とある授業、生徒達はISを纏ってブレードの素振りをしている
基本的な攻撃動作を練習中なのだろう
その傍らに
セシリア「良いですか?防御の時は体を右斜め45度…」
鈴「だから、感覚よ!カ・ン・カ・ク!」
春香「ぁあああんもう!!全然わかんない!!」
セシリアと鈴が春香を教えているが、細かすぎるセシリアの説明とその真逆の単純すぎる鈴の説明じゃ覚えの良い奴でもわからないだろう
春香「まだお兄ちゃんに教えて貰った方がいいよぉ…」
セシリア「仕方ありませんわ、カズマさん達デルタ・フォースは…」
鈴「あっちで次元の違う特訓してるんだもんねぇ…」
少し離れた場所では白熱のISバトルが展開されていた
カズマ「はっ!」
一夏「おらぁっ!!」
龍真「そこだ!」
拓巳「貰ったぜ!!」
カズマのΔ-ライン・スタンダードアーマー/バスターと一夏のΔ-ライン・ストライカーアーマー/バスター、龍真のΔ-ライン・スタンダードアーマー/キャバルリーと拓巳のΔ-ライン・ミラージュアーマーが激闘していた
カズマがコールド・ブレードで一夏を攻撃し、その攻撃を一夏はH.V.Sで防ぎ、鍔迫り合いの所を拓巳がツインビームサイズで二人を切り裂こうとしたが一夏とカズマは空いてるもうひとつの手でH.V.Sとコールド・ブレードを取り出して防いで、その三人まとめてビームランチャーを放つ龍真、しかしそれを分散して避ける三人
彼らは四人でバトルロワイヤルをしていたのだ
そして
桃ハロ「シアイ、シュウリョウ、シアイ、シュウリョウ、タイムアップ、タイムアップ」
ウィノのハロから試合終了の合図が出て、四人は地上に降りてIS解除した
龍真「流石、カズマだな…」
カズマ「龍真腕を上げたか?なかなか手強かったぞ」
拓巳「結局当たったとしてもすか当たりだったから大したダメージ与えられなかったぜ…」
一夏「神経が磨り減るっつの、お前ら相手だとな…」
四人は談笑し合っていた、内容はお互いを称賛したり愚痴っていた
ウィノ「お疲れーはいドリンク!」
ウィノとエミリアが四本のドリンクを持ってきた
拓巳「おっ!サンキューウィノ!」
龍真「すまない…」
四人はそれぞれのドリンクを手に取って飲み始めた
一夏「ふぅ…生き返るぜ…」
カズマ「そうだな…」
とデルタ・フォース6人で寛いでいると
シャルル「ねぇカズマ」
カズマ「?」
カズマ達の下にオレンジのISを纏ったシャルルがやって来た
シャルル「今から摸擬戦良いかな?疲れてる所悪いけど…」
カズマ「ああ、良いぜ」
そしてカズマは再びΔ-ライン・スタンダードアーマーを纏ってシャルルと対峙した
カズマ(シャルルのIS…第二世代型再後発のラファール・リヴァイブか…量産機を奴向けにカスタマイズしているとなると…油断は出来んな…)
シャルル「何時でも良いよ!」
カズマ「行くぞ!(この戦闘でお前の実力試させてもらう!)」
カズマはライフルショーティーを素早い早打ちで六連発、シックス・オン・ワンと言われる一発の銃声に聞こえるが実は物凄い速さでの連射で六連発の銃声が一発に聴こえてしまう現象なのである
シャルル「一気に六連発!?」
シャルルはカズマの射撃の技術に驚きつつ冷静に躱してサブマシンガンを展開、カズマに向けて発砲した
カズマはその弾丸をすべて避け、避けると同時にライフルショーティーを放つ何時もの戦術になった
シャルルはその蒼いビームに何発か当たってしまった
シャルル「避けながら撃つ!?それにこの命中率…凄い…」
シャルルはカズマの射撃技術に驚き処か恐怖を覚えていた
カズマは射撃を避けながら撃つので、相手は撃った途端カズマのライフルショーティーでカウンターをされるのである。
シャルル「でも、これならどう!」
シャルルは右手にアサルトライフル、左手にサブマシンガンを展開して乱射した
カズマ(素早い展開…シャルルもエミリアと同じラピット・スイッチの技術を持っているのか…)
流石のカズマもこの弾幕には避ける事に集中し、相手の隙を伺った
シャルルは次の武器、グレネードランチャーを取り出して、アサルトライフルで牽制しながら撃った
カズマは右手のライフルショーティーで放たれたグレネードを撃ち落として爆発させた
シャルル「撃ち落とした!?」
カズマ「まだ終わらない!!」
カズマは両手のライフルショーティー、両足のライフルショーティーを乱射してシャルルを攻撃した
シャルル「足にもライフルショーティー!?うわああっ!?」
カズマの怒濤のビームの嵐に被弾率が多くなり、徐々にシールドエネルギーを削られるシャルル
そして遂に
8『試合終了、勝者はカズマだ!お疲れさん』
シャルルのシールドエネルギーが尽きて摸擬戦が終了した
シャルル「はぁ…はぁ…つ…強い……」
カズマ「うーん…良いクールダウンだったぜ」
シャルル「嘘でしょ!?僕ってクールダウンの相手並みなの!?」
カズマ「冗談だ、なかなかの実力だった、そしてナイスツッコミ」
シャルル「それでもダメージを与えられないなんて…はぁ…自信無くすよぉ…それに最後ナイスツッコミって…僕はツッコミ要因な訳!?」
自分の不甲斐ない結果に落ち込むシャルル
一夏「まぁ、カズマはデルタ・フォースの中で一番の実力者だし、カズマの上もいるからな」
シャルル「え!?カズマより強い人いるの!?」
龍真「ブライス隊長だ、あの人は俺達よりも遥かに強い」
拓巳「ノーダメージで何時もブライス隊長が勝っちまうもんな」
シャルル「し…信じられない…」
シャルルはデルタ・フォースの桁外れの実力に驚きまくっていた
ウィノ「そういうことよ、シャルル君」
ウィノは彼の肩に手を置いた
だが…
ウィノ(?自棄に細いわ…何か男じゃない…そして何か巻いてるわね…)
ウィノはシャルルの肩に手を置いた時、感触が男じゃない感覚を覚えた
ウィノ(もしかして…やっぱり…)
シャルル「あ…あの…ウィノ…どうかした?」
ウィノ「ううん、別にー!」
シャルル「じゃあ僕はリヴァイブの調整に入るから、お疲れー」
シャルルはそう言ってアリーナを後にした
ウィノ「ねぇ…みんな…シャルルの事なのだけど…やっぱりあの子、男じゃないよ」
拓巳「同感だな、声色が男の声じゃねぇ、むしろ女の声だ」
龍真「全ての動作節々に女らしさを感じるな…」
一夏「それに、一回一緒に更衣室に入ったが、距離を取っていたな」
エミリア「それとお姉様にデュノア社関係に調べて貰ったのですが…こんな結果が」
デルタ・フォースの六人は端末に映し出された情報を見て疑問から確信に変わった
カズマ「これで…確信だな…今日の夜仕掛けるぞ…」
「「「了解」」」
六人はアリーナ出ていこうとしたが…
ラウラ「織斑一夏…」
一夏「!?」
一夏が声の方に振り向くとドイツのシュバルツェア・レーゲンを纏ったラウラがいた
ラウラ「貴様も専用機持ちらしいな、なら私と戦え」
一夏「断る、理由がないね」
一方的なラウラの宣戦布告を断る一夏、次第にラウラの表情が歪む
ラウラ「私には理由がある…貴様が存在することで…あの方の汚点となっているのだ、ここで貴様を排除してやる」
ラウラはドイツいた時の千冬に強い憧れを抱いており、尊敬する彼女の汚点を排除しようとする考えなのだろう
しかし一夏にしてみれば一方的な偏見である
一夏「学年別トーナメントで相手してやる、それまで…」
ラウラ「逃げるか…なら…」
ラウラは機体の非固定部位からワイヤー発射して、セシリアと鈴と話していた春香の首にワイヤーを巻き付けた
春香「え!?がっ!?…は…」
首を絞められた春香はラウラの下まで引き摺られ、一夏に見せびらかした
一夏「春香!!」
春香「お……おにぃ…ちゃ…ん…」
首を絞められ声が思うように出ない春香、気道を圧迫され窒息寸前であった
カズマ「おい!春香を離せ!!」
ラウラ「ふん!」
ラウラは更に春香の首を強く絞めた
春香「がぁ…あ……あ…」
エミリア「や…止めてください!!そんな事をしたら春香さんが!!」
ラウラ「この女も教官の汚点だ、織斑一夏同様排除してやる」
拓巳「てめぇっ!!ふざけんなよ!!」
拓巳がISを展開すると
ラウラ「良いのか?」
ラウラが腕部プラズマ手刀を春香の首に近付けた
拓巳「な!?」
ラウラ「余計な事をすれば…こいつの命は早く亡くなるぞ?」
龍真「くっ…どうすることも出来んとは…」
ウィノ「あんた…それでも軍人なの!?まるでテロリストじゃない!!」
ウィノが怒りに叫ぶがラウラは嘲笑った
ラウラ「ふん、人を殺すことは軍人の職務の一つだ、それに私のやり方はテロじゃない、教官の汚点を排除する真っ当な行動だ」
カズマ「ふざけるな!!そんな行動…織斑先生は喜ぶのか!!」
ラウラ「当然だ、あの方は私に強さを教えてくれた…強さは力だ!人を蹴落とし、殺し、排除することでその力を見せつける事が出来る!!」
カズマ「それは違う!!そんなものは力じゃない!ただの暴力と傲慢だ!限り無いまでの!それは弱者の考えだ!強者の考えではない!!」
ラウラ「何…貴様…私を弱者だと…」
ラウラはカズマの言葉に表情を歪めた
カズマ「お前のやり方は端から見ればテロリストと同じだ!相手を排除する、殺す、淘汰する事で力を見せつける、それはもうただの弱者だ!お前は軍人の名を名乗る資格も無ければ、織斑千冬を教官と呼ぶ資格も無い!」
ラウラ「貴様ァッ!!」
ラウラはワイヤーを更に絞め上げようとしたが…
「そうですよ…あなたはただのテロリストだ!!」
ラウラ「な!?」
ラウラのISの周囲に多数のビットが展開して、その内の一基が春香を絞め上げていたワイヤーを切り、解放して、地上に落ちる寸前に何かがラウラの目の前を通り、春香をお姫様だっこで受け止めた
「春香ちゃんを…やらせはしない!!」
一夏「淕…?淕なのか!?」
淕と呼ばれた少年は顔立ちは中性的でとても幼い雰囲気である
(モデルはガンダムWのカトルで髪が黒)
春香「淕…くん…なの…?」
淕「はい、お久し振りです、春香ちゃん」
春香「淕くん……なんか…ちょっと格好いいかも……」
春香は力を尽きたのかぐったりとした
一夏「春香!?」
淕「大丈夫です!眠っているだけですから」
セシリア「担架をお持ちしましたわ!」
鈴「早くこれに!」
春香を担架に乗せてセシリアと鈴が医務室に運んでいった
ラウラ「貴様ァッ!!よくも……っ!?」
レールカノンを淕目掛けて放とうとしたが、ラウラの首に緑色の鎌状のビーム刃が現れた
それと同時にツインビームサイズを持ったΔ-ライン・ミラージュアーマーを纏った拓巳が、ミラージュフィールドを解除していた
拓巳「それ以上は首がすっ飛ぶぞ?」
カズマ「こっちも…全身風穴だらけになりたいのか?」
残りのデルタ・フォースのメンバーもISを展開して武装をラウラに向けていた
『そこの生徒!!何をやっている!!』
と放送室の先生が注意をした
その声に拓巳がツインビームサイズを仕舞った
ラウラ「ふん…今日は退いてやろう…」
ラウラもISを解除してその場を去った
暫くアリーナの生徒達は、ラウラの恐ろしい行動に恐怖で動けずにいたと言う…
淕のΔ-ライン紹介
Δ-ライン・ディフェンスアーマー
シールドエネルギー総量 950
全身にマントの様に展開されているシールドが特徴の強化アーマー、このシールドは分離することでビット兵器として使える事ができる
シールドエネルギーは全強化アーマー最強の総量を誇る
武装
シールドマント
シールドライフルビット×10
シールドディフェンスビット×5
シールドソードビット×5
ガトリングスマッシャーユニット
量子化武器
ショートビームライフル
全身を覆うシールドマントは、分離するとライフルビット、ディフェンスビット、ソードビット三タイプのビットに分けられる
ディフェンスビットは、ビットを様々な形に展開させることで、強力な陽電子リフレクターを発生してあらゆる攻撃を無効化する
ガトリングスマッシャーユニットは停止しながら撃たなければならないが、それでも多数の弾幕を張ることが出来る兵器である
デルタ・フォースの追加はこれで最後です