インフィニット・ストラトスΔ(デルタ)   作:Empire

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後書きにてジルベールのISを紹介します



第四十四話 動き出す呪いの花

女性権利団体 地下基地

 

 

 

 

 

 

女性権利団体の所有するビルの地下にIS製造、訓練フィールドなどがある地下基地がある

 

 

無論これは秘匿で政府にも知られていない

 

だがここにはあの篠ノ之束に匹敵するほどの頭脳を持った開発者がかなり集められている、無論全員女性だ

 

 

 

 

 

それと例外を除けばその戦闘員も全員女性である

 

 

 

 

その例外が…

 

 

 

 

 

 

 

 

「こちらブラックサレナ…任務を終了した」

 

 

 

「了解、B-2ドックへ着艦せよ」

 

 

 

黒いISが任務を終えたのだろうか地下基地の帰投通路を飛んでいた

 

 

「ジルベール君、流石だ…物の5分足らずで基地を壊滅させるなんて」

 

 

 

白い髪、赤い目の容姿は何処と無くカズマに似ている顔立ちの少年ジルベールはISを解除して自身を女性権利団体へ推挙してくれた人の下へ向かった

 

 

ジルベール「上層部の指示により、海上基地の敵をすべて排除、並びに女子供を乗せた避難船をすべて撃破、生存者は0です」

 

 

眼鏡をかけて白衣を着た女性に今回の任務とその成果を報告した

 

 

本来この女性権利団体には男は不必要だと文句を叩き付けられていたが、彼の目を見張る様な活躍を耳にして、漸くまともな扱いをするようになった

 

 

その戦闘員達も彼の戦闘技術に憧れている者も多い

 

 

 

「さてジルベール君、上層部が君に話したい事があるらしいよ?」

 

 

ジルベール「…了解」

 

 

 

短い返事をして、白いコートを羽織り、エレベータを使って最上階の上層部の会議室へと向かった

 

 

そして会議室へと入ると数十人の女性の幹部が座っていた

 

 

その中の中央に座っている女性が話し始めた

 

 

「流石だよジルベール・ナハト…ここ数ヵ月でもう数十件の任務を完遂して、男共の勢いも落ちてきた…だが…私達には目の上のたん瘤がある…」

 

 

 

ジルベール「日本のIS学園を防衛しているデルタ・フォースですか?」

 

 

「その通りだ!奴等が我々が政府を脅して実行した織斑一夏の抹殺を防いで、更にその織斑一夏が生きていると言うことを大々的に報道して、我々の勢いが押さえ付けられていたのだ!そしてそんな中でお前が来た…最初は何で男だと思っていたが…最早そんな物は関係ない…お前には女性権利団体の所有するとある一部隊の隊長になってもらいたいからだ」

 

 

ジルベールは目を閉じて考えた後

 

 

ジルベール「お言葉は誠に嬉しいですが…自分は辞退させていただきます」

 

 

「何だと!?我々の提案を無下にするつもりか!?」

 

 

断った事に語気を荒げる幹部達

 

 

ジルベール「自分が隊長になった場合、男の俺が隊長になったら部下のモチベーションが下がってしまうからです…ここでの男は…自分だけですから」

 

 

この説明に幹部達は何も言えなかった

 

事実まだジルベールを快く思っていない人数はいる

 

もしそんな人達の隊長にジルベールがなったら間違いなく綻びが生まれるだろう

 

 

 

そこで幹部の一人が提案をした

 

 

「ならば、彼をその部隊の隊員に推挙というのはどうでしょう?」

 

 

「それでも良いか?」

 

 

ジルベール「差し出がましいですが…その部隊の内容を教えて頂きたいのですが…」

 

 

 

「おっとこれはすまない…私とした事が忘れるとは…良いだろう…これから我々は全戦力を以て男共の希望であるデルタ・フォースを壊滅させる…お前が推挙した部隊は『インビシブル・フォース』…IS学園に陣取っているデルタ・フォースを壊滅させる部隊だ、前任の隊長が海上戦で戦死してしまったのでな…新しい隊長に君を推薦したかったのだがな…」

 

 

ジルベール「(IS学園…遂に奴を…)いえ…充分です…」

 

 

「まぁ…隊長なら他に……いやいるな…ぴったりの人材が…」

 

女性権利団体のトップがニヤリと笑みを浮かべた

 

 

「そう言うわけだ…『インビシブル・フォース』の編入、受けてくれるな?」

 

 

ジルベール「はい、喜んで」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

会議室から退出したジルベールはエレベータの中でニヤリと笑っていた

 

 

普段感情を表に出さない鉄仮面の彼だが…この様に笑うのは珍しい

 

 

ジルベール「カズマ・アーディガン…いや…被検体K-01…お前を必ず…殺す」

 

 

ジルベールは居住区に着くと真っ先に部屋に戻って任務で疲れた体を癒した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日 地下基地訓練アリーナ

 

 

 

自室で起床して服を着替えて白いコートを羽織り、地下基地の訓練アリーナに着いたジルベール

 

彼がこれから編入するインビシブル・フォースの顔合わせの為だ

 

 

 

 

彼のコートの右肩には仮面と交差した剣のエンブレム、インビシブル・フォースのエンブレムだ

 

 

 

とある一角に座っている女性三人もそれぞれ着ている服は違うが、インビシブル・フォースのエンブレムを付けている

 

 

 

その中で、銀髪の少女がジルベールに気付いて

 

 

「おい!ここ何処だかわかってんの?インビシブル・フォースの縄張りなんだけど?」

 

 

睨めつける様にジルベールを見て、更に脅かすように口が悪い言い方でジルベールに詰め寄った

 

 

「よせ…クレア…彼の左肩を見てみろ…」

 

今度はコンテナに座っている蒼い髪の少女がクレアと呼ばれた銀髪の少女を制止した

 

 

クレア「あ?ってそのエンブレム…こいつがインビシブル・フォースに来る新人かエクセラ?」

 

エクセラと呼ばれた蒼い髪の少女は立ち上がった

 

 

エクセラ「そうだな…一人で数々のミッションを一人でこなして、ここでは『黒百合の死神』って呼ばれていたな…」

 

 

クレア「え!?こいつがあの『黒百合の死神』!?」

 

 

黒百合の死神は彼、ジルベール・ナハトの通り名で、彼の駆るISの名前がブラックサレナ『黒百合』と呼ばれる、それと彼の無慈悲な制圧攻撃からそう呼ばれる様になった

 

 

「『黒百合の死神』……」

 

一人の大人しい無垢で寡黙な少女がジルベールの手を差し出して近付いて来た

 

 

カノンと呼ばれた少女は黒色のショートヘアーで大人しげなミステリアスな雰囲気である

 

 

カノン「握手……」

 

ジルベール「あ、ああ…」

 

 

ジルベールはカノンと握手した

 

 

 

 

それを見てクレアの顔がニヤついた

 

クレア「ねぇジルベールだっけ?あたしと一勝負しない?」

 

 

 

 

ジルベール「今か?」

 

 

クレア「ま、あんたの実力が本物かどうかをね…確かめたいのよ」

 

 

 

ジルベール「わかった…」

 

 

 

クレアは早速自分のIS、カリギュラ・Λ(ラムダ)を纏い、アリーナ中央に陣取った

 

 

一方のジルベールもブラックサレナを纏ってアリーナの中央にクレアに向き合う形で静止した

 

 

 

 

 

クレア「さ~て…ぶっ放す!!」

 

 

クレアは大口径ガトリングガンを両手に展開して、乱射した

 

 

ジルベールはその場から急上昇して避けて、バックパックに内蔵してあるアンカー、禍白ノ矛『マガシラノホコ』を射出した

 

 

その先端のフックがクレアのガトリングガンに突き刺さり、そのままイグニッションブーストで突っ込んでガトリングガンを右手に装備されているブレードシールド、片刃大刀『カタバタイトウ』でガトリングガンを切り裂いた

 

 

クレア「近距離に入ったな?貰った!!」

 

 

クレアは破壊されたガトリングガンに変わって、丸い球体に刺が着いている武装を展開した

 

 

クレア「そりゃぁぁあああっ!!抹殺!!」

 

 

勢い任せにその武装を投擲したが、どうやらこの武装は球体がワイヤーで繋がっており、所謂ハンマーなのである

 

 

ジルベール「!?」

 

 

ジルベールは高速で向かって来るハンマーを避けたが、その後ろの床が大きなクレーターとなっていた

 

 

クレア「どう?ミョルニルの威力は?」

 

 

ジルベール「当たらなければ良い話だ…」

 

 

クレア「はっ!その余裕いつまで持つかな!?」

 

クレアはミョルニルは回転させて更に勢い着けて放った

 

 

先程とはスピードが段違いに早く、ジルベールはイグニッションブーストでミョルニルを避けると同時に一気に懐へと入った

 

 

クレア「お見通しなんだよ!!」

 

 

クレアは空いているもう一つのガトリングガンで近付いて来るジルベールに向けて放ったが、ジルベールはその場で月面宙返りをして、クレアの背後を取った

 

 

クレア「な!?」

 

そしてブラックサレナの背部ユニットが展開して、二つの大きな鉤爪を先端にクレアを拘束した

 

 

その鉤爪から緑のエネルギーが放出され、何かを吸収している様だった

 

 

クレア「一体何なのよ…って!?」

 

クレアがディスプレイを見ると、シールドエネルギーが恐ろしい勢いで減っていくのである

 

 

これは禍ノ生太刀『マガノイクタチ』と呼ばれる特殊兵器で、相手のシールドエネルギーを吸収して、自分のシールドエネルギーと武装の威力を上昇させるのである

 

 

これによってクレアのシールドエネルギーは750/820あったのだが、10/820となってしまったのだ

 

 

そしてジルベールはビームライフルを構えて…

 

 

ジルベール「終わり…だな…」

 

 

クレア「…くっ」

 

 

 

 

『そこまでだ!この勝負はジルベール・ナハトの勝ちだ』

 

 

クレアとジルベールは放送席を見ると、エクセラとカノンの真ん中に白い軍服の様な服を着ている薄い水色のロングヘアーの女性が立っていた

 

 

『突然ですまなかったな、だがどう見ても奴の圧倒的勝利だ…カノンとエクセラから話は聞いた……彼の実力はわかっただろう?』

 

 

クレア「ちっ…はいはいそーですよ…黒百合の死神は強かったでーす…」

 

と棒読みで素っ気なく答えるクレア

 

 

『おっと私の紹介がまだだったな…私はエリザ・アズラエル…お前達インビシブル・フォースの隊長に就任した』

 

そしてエリザは全員にスーツを着させて、団体トップの方々に挨拶に回った

 

 

 

ジルベール「エリザ・アズラエル…エクセラ・アンドラス…カノン・ブエル…クレア・ザブナック……か…」

 

 

 

ジルベールは夕焼けに染まる空を見て言った

 

 

ジルベール「俺の仲間…か……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ジルベール・ナハト イメージ声優 櫻井孝宏

黒百合(ブラックサレナ)

シールドエネルギー最大値 500 (3000)

【挿絵表示】



全身が黒く塗り潰された、独特のIS。その武装は何れも強力で、更に運動性はΔシリーズを完全に上回り、その代わり機体の耐久値は低い


武装
ビーム・ライフル
片刃大刀(カタバノタイトウ)
ランサーダート
禍白ノ矛(マガシラノホコ)
禍ノ生太刀(マガノイクタチ)
天叢雲剣(アマノムラクモノツルギ)

武装は近接寄りで、右手に装備されているブレードシールド、片刃大刀にはビーム・ライフル、先端が鋭利な突起のランサーダートが装備されている

バックパックにアンカーの禍白ノ矛、そして相手のシールドエネルギーを吸収して自分のシールドエネルギーに上乗せ出来る特殊兵器、禍ノ生太刀がある。これによって黒百合の最大の弱点であるシールドエネルギーの低さをカバー出来、フルチャージで驚異の3000となる

天叢雲剣は機体の右腰部に装備されているエネルギーブレードで、禍ノ生太刀で吸収されたエネルギーをそのまま刀身に転用出来る
フルチャージなら、ISの絶対防御が打ち破れてIS本体ごと搭乗者を破壊出来る零落白夜より危険な兵器である



エクセラ・アンドラス イメージ声優 水樹奈々

モデルはシャイニング・レゾナンスのエクセラ


エインヘリアル・μ(ミュー)

シールドエネルギー最大値 840


【挿絵表示】



女性権利団体インビシブル・フォースのメンバー、エクセラ・アンドラスの専用機、格闘重視の機体であるが、一応遠距離兵装がある


武装

天羽々斬(アメノハバキリ)
八咫烏(ヤタガラス)


武装は二つしかないが、この天羽々斬はブレードとビーム・ライフルを合わせた兵器である

そして非固定部位に大型シールド八咫烏が装備されている

これは所謂ソードビットで、遠隔攻撃も出来るが、自機の周囲に展開してバリアを張ることが出来る




クレア・ザブナック イメージ声優 高垣彩陽

モデルはシンフォギアの雪音クリス



カリギュラ・Λ(ラムダ)

シールドエネルギー最大値 820


【挿絵表示】


クレア・ザブナックの専用機で、一対一の状態に強いISである、高機動に重点を置きつつ、武装は強力な火気が多いなど、アンバランスな機体である


武装
大口径ガトリングガン(フェンリル)
超硬質ハンマー(ミョルニル)
背部インパルスデュアルキャノン
ビーム・セイバー

特徴なのがミョルニルである。硬質ワイヤーで繋がれているが、小型スラスターがハンマー本体に付いており、速度を上げる事で威力を上昇している
重量級のISと見えるがかなり軽量級なのである



カノン・ブエル イメージ声優 大橋彩香

モデルはアカメが斬る!のクロメ



アイテール・ν(ニュー)

シールドエネルギー最大値 720


【挿絵表示】


カノン・ブエルの専用機で無線兵器ビットを多数搭載してあるトリッキーなISである、本人の空間認識能力と合わせたOSが組まれている



武装

ビーム・ライフル
大型ビット×4
小型ビット×8
ビーム・セイバー

大型ビットは見た目が大きいビットで、高威力のビームを発射出来るが連射が良くないが、小型ビットはマシンガンの如く連続でビームを放てるが、威力は弱め

更に、ビームトラップと言われる空間にビットを不規則な方向で停止させて、レーザートラップの様にビームを張り巡らせる、敵が近付くまで気付かないのが特徴である
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