イケメン王子様を追う
二組 教室内
二組の出し物は中華料理屋となっている
一先ずそこで休息するカズマと一夏
カズマ「参ったぜ…あのふざけた生徒会長のせいでメチャクチャだ…」
一夏「あんなに追っ掛けられるのはもう勘弁…」
二人はシンデレラ集団の追撃を逃れてここにいるのだ
鈴「やっほー一夏、カズマ」
カズマ・一夏「!!」
二人は鈴向けてマグナムとガバメントを乱射した
鈴「ちょちょちょ!?待ったタンマ!やめてったら!!」
何とか避ける鈴
カズマ「ち…回避しやがったか」
スピードローダーでリロードするカズマ
一夏「避けんじゃねえよ…全く…」
空のカートリッジを棄てて新しいカートリッジを着ける一夏
鈴「だからもう襲わないって!!本当だよ!ほら!」
鈴が両手を広げて投降のポーズをした
カズマ「なら良い…」
鈴「し…死ぬかと思った…」
銃を下ろしたカズマを見て同じテーブルに座った鈴
鈴「全く……何なのよ…楯無って言う生徒会長が是非参加しなさいって言ったのよ…既に二人彼女いるのに」
カズマ「強要されたのか?」
鈴「まぁね…恐らく箒もセシリアもそうだと思う」
一夏「一体何がしたいんだ?まさか俺達の仲を引き裂きたいのか?」
今回の楯無の仕出かしたこのイベント、どう見てもカズマとウィノ、一夏とエミリアの関係を壊す様な感じである
鈴「まあ流石にあたし達一年はカズマと一夏の状態は知ってるから安心して食べて行きなさいよ」
鈴は二人の座るテーブルに炒飯や小籠包等、中華料理を並べた
カズマ「そうだな…じゃあ…」
そのままいただきますのポーズで暫く止まる
鈴「あのさ……冷めるよ?」
一夏「無駄無駄、こいつは……ん?何だこれ?」
一夏はレバニラ炒めの中に楕円形の球体が入っている事に気付いた
鈴「ちょ…誰よ!料理にこんなの入れた奴!!」
直ぐに厨房に向けて怒鳴る鈴、彼女もこういう物にはうるさいのだ
カズマは一夏の手に持っていた物体を見て、そして何かが外れたのを見て
カズマ「一夏!!鈴!!そいつはグレネード(手榴弾)だ!!」
鈴「え!?嘘っ!?」
一夏「冗談じゃねぇええええ!!」
一夏は思いっきり窓の外へとグレネードを投げた
そして暫くしてグレネードが爆発した
鈴「ちょ!?一体誰よ!出てきなさいよ!!」
鈴が怒鳴り散らすが皆は「どうしたの!?」「今の爆発って何!?」と言うだけだった
だがカズマは一人逃げていく奴を見逃さなかった
直ぐ様マグナムをシングルアクションで逃げていく人の足を撃った
それと同時に相手も銃をぶっ放した
カズマ「くっ…」
カズマは咄嗟に座っていたテーブルを盾代わりにして相手の銃弾を防ごうとしたが、威力が高いのかそのテーブルを貫通して銃弾が彼の横頬を掠った
一夏「おい、あいつおっかない物持ってんな、何だあれ?」
一夏と鈴がカズマの下に来てテーブルの陰に隠れた
カズマ「ルガー・ブラックホークだ、357マグナムをぶっ放しやがった…」
鈴「今のマグナムって非殺傷弾?」
カズマ「ああ、一応な…うわっと!?」
もう一発銃弾が放たれてテーブルがまた欠けた
鈴「どうするのよ!?」
カズマ「ルガー・ブラックホークはシングルアクションだ」
一夏「六発で打ち止めか」
その後四発連続で発砲して打ち止めになった
直ぐ様一夏がガバメントで相手の眉間を撃ち、気絶させた
そして二人がが近くに行くと、相手がシンデレラの格好をしていた
一夏「こいつもシンデレラか?」
カズマ「そうだろうな…」
鈴「カズマ、一夏!!後ろ!!」
二人が振り向くともう一人シンデレラの格好をした女子がアサルトライフルを乱射した
一夏「どわああっ!?」
カズマ「おおおっ!?」
二人は教室を脱出した
「「いたぁああああああ!!」」
カズマ・一夏「げっ!?やばっ!!」
廊下に出た途端、シンデレラの大群に遭遇し、再び逃走劇が始まった
一夏「あいつらもシンデレラか!?」
カズマ「そうだろうなー!!」
そして階段を上がると…
「カズマ君!!一夏君!!相部屋になってーーーー!!」
またまたシンデレラの大群に遭遇、アサルトライフルを乱射してきた
カズマ「おいマジかよ!?」
一夏「こいつらもシンデレラか!?」
カズマ「ソウダロウナー!!」
逃げる逃げる一夏とカズマ
追いかける追いかけるシンデレラの大群は他所の人間から見るにとてもシュールだった
因みに頭の上の王冠は外そうとすると電流が流れる仕組みだったが、お互いの王冠を実弾で壊して、電流が流れないようにして外し、コートの内ポケットに仕舞ってある
そして屋上に到達してドアを閉め、開けられないように細工をして追撃を逃れた
カズマ「ふぅ…」
一夏「もう…来ないだろ…」
そう安心している二人…だが…
「「一夏君!!カズマ君!!相部屋になってーーーー!!」」
なんとシンデレラ軍団が屋上の手摺にフックをかけて登って来たのだ
カズマ「何でそうなる!?」
一夏「もうやだ…」
一夏に至っては弱音を吐いていた
カズマ「一夏!フックを奪うぞ!」
一夏「了解!!」
二人はシンデレラの二人を撃って屋上から落とした
登って来た方は下がプールになっているので被害はない
そして二人はフックを使って一階のプールまで降りてそのまま逃走した
「一階に降りたわ!!一階の部隊に連絡して!!」
「者共追え追えーーーー!!」
一階に降りた二人だったが…
「一夏君!!カズマ君!!相部屋にーーーー!!」
そこで待ち伏せに会い、アサルトライフルの弾幕を避けながら逃げる
一夏「どわああっ!?あいつらもシンデレラか!?」
カズマ「ソウダロウナー!!」
そしてカズマはふと思い付いた
カズマ「一夏!職員室だ!!」
カズマが職員室なら安全だと言った
職員室なら流石のシンデレラも追っては来れないだろう
一夏「そうだな!!もし千冬姉がいるなら退治してもらおう!!」
しかしこのままでは埒が明かない為、コートに忍ばせてある小型ナインバンカー(閃光手榴弾)を集団に向けて投げて、目映い光と劈く爆音がシンデレラ集団を襲う
「ぎゃあああああっ!!目がァアアア!!」
等と台詞が聞こえたがそれでもお構い無しに逃げる二人
そして二人はやっとの思いで職員室へとたどり着いた
カズマ・一夏「失礼します!!」
職員室に入ると二人は安心感でその場に座り込んだ
一夏「もう…ここなら大……」
「織斑君!!アーディガン君!!相部屋に…」
カズマ「丈夫じゃねぇェェェエエエエエエ!?」
なんと教員達までもシンデレラだったのだ
一度は終わった逃走劇が再び始まった
一夏「何人いるんだシンデレラは!?」
カズマ「ヒトヲミタラシンデレラトオモヘー!!」
逃げ続けて暫く…
箒「二人ともこっちだ!!」
箒が現れて二人を誘導した
そして箒は追って来るシンデレラ集団の前に立ち
箒「これ以上は追わせんぞ!!」
木刀を使ってシンデレラ集団を迎え撃っていた
カズマ「箒の奴…大丈夫なのか?」
一夏「大丈夫だろう…多分な…」
そして一年の階に着いたら
ラウラ「む!?来たぞ!!階段にバリケードを!!カズマ!!一夏!!早く教室に!」
なんとラウラが二人が通った後をバリケードで塞いで通行不能として、カズマ達を教室に誘導した
ラウラ「黒ウサギ隊防衛班!!一人たりともバリケードから先に行かせるな!!」
『了解!!』
なんと偶然…いや偶然なのかどうなのかわからないが…ラウラの黒ウサギ隊(シュバルツェア・ハーゼ)の部下が来ており、ラウラの指示により防衛ラインを張ったのだ
そして二人はやっとの思いで一年一組の教室へとたどり着いた
ウィノ「カズマ!!」
エミリア「一夏様ぁ!!」
教室にはなんと二人の愛する彼女がいた
カズマ「ウィノ!!」
一夏「エミリア!!」
カズマと一夏はそれぞれの彼女を抱き締めた
ウィノ「よかったぁ…ずっと探してて…そうしたらカズマが追われてるって聞いて」
エミリア「そうしたら放送で王冠を取ったら相部屋になると聞いて…それでいても経ってもいられなくて…」
セシリア「ボロボロだった所を私達が保護しまして」
シャルロット「そしたらラウラがカズマと一夏を保護しようって提案してこうなったんだ」
一組の協力を得て漸く追われるプレッシャーから解放されたカズマと一夏はその場で座り込んだ
カズマ「疲れた…」
一夏「もう…寝たい…」
流石の二人でも校内を全力疾走で10週すれば疲れるだろう
ウィノ「だったらカズマ」
エミリア「一夏様、私達が…」
メイド服のまま二人は上目使いで
ウィノ・エミリア「ご奉仕します、ご主人様♥」
カズマ・一夏「萌ェェェエエエエエエ!!」
絶叫と共に後ろにぶっ飛んで黒板に頭をぶつけて気絶した二人
シャルロット「ちょっと!!気絶させちゃ意味無いでしょ!?」
春香「まぁ…好きな女の子の可愛らしい姿に萌え死にしたのね」
シャルロット「いや生きてる…はず…だよね……」
シャルロットが恐る恐る近付くと…
一夏・カズマ「我が生涯に…一片の悔い無し……」
シャルロット「駄目ェエエエ!!右手を突き上げちゃ駄目ェエエエ!!」
その後大人数で二人の腕を上げるのを阻止したと言われる…
そしてこのイベントの当事者の楯無は、彼氏の颯真と地獄の閻魔千冬にこっぴどなく叱られたとさ
今回は短めです
感想待ってます