Look Like…?   作:H-R-ホライズン

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遂にやった!モンハン小説!いつか少年にオラオラとか無駄無駄ァ!とか言わせたいです。名前な次回出します。あ、いや…考えてない訳では無い!


第1話 新たなる目覚め

暗い。とても。

それが少年が目が覚めた時の第一声である。勉強中に寝落ちしたんだろうか。少年はそう思うが、窓からは隣の家の光が漏れていて、尚且つ、部屋の電気を付けたままにしたのでそれは有り得ない。

少し進んでみると、かつん、と言う音と共に、進むことが出来なくなった。頭には当たっていない事を確認した少年は頭をさすってみる。すると、人の皮膚というより、固い石のような感触が手を覆った。驚いて、少年は叫んでしまう。

「キュウ!?」

水のような物に包まれているせいか、少々くぐもってはいるが、自分の出せる声で無い事に気がついた。

仕方なく、手をぎゅうと握り締め。壁にぶつけた。

パキッという音と共に、壁が崩れる。

目の前に広がっていたのは、マグマ吹き出す火山だった。

少年が呆然としていると、

キュルルルル…

と、自分の腹から可愛いらしいお腹の鳴る音が響いた。

あ~腹減った…

くるくる回りを見回すと、近くに鉱石がある事に気が付く。

食べれんのか?これ。

少年は首を傾げて、一応の確認として、ぐるりと回ってみた。すると、視界の端に何か映った。

黒い、少々棘がある、尻尾。その尻尾が自分に生えている事で、自分何なのか、少年には否応なく認識する。

ブラキディオス。

粘菌を使った爆弾攻撃や、殴りつけ攻撃を得意とする獣竜種。通称、爆砕竜。

モンスターハンターでも屈指の難敵で、3Gのクエスト、「黒曜石は砕けない」のブラキは、何人ものハンターを葬り去っている。

少年は、落胆してしまう。自分はモンスターハンターのモンスターになってしまった事と、ハンターにも、モンスターにも狩られる立場におかれてしまった事に。

成体がそれなりに強いとは言えど、自分はまだ幼い。食われる危険性が高い内は、親の近くにいようと、少年は拾った鉱石を食べて、移動を始めた。

鉱石は緑色をしており、甘酸っぱいミカンのような味がした。緑色の鉱石と言えば、ドグライト鉱石。少年はそんな事を思いながら、歩く。周りに二種類の虫が各々の光を放ちふよふよと飛んでいる。

ん?これ、雷光虫と蝕龍蟲じゃないか?

少年が不思議そうに二種類の虫を眺めていると、雷光虫と蝕龍蟲は、少年の背中に収まった。

はぁ!?俺の背中はジンオウガ♪って何だそりゃぁあぁぁあぁっっ!

ノリツッコミは宜しいようで。少年ブラキの背中には、ジンオウガ原種とジンオウガ亜種の甲殻が、混ざり存在していた。

ん?もしかして…

電力を溜めるイメージで、電流と龍光を溜める。

バチッバチチッ…

右半分にはジンオウガ原種の模様が、左半分にはジンオウガ亜種の模様が、黒い体に現れる。

どうやら、ジンオウガの能力を会得したようだ。少年ブラキは、嬉しいという感情よりも、悲しみに暮れていた。体から、それとはまた別の器官の存在を感じたのである。

それはラギアクルスの蓄電殻。どうやら龍光も溜めれるようで、しようと思えば龍&雷属性ブレスも出せる。

こんな贅沢な能力貰ったんだし、親に会ったら訓練してみるかな…

少年ブラキは、巣があるエリア6を後にした。




これ、ブラキの看板粘菌攻撃が目立た無いの?そう思った方、そんな訳ありません!粘菌も色々頑張りますよ!
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