インフィニット・ストラトスΔ(デルタ)   作:Empire

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随分と遅れました

すみませんm(_ _)m


第四十五話 動き出す世界

文化祭も終わり、片付けをしている生徒達

 

結局カズマ達のメイド執事喫茶は堂々の売上1位のタイトルを獲得した、だがカズマがシンデレラ集団に襲われている際、厨房にセシリアが入ってしまい、客の殆どが気絶、若しくは嘔吐下痢になって一時的に不況となってしまった

 

それもその筈セシリアは壊滅的に料理が苦手で、本人は全く自覚していない、彼女の場合見た目重視の調理法で味が整ってないのだ

 

 

カズマがセシリアの料理を食べようとしたが、違和感を感じたのか食べずにそのまま四組の拓巳に差し入れとして持っていった結果、拓巳が一口で撃沈した

 

 

そしてカズマはセシリアの調理法を間近で見て、「お前はもう作るな、死人が出る」

 

と言い捨ててセシリアのプライドを打ち砕いた

 

 

そしてカズマが再び腕を振る舞って何とか持ち直したのだ

 

 

 

 

この後セシリアはカズマのスパルタ料理特訓に悲鳴を上げるのはまた別の話である

 

 

 

 

 

 

 

文化祭の片付けを終えて、デルタ・フォース極東司令官の颯真・R・神崎から緊急招集が発令されてカズマ達は学校の敷地内に建てられたデルタ・フォース極東防衛事務局に出向した

 

 

 

 

 

 

 

デルタ・フォース極東防衛事務局

 

 

コンコン…

 

 

 

颯真「入りなさい」

 

 

司令官室の窓際に立っているのはデルタ・フォース極東防衛司令官の颯真だった

 

カズマ「失礼します、カズマ・アーディガン、以下4名到着しました」

 

龍真「龍真・R・神崎、以下4名到着しました」

 

 

既にそれぞれの隊長であるブライスとシュウは到着していた

 

颯真「さて、今回集まったのは他でもない…デルタ・フォース…いや国際IS連盟の意向を伝える為だよ」

 

ブライス「国際IS連盟が?」

 

シュウ「何か大掛かりな事を仕出かす様ですな?」

 

颯真はリモコンを操作して部屋の壁にあるディスプレイを点けた

 

 

カズマ「極東防衛戦線!?まさか、世界中のIS軍隊をこのIS学園に集結させて防衛すると言うことですか?」

 

颯真「その通り、流石カズマ君、君は頭が回るね」

 

ディスプレイに映った極東防衛戦線とは世界中のIS軍隊をIS学園に集結させて、表向きは各国の軍事ISの性能評価、各軍隊の能力を査定する為の軍事演習だが、裏向きは最早世界中で驚異となっている女性権利団体を殲滅するための招集なのである

 

 

颯真「既に君達にもわかっていると思うが、女性権利団体の次の目標はこのIS学園とデルタ・フォースに狙いを定めている、これは現在の情報だが…世界各国の女性権利団体の幹部クラスの人物が日本に集結している事がわかった」

 

 

龍真「つまり…向こうも全戦力を投入する…と言うことですか?」

 

拓巳「へっ…いよいよ決戦ってか!腕が鳴るぜ!」

 

淕「世界中のIS軍隊が集結するなんて…余程女性権利団体の被害が大きいのですね…」

 

 

颯真は椅子に座って更に話始めた

 

颯真「最早敵の戦力はこの学園内の教師部隊と代表候補生では圧倒的に向こうが有利だ暫くこの学園の生徒達には、軍事演習見学として説明するよ」

 

 

カズマ「司令、表向きは合同軍事演習と言いましたが…実際に演習をする予定なのですか?」

 

颯真「うむ、表向きを疑われない為にも、4VS4の部隊戦を行って同時に各IS部隊の戦力、そのISの優位性を調べるに当たっての軍事演習なんだ」

 

 

一夏「つまり各国のIS部隊と戦うと言うことですか?」

 

ウィノ「つまりそこであたし達がISの優位性を見せつけたら世界No.1のIS大国になるってことですか?」

 

エミリア「ウィノさん…あくまで表向きですので…そんな重要視されてないと思いますが…」

 

 

リディア「でもわざとらしくしてもバレて戦略兵器なんて持ち込まれたら一溜りも無いわ…」

 

颯真「その通り、仮にも十年前に…アイルランドで核兵器のテロが起こったんだ……おっとごめんねカズマ…辛い過去を思い出しちゃったかな?」

 

 

カズマ「いえ…」

 

 

颯真が一番危険視しているのは、敵が大型兵器や、戦略兵器を投入する事である

 

龍真達が戦った大型殲滅兵器、『天照』を使用してこないとも限らないし、最悪の場合は自爆覚悟の核も使ってくる恐れもある

 

 

 

コンコン…

 

ここで扉のノック音が聴こえて

 

 

楯無「更識です、生徒全員体育館に集合が終わりました」

 

 

颯真「うん、御苦労様…さて、行こう」

 

 

 

颯真は立ち上がって歩き始めて、その後ろにカズマ達が着いていった…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

IS学園体育館

 

 

全校生徒が集まって、座っている状態に楯無の声が体育館に響いた

 

 

楯無「ではこれより、この学園を防衛任務に当たって貰っている、アメリカ軍デルタ・フォースから重大なお知らせがあります」

 

何時もとは違う真剣な声色の楯無の声で騒いでいた女生徒達は静まった

 

 

 

 

そして右側から颯真が現れて、その後ろに二列でブライスとシュウを先頭にファーストチーム、セカンドチームのメンバーが並んでいた

 

颯真が教壇に立つと生徒達側から見て右にファーストチーム、左がセカンドチームが並んだ

 

 

 

 

 

 

颯真「文化祭、我々デルタ・フォースも堪能させて貰ったよ、とてもいい祭りだったね…羽を伸ばせたよ……さて、ここからは真剣に話すよ…、国際IS連盟から合同軍事演習の開催が全世界のIS軍隊に発令された、そしてその合同軍事演習の現場が…ここIS学園となった」

 

 

生徒達は一斉にざわついた、そして思いもしないだろう…まさかこのIS学園がその合同軍事演習の現場となる事に

 

 

颯真「この合同軍事演習の期間中はアリーナでの授業は不可となる、だがその代わりに我々の軍事演習の様子を授業として見学する事……そして一つ一つの軍隊の演習を見て改めてISの性能…そして兵器としてのISを再確認して欲しい…ISは人を殺しかねない兵器の一つであると言うことを……では話を終えるよ、細かい話はデルタ・フォースの隊員が話すから…では解散」

 

 

 

 

 

 

そして颯真は教壇から降りてその後ろを隊員達が着いていった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一年一組 教室内

 

 

今現在、合同軍事演習についての細かい説明を行っている最中である

 

一年はデルタ・フォース隊員で一組にはカズマ、二組にはブライス、三組にはシュウ、四組には龍真が説明をしていた

 

カズマと龍真が選ばれたのは彼ら二人が世界情勢に詳しく、またこの合同軍事演習を良く理解していたからだ

 

二、三年はデルタ・フォースの士官がそれぞれの組に別れて説明していた

 

 

 

 

 

 

 

カズマ「以上が…この合同軍事演習の概要だ、何か質問はあるか?」

 

淡々説明するカズマに、それを理解しようとする生徒達の教室は普段の授業とは違う緊張感に満ちていた

 

 

シャルロット「あの…一つ質問…良いですか?」

 

シャルロットが思わず敬語でカズマに質問を求めた

 

カズマ「普段通りで良い…で、何だ?」

 

 

シャルロット「ど…何れくらいのIS軍隊が来るの?」

 

 

カズマ「それはまだわからない、まあ二つは確定してるがな」

 

春香「へ?一つはわかるけど…二つ目は?」

 

 

ラウラ「私のシュバルツェア・ハーゼ(黒兎)だ…一早く司令官から連絡が来たのでな、文化祭の時に隊員が来ていたのはこの時の為だ」

 

ここの生活に溶け込んでいたラウラを見ていた生徒達は改めてラウラが軍人なのだと認識したのだった

 

箒「私も質問良いか?合同軍事演習はどのくらいの期間でやる予定なのだ?」

 

 

カズマ「それは未定だ、何せ国際IS連盟は詳細な事を教えなかったからな…なぜだがわかるか?」

 

 

箒「いや…」

 

 

 

カズマ「不要な情報を流して漏洩するのを防ぐ為だ…主に警戒する相手がいるからな…」

 

 

カズマがこの時女性権利団体の名前を言わなかったのは、余計な心配を掛けさせない為である…

 

同じく代表候補生達もそれを察しているのか深くは聞かなかった

 

だが…

 

 

春香「わかった!!その相手って女性権利団体でしょ!!」

 

 

何と思いっきり爆弾発言をした大馬鹿…

 

 

「ちょっと…女性権利団体ってあれ?」

 

「最近よくニュースになってるあれなの!?」

 

 

 

一気に教室が騒ぎだしてしまった

 

 

一夏「馬鹿かお前!!折角生徒達に不安な気をさせないようにしたのに!!」

 

エミリア「この状況を考えてください!!そこまで頭が回らないのですか!?」

 

 

春香「うう…ごめんなさい……」

 

 

一夏とエミリアに激しく叱られた春香は涙目になっていた

 

 

 

カズマ「……お前達…」

 

 

カズマが低く、ドスの利いた声で騒ぎを静めた

 

 

カズマ「この事を万が一他に漏らしたら」

 

カズマが右手をあげると、ウィノ、一夏、エミリアが銃をもって皆に向けた

 

カズマもマグナムを生徒達に向けて言った

 

 

カズマ「アメリカ軍役で懲役か銃殺刑になるぞ…」

 

 

この一言でクラスの女子達は完全に黙ってしまった…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

説明が終わって学校が終わり、生徒達は寮のそれぞれ自分の部屋に戻って行った

 

 

 

 

 

 

カズマは報告の為一度颯真の元に行ってから寮に戻った

 

 

 

 

 

 

 

自分の部屋に着いてドアを開けると、ちょうどシャワー室から出てきた部屋着姿のウィノだった

 

 

 

 

 

ウィノ「おかえりー」

 

カズマ「ああ、…今日は疲れたなぁ…シャワー浴びるぞ」

 

 

カズマが制服を脱いで洗濯機に詰め込んだ

 

既にウィノの制服も洗濯機に入っている

 

 

ウィノ「寝間着は置いといたからねー」

 

カズマ「ああ…わかった!」

 

 

そしてバスルームの洗面台に携帯を置いた瞬間、バイブレーションがした

 

 

携帯のディスプレイを見ると『マダラ』であった

 

 

カズマ「…何の様だ?マダラ…」

 

 

マダラ『どうやら国際IS連盟も手を打ってきたな…』

 

暁が合同軍事演習の事を知っている事に驚くカズマ

 

カズマ「…どうして知っている?」

 

 

マダラ『颯真・R・神崎から聞いた…彼は俺達の協力者だ……軍事演習の期間中は我々も参加させてもらう…』

 

 

カズマ「待て!お前達ISはあるのか?」

 

 

マダラ『当然だ…こちら側にはお前の…いや、世界中の人がよく知っている人がいるからな…』

 

そう言ってマダラは電話を切った

 

 

カズマ(世界中の人が知っている人物……考えられるとすると…あの女か……)

 

 

 

 

 

一つの仮定を出してカズマはシャワーを浴び始めた

 

 

 




暁のISは後々画像付きで紹介させて頂きます
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