インフィニット・ストラトスΔ(デルタ)   作:Empire

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遂に福音戦


カズマ達の戦闘BGMはガンダムSEEDアストレイのサーペントテール/ミッション開始が良いよね

ぜひ聞きながら読んでみて下さい


第二十九話 福音が奏でる戦いの調べ

ブライスの緊急召集を受けて、旅館のとある大広間に巨大なモニターとコンソールが設けられていた

 

そこにブライスの妻、戦術予報士リーサがいた

 

 

リーサ「急にすまないわね、実は暴走したISの反応がこの付近の海域に出たと報告があったの」

 

 

どうやら何処かの国の試作ISが何らかの影響で暴走し、この旅館付近の海域に接近しているという報告である

 

ブライス「ほう…で…その暴走したISってのは?」

 

 

リーサ「シルバリオ・ゴスペル『銀の福音』と言われる試作型軍用ISよ…データを見る?」

 

 

ブライス「ああ…頼む、それと専用機持ちのお前ら」

 

 

ブライスはセシリア達を見て

 

ブライス「これらの情報を外部に流すと特別監査が着く…最悪の場合は牢屋入りだ…いいな?」

 

 

「「「「はい!」」」」

 

 

 

 

 

そしてテーブル型ディスプレイに暴走したIS(以後福音)のデータが映し出された

 

 

カズマ「成る程…高機動戦を主軸に置いた中距離射撃型のISか」

 

ウィノ「この長いバインダー…なんか癖のある兵器みたいね…」

 

一夏「でもこれだけだと武装の特徴がわからないな…」

 

エミリア「もっと詳細なデータは…」

 

リーサ「無理よ、他国の軍隊に試作型のISの情報を提出するのに勇気がいるのよ?これだけでも立派な情報よ」

 

龍真「だとすると…数回に分けて出撃しますか?」

 

拓巳「いや…それだと危ねえんじゃないか?一回のコンタクトで楽に返してくれるわけ無いだろ?」

 

淕「僕も同感です…この場合一回のコンタクトで仕留めると言う作戦が適任です」

 

 

その後もデルタ・フォースのブリーフィングは続いた

 

 

 

 

 

デルタ・フォースの面々の作戦会議に呆然となる春香…

 

その他は何とかついて行けてるみたいで時折質問をしていた

 

 

 

リーサ「でも…もう一つの懸念があるわ…女性権利団体の連中よ…」

 

 

シャルロット「女性権利団体?」

 

ラウラ「日本で女性権利の優位を訴える団体でありますか?」

 

 

リーサ「そうよ…以前…カズマが買い物中に女性権利団体のメンバーに襲われたのよ」

 

 

拓巳「な!?おい本当か?」

 

カズマ「ああ…あの時は助けが来てくれたから助かったけどな…今回はどさくさに紛れ込んで俺達デルタ・フォースを殲滅すると言う事ですか?」

 

 

ブライス「その可能性は高いな…連中はこの海岸を縦にして西から攻めてくるな」

 

 

セシリア「あの…どうしてそう断言できるのですか?」

 

鈴「そうよ、まだ来るかどうかわからないのに…」

 

ブライスの決断に戸惑う専用機持ち達

 

 

 

 

ブライス「ふっ…俺とリーサだったらそうする………さて、これらの情報を基にして、今回はデルタ・フォースと専用機持ちの混成編成で行く、まず福音班は…カズマ、一夏、ウィノ、エミリア、ラウラ、鈴の6名、お前達は福音を沈黙させ、その搭乗者を救出せよ」

 

 

「「「「はっ!!」」」」

 

鈴「了解!」

 

 

軍人であるカズマ達とラウラは敬礼、鈴は普通の返事をした

 

ブライス「そしてもう一つ…これは来ると思われる女性権利団体の迎撃隊だ…これは龍真、拓巳、淕、セシリア、シャルロット、簪、春香の7名だ…お前達はこの付近を防衛、女性権利団体が来襲したら殲滅しろ」

 

 

「「「「了解!」」」」

 

 

 

 

ブライス「よし…ではブリーフィングを…」

 

 

ドガシャァアン!!

 

拓巳「いてっ!?」

 

突然天井の通気孔の蓋が外れて拓巳の脳天に直撃した

 

 

束「ちょっとまったあああっ!!ここは断然、私の赤椿の出番だよ!!」

 

何とその通気孔から束が現れたのだ

 

 

束「箒ちゃんの専用機、赤椿なら展開装甲を施してあるから、福音のスピードに追い付けるよ!」

 

 

リーサ「だけど…篠ノ之博士…妹さんはまだ一回しか乗ってません…いきなりカズマ達の戦術について行けるとは思えません」

 

 

確かに箒は先程専用機を受けたばかりで、まだ一度しか乗っていないのである…歴戦の強者であるカズマ達と箒では、大きな実力差がある

 

 

束「それだけじゃないよー!実は春ちゃんにもプレゼントがあるんだねー」

 

春香「え!?私に?」

 

 

束「じゃーん!」

 

 

そう言って取り出したのは…

 

 

春香「これって…白式!?」

 

なんと…春香が無くしたあの白式であった

 

 

 

エミリア「何で束さんが白式を…」

 

束「これはねー偶然拾って修理したんだよー」

 

 

偶然拾ったと言うが…果たしてそうなのか……

 

束「故に、そのΔシリーズに乗る必要は無いんだよー」

 

春香は胸のΔ-バウンサーのバッジを握って目を閉じて考えていた

 

 

 

春香「ごめんなさい…束さん…私……もう白式には乗らない…」

 

 

淕「何で!?君の専用機じゃないか!……って一夏さん?」

 

一夏「…」

 

淕が春香に突っ掛かろうとする前に一夏が止めた

 

 

 

 

束「えー!?どうしてー?」

 

春香「私…もう白式に…乗る資格が無い……だって…」

 

一夏「大切な白式を無くしている時点で…自分は白式に乗る資格が無い……と言いたいのか?」

 

春香「……」

 

本来、専用機を無くすと言うことは前代未聞であるが…春香の場合はラウラに襲われ、どさくさに無くしてしまったのだ…

 

故に自信の過失で無くしたとは言い難いが……無くした事によって春香の中で白式に対して申し訳無い気持ちが膨れ上がってしまったのだ

 

 

春香「だから…あたしは…バウンサーで行くよ……もう白式には……」

 

 

束「んじゃさーそのΔ-バウンサーに雪片を着けちゃおうよ!」

 

春香「はい?」

 

 

束の衝撃発言に驚く春香

 

 

束「友ちゃんなら出来るよねー?」

 

 

そう言って友谷を見る束

 

 

友谷「…ええ、出来ますよ…しかし零落白夜は出来ませんよ…」

 

 

束「えー何で!?いっくんのΔ-ラインは出来るのに?」

 

零落白夜が出来ない事に友谷に突っ掛かる束

 

友谷「Δ-ラインとΔ-バウンサーは同じΔドライブをコアにしてますが、バウンサー、エクゼスのコアは通常のΔドライブより簡略化されており、Δドライバを発動出来ません…従って雪片を装備したとして零落白夜を発動したとしてもコアがその容量に耐え切れずに正常に動かない場合があります…よって…作った僕から言わせてみれば、搭乗者の事を考えて…雪片を装備はお勧めしませんね」

 

 

これまで友谷はシャルロットのΔ-エクゼス、春香のΔ-バウンサーをテストして来たが、今までΔドライバを発動していない…登場者とISのシンクロ率は最高だが、そもそもコアが簡略化して量産型向けにされている為Δドライバその物が作動しないのである

 

束「うーん…そっか………じゃあ仕方無いね……無理矢理コアを移植してもあの打鉄みたいになっちゃうからねー」

 

 

 

これでΔ-バウンサーに雪片装備の案は廃止となった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして最終的に箒は参戦となり、カズマ達と同じ福音討伐班に配属となった

 

 

 

 

 

 

 

そして出撃時間となり、メンバーはそれぞれのISを展開し、デルタ・フォースの高速サブフライトシステム、Δ-ファトゥムに脚部を固定して、発信準備が完了した

 

 

 

リーサ『良い?敵は単機で飛行中、ファトゥムで高速接近してコンタクト後、それぞれ攻撃開始、福音のシールドエネルギーを消滅させて、搭乗者を救出せよ!』

 

カズマ「αチーム…了解」

 

 

カズマは鈴、ラウラ、箒に通信をした

 

 

カズマ「これから福音討伐の状況を開始する…ラウラは言わなくてもわかるが…これは実戦だ…気を抜けば命を落とす可能性がある…良いな?」

 

 

鈴「わかった!」

 

箒「うむ!」

 

 

カズマ「よし…行くぞ!」

 

 

七機のファトゥムのスラスターが点火して大空へと飛び立った

 

 

目標は福音…他だそれだけである

 

 

 

 

 

8「目標確認!距離2000」

 

 

福音ハイパーセンサーで視認出来る距離に達すると、エミリアはケルベロスを構え、ラウラはレールキャノンを構え、そしてぶっ放した

 

 

放たれたビームとレールガンは停止中の福音に直撃した

 

 

ラウラ「直撃を確認!続けて砲撃を行う!」

 

エミリアとラウラは続けて砲撃を行い、カズマ達の援護をした

 

 

カズマ「やっぱり俺はこれが一番だな」

 

カズマは腰背部に搭載してもらったビームライフルショーティーを構えた

 

バスターライフルは量子化したのだ

 

 

カズマ「乱れ撃つ!!」

 

 

ライフルショーティーを福音に乱射した

 

しかし福音の機動力の良さなのか…ほとんどが避けられた

 

ウィノ「高速格闘モード!!行くわよ!!」

 

ウィノのエクシアピクシーが高速格闘モードとなり、イグニッションブーストとほぼ同じスピードで福音に斬りかかるが福音はそのスピードを物ともしない様に防ぐ

 

一夏「これならどうだ!!」

 

一夏のデスティニーエピオンの翼が展開、ミラージュコロイドの光学迷彩により分身が発生して一斉に福音に襲った

 

 

福音もこれには一機ずつ躱していくが最終的に一夏の『虎徹』『菊一文字』にクロスに引き裂かれた

 

斬り飛ばされた福音の先に双天牙月を大きく振りかぶる鈴

 

鈴「きたきた…これでとどめぇえっ!!」

 

 

鈴の強烈な一閃は……空を斬った

 

 

何故なら当たる寸前に福音は体勢を立て直して月面宙返りで避けたのだ

 

 

箒「まだ私がいるぞ!!」

 

箒の二振りのブレードを持って避けた福音を斬ろうとするが…福音は大型バインダーから何かを射出した

 

それは小さなエネルギー弾だったが、箒に当たった瞬間爆発した

 

 

鈴「箒!?」

 

箒「ぐっ…大丈夫…だ…」

 

 

8「爆発するエネルギー弾だ!来るぞ!!」

 

 

福音は上空高く跳び、全方位にエネルギー弾を放った

 

 

その凄まじい弾幕にカズマ達は足止めをされた

 

 

カズマ「くっ…何て…弾幕だ…ぐあっ!!」

 

 

ウィノ「カズマ!?大丈夫…きゃあっ!!」

 

 

一夏「カズマ!?ウィノ!?おわっ!?なんだ!?」

 

 

 

突然福音から違う方向からの攻撃、その先に一隻の船が…

 

 

エミリア「あれは……」

 

 

ラウラ「密漁船か?」

 

 

その船からなんといつぞやの無人機が一斉に出撃したのだ

 

 

鈴「ちょ!?何これ!?」

 

 

箒「なんだこの数は!?」

 

 

船から射出された無人機は30機…誰が見ても戦力差はあり過ぎる

 

 

 

カズマ「ちっ…あいつらか…8!龍真達は?」

 

 

8「向こうも無人機の集団に襲われている!恐らく女性権利団体だと思うぞ!」

 

 

カズマ「くっ……30機……それに福音も相手にしないといけない…どうする……」

 

 

一夏「カズマ、こうなったら雑魚を先に片付けるか?」

 

無人機の一機を撃墜した一夏が聞いて来た

 

カズマ「それだと福音にやられる……」

 

 

ウィノ「じゃあカズマと一夏は福音をお願い!」

 

 

ウィノはピクシーソードで一機を撃墜した

 

 

ウィノ「今の所、高機動で高火力の武器持ってるのはカズマと一夏でしょ?」

 

 

鈴「だったら!」

 

鈴も双天牙月で無人機を真っ二つにして撃墜した

 

 

鈴「ここはあたし達に任せなさいよ!」

 

 

箒「その通りだ!」

 

箒もブレードから発射されたビームを無人機に当てて撃墜した

 

箒「彼奴を止められるのはお前しかいない!行け!!」

 

 

カズマ「わかった!」

 

一夏「おう!!」

 

 

カズマと一夏は福音に向かった

 

 

 

 

 

エミリア「ターゲットロック…撃ちます!!離れて!!」

 

 

エミリアの全身からマイクロミサイルが放たれたが着弾したのが10機ほど、撃墜したのが3機だ

 

 

ラウラ「ええい…ちょこまかと…」

 

 

ラウラもレールキャノンで応戦するが10発放ってまだ2機しか撃破していない

 

 

今回の無人機は前回襲ってきた無人機とは形状が違い、人形に近いのだ

 

背部に様々なバックパックを装備しているのが特徴だ

 

(モデルは105ダガー)

 

 

 

ウィノ「ああもう!!しつこいったらありゃしない!!」

 

 

ウィノは高速格闘モードを維持しつつ、敵の攻撃を避けながらすれ違い様に斬りつけて撃破していくが一向に数が減らない事に気付く

 

 

ウィノ「もしかして…あの船…エミリア!!」

 

 

エミリア「はい!」

 

ウィノはエミリアに通信をした

 

 

ウィノ「エミリア、あの船から無人機がまだ出ている筈よ!撃破して!!」

 

エミリア「はい!わかりました!」

 

 

ラウラ「船を発見した!こっちだ!」

 

 

船はウィノ達が戦っている空域の真下に浮かんでいた

 

二人はファトゥムを操作して低空飛行で船へと近付くが

 

船から機銃の一斉射撃に遭った

 

 

エミリア「やっぱりあの船…」

 

ラウラ「恐らく一般の船にカモフラージュした武装船だろうな…」

 

 

8「あれを落とさなければどんどん敵が増えるぞ!機銃が止んで無人機を射出するタイミングが好機だ!」

 

 

 

 

 

 

福音side

 

 

カズマ「もらった!!」

 

ビームセイバーを抜刀して横凪ぎに振るが避けられ

 

 

一夏「避けるなよ!」

 

一夏が長射程高インパルス砲をぶっ放すがまたまた避けられる

 

 

このコンビネーション抜群の二人の猛攻を回避し続けている…何とも凄まじい技術なのだろうか

 

 

カズマ(Δ-ドライバを使うか…?)

 

Δドライバを使えば確かに福音のエネルギー弾を防げるし、奴の反応速度に追い付く事が出来る…だが…

 

一夏(後の事を考えると安易には使えないな…)

 

現に女性権利団体の無人機がこうして襲っている為、長期戦になりかねないのだ…それ故にΔドライバを発動してそれが切れてしまったら性能が劣化したISではいくらカズマ達でも足手まといになる

 

 

 

一夏「カズマ…」

 

カズマ「ああ…あれを使うか…8!あれを頼む!!」

 

8「OK!」

 

 

 

そうして高速で向かって来たのは、先程カズマ達が調整していたフリーダムウイングとデスティニーエピオンの強化パッケージ、ミーティアであった

 

 

二機とも装着が完了し

 

 

一夏、カズマ「行くぞ!!」

 

 

二機は福音に突撃していった…

 

 

 

 

 

 




そう言えばラウラとシャルロットの能力紹介忘れてた(スパロボ風)

シャルロット・デュノア
アビリティ 友情 補給 ひらめき 集中

射撃174
格闘154
防御143
回避156
技量187
命中152


ラウラ・ボーデヴィッヒ
アビリティ 鉄壁 不屈 集中 直撃

射撃176
格闘165
防御184
回避158
技量172
命中149


たまにはスパロボ風のカズマ達の能力も見てくださいねー…独断と偏見で着けてますから


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