……
物理
『2ーF 姫路瑞希 342点』
『2ーF 島田美波 68点』
まあこの点数ならなんとかなるだろう。
それにあの迫力と殺気も合わせれば……
『3ーA 常村勇作 412点』
『3ーA 夏川俊平 408点』
「「「「何いっ!!?」」」」
「な、なんだ!?どうしたんだ!?」
「……どうしたの?」
表示された常夏コンビの点数に雄二と霧島さん以外の全員が驚きの声をあげる。
雄二と霧島さんは
「雄二、大変だ!常夏コンビがどっちも400点越えだ!!」
「はあ?あいつらがそんな高い点数のわけ………ってなんだとおっ!?」
「あいつらが400点を……!?」
「典型的な理系タイプですね……」
くっ!完全に予想外だ!
でもあの二人の狂人な迫力なら……
『おい、こいつらしょぼいぞ』
『ん?よく見たら目の焦点あってないんじゃないのか?』
って一方的にやられてるし!!
くっ……結局一点も削れずに負けたか……
ヤバイな。こっちの人員はもうほとんど残ってないぞ……
「……いよいよ私と雄二の出番」
「だが翔子はともかく俺の物理はせいぜい150点程度。厳しい戦いになるぞ……」
ま、確かにやられてない人たちで高得点なのは霧島さんとかくらいだもんね……
「そこは僕と霊夢のペアが行ってサポートするよ」
「え、私?」
「うん、たしか霊夢って物理400点越えてたでしょ?僕がサポートするし大丈夫だよ」
「ま、確かに大丈夫そうね。分かったわ」
「じゃあ妹紅と咲夜はここに残ってね。僕たちや霧島さんがやられたら常夏コンビを倒せるように点数は出来るだけ削っとくから」
「「了解(です)」」
そう言ってみんなは僕から離れ、スクっと立ち上がる。
さて、突入準備だ。
「お前ら……よくそんなに早く切り替えられるな」
「オンオフの切り替えは大事だからね」
だらける時は目一杯だらけ、やる時はきっちりとやる。人生において結構重要なことだと思うよ?
「じゃあ行こうか!」
そしてAクラスでは僕と霊夢ペア、雄二と霧島さんペアがお化け屋敷の中を進んでいる。
「霊夢、暗いから足もと気をつけてね」
「大丈夫よ。子供じゃないんだし…………ってキャッ!?」
「ほいっと……大丈夫?」
「あ、ありがとう……」
やれやれ、言ったそばから転びかけるとは……
「危ないし手繋ごうか?」
「嫌よ。恥ずかしいし」
「……僕の記憶が正しければさっきまで抱きついてたよね?」
「あ、あれは妹紅たちの勢いに流されただけで……」
そう言ってる霊夢の手をそっと握る。
「え、ちょっと……」
「霊夢がどうしても嫌なら離すけど?」
「別に……嫌じゃ……ない、けど……」
そう言いながら俯く霊夢。
うん、これで転ぶようなことはないだろう。
でもちょっと子供扱いし過ぎたかな?俯いて恥ずかしがっちゃってるし……
「……雄二、転ぶと危ないから私たちも手を繋ぐ」
「断る」
「……転んで怪我するかもしれない」
「大丈夫だ。ここは廃材とかはあるがそう簡単に……」
「雄二、霧島さんが転んで怪我したり捻っちゃったら雄二がおんぶすることになるよ?」
「さあ翔子、手を繋ごうか」
「……うん」
全く……なんで僕がこういうサポートまでしなくちゃいけないんだか。
雄二も素直になれば楽なんだろうけどな……
「明久、こういうことは頼んでないからな?」
「……吉井、ナイスサポート」
「ありがとね、霧島さん」
さて、雄二はいつもの通り無視してさっさと進もうか
「そういえばサポートといえばDクラスでの明久と咲夜の連携もすごかったわね」
「そうだな。なんか事前に打ち合わせでもしてたのか?」
「……かなりの練度だった」
「いや、全部
「「「(……)え?」」」
あれ?そんなに驚くことかな……?
「いや、でもあのレベルの連携は即興じゃ無理よね?」
「交わしてる言葉は一言二言だったもんな」
「……まさしく以心伝心」
そうは言ってもね……
戦場での動きは流動的であり、あらかじめ立てた作戦とか連携なんて働かない方が多いから、素早い意思疎通による切り替えが大切なのだ。
それに作戦を相手にばらすわけにはいかないからね
ちなみに
「ま、お互いのことをよく知ってるから出来るだけだよ」
お互いがどう動き、どう考え、どう判断するかさえ知ってればなんとなくであんなことは出来るんだよね。
バッ
しかし突然、そんな音とともに照明が落とされ、辺りは暗闇に包まれる。
「霊夢!」
「明久!?」
「翔子!!」
「……雄二!」
ヤバイ、突然のことに手を離しちゃった。でもさっきいたところに行けば……って壁?なんでここに壁が?まさか……分断する気か?
くっ、無闇に動くと危ないし止まるべきか……
そして立ち止まること数分、暗闇に目が慣れてきて人影が見え始めた頃、またも突然照明がつけられる。
「あれ、雄二?」
「明久か……」
そこにいたのは雄二であった。
ちょっと近かったとはいえなんでここに雄二が?
「どうやら暗闇で分断されたようだな」
「となると霊夢と霧島さんがペアになってるってこと?」
「多分な。全く、あいつらも面倒くせえことしてきやがんなあ……」
まあそれはほっといて、ペアを元どおりに組み直そうか
さて、霊夢と霧島さんを探さないとな……
「あ、見つけた」
「お、確かに翔子と博麗だな……って常夏コンビもいるな」
「ということはチェックポイント?」
「だな。どうやらあっちのペアが先に着いたみたいだな」
そうか……確か今回の物理は霧島さんと霊夢はどっちも僕より高かったからな……これはこれで大丈夫じゃないのかな?
「げ、こいつらか……」
「確かこいつらってかなり点数高くなかったか?」
「ああ。こりゃやべえぞ……」
まあこれで倒せなくてもあの二人の点数なら半分くらいは削れるだろう。そうなったら僕はもちろん、雄二でもかなりいい勝負ができる……というよりももう勝てる。
「ったく……吉井と坂本をボコる前にとんだジャマが入ったな。誰だよ、ミスしたやつは……」
「あのクズよりこっちの方がよっぽどしんどそうだな」
「あーあ、二年なんざバカだらけだから楽勝だって言ってたどこのどいつだよ」
「悪かったよ。訂正する。吉井と坂本はクズだが、中にはちょっとはマシなヤツもいるから注意が必要だ。これでいいか?」
「今更遅ぇよ。やれやれ……。この二人、掃きために鶴ってやつか?あんなカスどもとつるんでいるなんて勿体無いな」
うわあ……酷い言われよう。
いくら何でも根に持ちすぎでしょ……
「そもそも、あんなクズどもがこの学校にいるから俺たちは……」
「今、何て言ったの?」
「あ?」
「何て言ったのかって聞いているのよ。聞き間違いじゃなかったら明久のことをクズだのカスだの……そう言ってなかったかしら?」
珍しいな……霊夢がここまで怒りを露わにするなんて。
言葉の端々から怒りが読み取れるぞ
「あ?嘘だと言いてえのか?だが事実は事実だろ。すぐに問題起こすし、教師には目ぇつけられてるし、部活で何か功績をあげているわけでもなければ成績はちょっといいみたいだがいいとこはそれくらいだ。あれをクズと呼ばずになんて呼べってんだ」
「まったく、アイツは学校のツラ汚しだ。人に迷惑かけることしかできないんなら、おとなしくゴミ溜めにでも埋まってろっての」
「…………るな」
「あ?なんか言ったか?」
「……ざけるな」
「あん?だから何も…」
「ふざけるなって!言ってんのよ!」
その霊夢の大声に、常夏コンビだけでなく、僕や雄二も驚いている。
「んだとてめえ!?なんか文句でもあんのか?」
「あるに決まってるわよ!」
そう力強く、声を張り上げて霊夢は言う。
「あんたらの目って節穴なの?あいつのどこが教師に目をつけられてるっていうのよ!それに問題を起こす?明久がいつ、どこで、どんな問題を起こしたっていうの?言えるもんなら言ってみなさい!」
「「うっ…………!」」
「証拠もなしにあいつのことを悪く言うんじゃないわよ!それに成績が悪い?明久は今回の期末テスト、学年一位よ?それのどこが成績はちょっといいよ!」
「っ!どうせそれはてめえらの成績が悪かったかあいつが単に調子が良かっただけだろ!」
「コイツら……明久だけじゃなくてみんなのこともバカにするの?」
霊夢…………
「あんたらねえ……人を散々バカにするのもいい加減にしなさい!あんたらは、明久の何を知ってんのよ!人柄も、強さも、心も!なんも知らないくせに、あいつを……明久をバカにするんじゃないっ!」
「……霊夢、落ち着いて」
「っ……ごめん、翔子」
霧島さんが霊夢をなだめると、多少落ち着いたのか、息を整える。
「あんたら、覚悟しなさい。今からフルボッコにしてやるわ……!」
「残念だがよお。さっきの大声でどうやら失格のようだぜ?」
「けっ!さっさと帰りやがれ!もう失せろ!」
そう言って嘲笑しながら常夏コンビはニヤニヤと手を振り払う。
「っ………ふんっ!それではさようなら。できればその顔、二度と私の前に見せないで。行きましょ、翔子」
そう言って、キッと常夏コンビを睨むと霊夢と霧島さんは常夏コンビから遠ざかっていく。
ありゃあ霧島さんも怒ってるな。なんとなくだけどそんな表情をしてたし
それに……
「あ・い・つ・ら・あ……っ!!」
霊夢のやつ、泣いてたな。僕をバカにされたからか、みんなが貶されたのか……理由かは知らないけど、確かに泣いてた。
そして泣き顔を見られたくないから、必死に取り繕い、今も霧島さんの前を必死に進んでいる。
「雄二、頼みがある」
「はあ…………好きにしろ」
「サンキュー」
別に僕は自分がどんだけバカにされようが貶されようが気にしないけど……
自分の
「覚悟しろよ……」
アイツら……絶対にぶっ潰す!!