インフィニット・ストラトスΔ(デルタ)   作:Empire

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1ヶ月、更新せずにすみません…

卒業論文の作成に追われていたので大幅に遅れました

申し訳無いです


第四十六話 集まる勇士達

IS学園、合同軍事基地滑走路

 

 

IS学園の沖合いに建設された滑走路にカズマ達デルタ・フォースのファーストチームがいた

 

ここで世界各国のIS部隊を出迎える為である

 

一夏「しかしどうやってこんな基地を短い期間で作ったんだ?」

 

 

カズマ「噂だと…あの篠ノ之束が一週間で建設したらしい…」

 

 

ウィノ「なんかあり得るわね…あの人ならやりそうかも」

 

 

エミリア「突貫工事の割にはしっかりしてますね…」

 

 

海上に建てられた滑走路はとても一週間で作ったとは思えないようなしっかりした設計となっており、宿舎等もIS学園とほぼ同じ構造、内装になっている

 

 

 

 

カズマ「来たみたいだな…」

 

カズマが幽かに聞こえるジェット機の音を聞いてつぶやいた

 

 

 

そして全員が双眼鏡越しに飛んでくる輸送機を見た

 

 

 

一夏「先頭は…って!?アメリカ国軍精鋭部隊【エコーズ】じゃないか!?」

 

エミリア「そんな…アメリカ全軍の中から選ばれた最強の部隊じゃないですか!?」

 

 

その輸送機にはエコーズのロゴとそのエンブレムが貼り付けており、どこか威圧感を感じる

 

機体はアメリカ軍の技術を結集したΔシリーズの傑作機、Δ-ラインE、素体フレームで第三世代、専用強化アーマーを装備すればフリーダムウイング並みの性能を誇るΔドライバを搭載したΔ-ラインの後継機である

 

 

 

 

カズマ「む?今度はイギリスの精鋭部隊【ロイヤルナイト】か?」

 

 

 

ウィノ「女王陛下直属の部隊だっけ?」

 

今度は豪華なエンブレムを張り付けた輸送機で、全体的に派手な色合いである

 

しかしその実力はかなりの物であり、特に女王陛下直属の部隊である彼女等は一線級の実力を誇る精鋭部隊である

 

 

機体は円卓の騎士の名前を持つISであるが、何れもカスタム機で、性能は第四世代である

 

 

それからフランス特殊部隊やイタリアの精鋭部隊など、世界各国の最大戦力がここIS学園に終結した

 

 

一夏「なぁ…カズマ…今更だけどすっげぇ連中が集まったな」

 

カズマ「ああ…確かにこれだけの戦力があれば奴等に勝てるかも知れんが…一つ問題がある…」

 

 

ウィノ「問題って…何なの?」

 

カズマ「それは部隊同士が手を取り合えるか…若しくは…俺達の指示を受けてくれるか…それが問題だ…」

 

 

エミリア「どういう事ですか?」

 

 

8「つまりな、各精鋭部隊が勝手に行動する可能性もあれば、バラバラになってもおかしくない…今の極東防衛戦線はただの精鋭部隊の集まりって事だ」

 

 

精鋭部隊の中には独自のプライドもあれば、譲れない矜持もあるだろう…今のカズマの不安要素はそれだった

 

その部隊にとって気に食わない作戦指示だったら簡単に戦線離脱してしまう危険性があるのだ

 

 

 

ウィノ「なるほど…確かに統率が取れていないといざ連携ってなった時には危ないよね」

 

 

エミリア「でも私達では女性権利団体の攻撃を防ぎ切れません…その為にも世界各国の最大戦力が必要なんですから…」

 

 

 

 

そしてカズマ達の下にアメリカ精鋭部隊、「エコーズ」のメンバーが通る

 

 

そのメンバーを敬礼で見送るカズマ達だが、ある人物を見てカズマが声をかけた

 

 

カズマ「レオン…なのか?」

 

レオンと呼ばれた少年は、金髪を後ろで束ねており、端正な顔立ちだった

 

彼もカズマ、ウィノと同じスクールに通っていた同級生で、ロボット研究サークルに所属していた

 

そこで培った機械の知識と技術は友谷に匹敵するほどである

 

(モデルはガンダムAGEのアセム イメージCV島崎信長)

 

レオン「ああ…久々だな!カズマ、一夏、ウィノ、エミリア」

 

 

一夏「お前…エコーズに入ったのか!?」

 

 

レオン「違うよ…俺の場合は推挙されたんだよ…」

 

ウィノ「だよねぇ…あんたの腕なら…」

 

レオンの実力はデルタ・フォースメンバーではカズマと同等…若しくはそれ以上の実力である

 

模擬戦ではカズマとレオンが戦ったが…お互い1時間以上戦っても決着は着かなかったが…その時の武装はレオンが一個も破壊されていないが、カズマはビームセイバーだけ残って後はレオンに破壊されたのだ

 

 

レオン「よくもまぁ…これだけの戦力を集めたよな…でもカズマならわかるよな?」

 

カズマ「ああ…いつバラバラになってもおかしくない…だろ…もう皆に話したさ」

 

 

「ほう…デルタ・フォースにも頭が回る奴がいるとは本当の様だな…」

 

そこに中年の威厳のある雰囲気を持った男性が現れた

(容姿のイメージはガンダム0083スターダストメモリーのアナベル・ガトー イメージCV大塚明夫)

 

 

 

 

カズマ「遠路はるばる、ご苦労様です…ダグラス少佐」

 

ダグラス・メンドーサ少佐、アメリカ軍精鋭部隊「エコーズ」の隊長である

 

実力では、あのブライスですら勝てなかったと言う

 

 

 

ダグラス「うむ…いくぞレオン」

 

レオン「はっ!じゃあなカズマ、また後でな」

 

 

二人が去ったと同時に

 

 

ウィノ「し…心臓が……止まりそうだった…」

 

エミリア「凄い威圧……ですね…」

 

 

ダグラスから発せられる重いプレッシャーから解放されたデルタ・フォースメンバーはその場で力が抜けたような感覚に陥った

 

 

一夏「ああ…よく挨拶できたよな…カズマ」

 

カズマ「俺もあの人の威圧に気圧されてたさ……見ろ」

 

カズマは自分の両手を一夏達に見せた

 

 

一夏「拳が震えてる…」

 

エミリア「汗がびっしょり…」

 

ウィノ「手が開かないの?」

 

カズマ「ああ…怒鳴られた訳でもないのにな…なんて迫力だ…」

 

 

 

 

 

ブライス「それはそうだろう…あのダグラス・メンドーサこそ【カリブの悪夢】だからな」

 

 

四人の後ろからブライスが現れた

 

カズマ「【カリブの悪夢】!?たった一人でテロリストの船を20隻沈めたというあの…」

 

それはテロリストの大軍勢がカリブ海に展開していた時に、ダグラス率いるエコーズが鎮圧に向かった

 

その時にダグラスはテロリストの船を20隻も沈めた事からこの通り名で呼ばれる事となった

 

 

ブライス「ああ…その通りだ…ちなみに俺とシュウはあいつに勝った覚えがない…まさにアメリカ軍最強のIS乗りさ」

 

 

エミリア「あ…アメリカ軍最強って…」

 

ウィノ「そんな人が何で直々に…」

 

 

 

リーサ「でも味方なら心強い戦力よ、怖がることは無いじゃない?」

 

ブライスの後ろからリーサが現れ、恐怖で震え上がるエミリア達を落ち着かせた

 

一夏「リーサさんは…怖くないのですか?」

 

 

リーサ「あら?私と夫とシュウとダグラスは同級生なのよ?あの迫力には慣れたわ…ちなみに全員既婚者ね…」

 

 

ブライス「でリーサ…お前がここに来たということはそろそろ始まるのか?」

 

リーサ「ええ、極東防衛戦線のブリーフィング、並びに表向きの各国IS部隊評価軍事演習についての説明よ」

 

 

 

 

 

6人は施設内に作られた大人数のブリーフィングルームで今後の予定を確認した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

IS学園 食堂

 

セシリア「何か大事になってますわね…」

 

鈴「そうねぇ…いきなり窓の外に大型の軍事輸送機がいくつも飛んでたもの」

 

 

食堂ではデルタ・フォースとラウラを除いた代表候補生達が食事をしていた

 

 

箒「これから何が始まるというのだ…大きな戦いか何かか?」

 

シャル「その事だけど…カズマ達に詳しく聞いても合同軍事演習だって言うんだ」

 

簪「あれ?軍事演習って…確か中国の輸送機あった筈…鈴は行かなくて良いの?」

 

 

鈴「あたし?あたしは確かに軍に入ってるけど今回って精鋭部隊でしょ?あたしの部隊って一般の部隊だし、隊長から連絡は無かったからね…あたしは行かなくていいの」

 

ラーメンを食べながらそっけなく答える鈴

 

春香「何か素っ気無くない?何かあったの鈴ちゃん?」

 

 

何時もと違う鈴の態度に違和感を感じた春香

 

 

 

鈴「実は…」

 

 

「あれ~?久しぶりじゃん!鈴音」

 

と中国語で話し掛けて来た少女は、鈴と同じ左右の長いツインテールで結んでいる容姿も鈴に似ている

(イメージCV 石原夏織)

 

 

ただ違うのは身長と胸…ごふぁ!?

 

 

 

 

 

鈴「それ以上言ったら張っ倒す…!」

 

 

すみません…

 

 

 

閑話休題

 

 

 

鈴「鈴花…何しにきたのよ…」

 

 

春香「知ってる人?」

 

 

鈴「あたしの従姉よ…」

 

 

彼女は鳳 鈴花(ファン・リンファ)鈴音の母方の従姉妹である

 

鈴花「そ、あたしは鈴音の従姉の鈴花、んでさ、あんたらデルタ・フォースのメンバーと仲良いんだって?」

 

 

 

シャル「そうだけど…カズマ達に何か用があるの?」

 

 

 

鈴花「ねぇ、蒼いフレームのIS乗ってる奴って誰?」

 

 

箒「蒼い…フレームのIS…」

 

 

デルタ・フォースの中で蒼いフレームのISを纏うメンバーは一人しかいない

 

 

簪「カズマの事?」

 

 

鈴花「カズマ?へぇ…あの蒼いIS乗ってるのって…あのカズマ・アーディガンだったんだ」

 

カズマの名前を聞いてにやりと笑みを浮かべる鈴花

 

 

鈴「で…カズマに何か用事?」

 

 

鈴花「宣戦布告よ!!」

 

 

仁王立ちで鈴花が言った

 

シャル「宣戦布告って…カズマに!?」

 

 

セシリア「あの…一体貴女は何なのですか?見ず知らずの女性にいきなり宣戦布告されたらいくらカズマさんとて戸惑うだけですわ!」

 

 

セシリアが言うのは最もだ、いきなり見ず知らずの女に宣戦布告されても対応に困る

 

見ず知らずだったら…

 

 

一夏「あれ?皆こんな所にいたのか?」

 

 

部隊の見送りとブリーフィングが終ったのかデルタ・フォースのファーストメンバーが食堂に入って来た

 

 

ウィノ「はぁ…お腹空いた……ってあんた誰?」

 

ウィノは鈴花に向かって誰と言った

 

鈴花「な!?誰って…あんた達あたしの事覚えてないの!?」

 

自分を知らない事に腹立てる鈴花

 

ウィノ「いやだってさ…初対面の人に普通誰って聞くでしょ」

 

カズマ「ウィノ…初対面じゃないぞ……久しぶりだな…鳳 鈴花」

 

 

 

エミリア「あっ!その制服…中国国軍特殊部隊の……確か中国でのテロ制圧の時にお会いしましたよね?」

 

それは数ヶ月前、去年の12月に中国のテロ組織壊滅任務で遠征していた際に共同作戦で一緒に任務に当たっていた中国の特殊部隊、それが鈴花の所属している部隊だったのだ

 

 

一夏「あの時か、確か俺達が…」

 

鈴花「そのあんた達がぜーんぶ手柄を持って行っちゃったんじゃない!!特にカズマ・アーディガン!!」

 

鈴花はカズマに指を差そうとしたが…いない

 

 

ウィノ「あ…あれ?カズマは?」

 

 

カズマ「俺がどうかしたのか?」

 

 

何とカズマは既に日本食のセットを買って座っていただきますの構えをしていた

 

シャル「あの一瞬で!?」

 

 

カズマ「俺が受け取り口に着いた途端に出来上がっていたからな…まぁ予約制って奴だ」

 

そう言って食べ始めたカズマ

 

 

鈴花「ねぇ…あんたカズマ・アーディガンでしょ?」

 

カズマ「……」

 

黙々と食べ続けるカズマ

 

 

鈴花「今日はあんたに宣戦布告しに来たわ、中国での借り、返させてもらうから!」

 

 

とカズマに指差して言った鈴花

 

 

だがカズマは黙々と食べ続ける

 

 

 

鈴花「……ってシカト!?ちょっとあんた!!聞いてるの!?」

 

 

鈴「あー…鈴花、カズマは食事中基本シカトだから」

 

 

そう鈴が助言するが…怒りに頭がヒートアップしている鈴花に届かない

 

 

鈴花「いい加減にしなさいよ!この…」

 

カズマ「ギャーギャー五月蝿いぞ!!中二のノリか?ぁあ!?シャル!!」

 

何故かシャルに怒鳴るカズマ

このボケに食堂にいる全員コケた

 

 

シャル「何で僕!?怒鳴ってるの僕じゃないよね!?」

 

 

 

カズマ「るっせ!そっち方面で怒鳴り声が聞こえたから突っ込み役のシャルが怒鳴り突っ込みやってるなって思っただけだ」

 

 

シャル「僕一言も喋ってないよね!?怒鳴ってないよね!?てか突っ込んでもないよね!?今突っ込んでるけど…」

 

シャルが理不尽な責めに涙目になっていた

 

 

鈴花「ちょっとあんた達!!下らんコントは他所でやってくれる!?」

 

 

カズマ「悪かったよ…で…何?」

 

漸くコントが終わり、鈴花はカズマに指を差して

 

 

鈴花「あんたに、宣戦布告よ!」

 

 

カズマ「…」

 

カズマと鈴花が睨み合う…早くも二人の間に火花が散ってる様だ

 

 

カズマ「言いてぇ事はそれだけか?悪い…話長すぎて半分以上聞いてなかったわ」

 

 

シャル「ぇえええっ!?たった二言しか言ってないじゃん!!」

 

この状況下でまだボケを繰り出すカズマ…端から見れば相手をからかってる様に見える

 

 

 

鈴花「なんで折角の良い雰囲気をぶち壊すのよ!!」

 

更に怒りがヒートアップする鈴花

 

 

Ppppppp!

 

鈴花「はい!…え!?もうそんな時間!?ありがと!」

 

 

鈴花は通信を切って食堂のドアに手を掛けて

 

 

鈴花「今日の所は引いてあげる、けど…カズマ・アーディガン!宣戦布告の件…忘れんじゃないわよ!!」

 

 

そう言い食堂から出て行った鈴花

 

 

また、新たなる戦いの幕開けとななるのか…




これから何とか合間を見つけて書いていきます

更新速度は遅くなりますがよろしくお願いいたします
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