バトルの後もVS転生者でバトル。
能力は今のところ考え中。
凍土。
狩場は、幾つかの所で同時に狩猟していてもすれ違う事がない事が多い程、広い。
だからベースキャンプで別れた涼人が何をしているのか、ロックオン達は分からない。
最も、そんな事を考るより、今やっている事に集中する方が大事なのだが。
四人組のハンター達は、アグナコトル亜種を見つけていた。
アグナコトルは気付かなかったようで、すぐ氷中に潜って、人の出入りが出来る、少しばかり安全なエリアと呼ばれる場所から離れてしまった。
ロックオン達はすぐさま後を追う。
皆それぞれが白い吐息を氷中から吹き出すアグナコトルを追う。
近づいた瞬間、僅かな振動から敵を感じとったアグナコトルが氷から飛び出した。
ただ飛び出しただけと言えど、相手は自分の10倍もあるモンスター。
防具も何もつけていなければ、それに当たって打ち上げられて、気絶した矢先にアグナコトルの餌となる。
バチッバチバチッ!
アグナコトル亜種が、嘴を鳴らし、臨戦体勢に入る。
「くるぞっ!」
ボウガンの射程圏内にいるロックオンは、既にしゃがんでいた。
火炎弾が連なる弾倉を神撃に取り付け、リロードを終わらせていた。
「たたみかける!」
刹那が業双刃ベガモラルタを抜き、前進すると共に二つの刃の向きを揃え回転した。
その攻撃があたった腹部に、ロックオンが
集中して攻撃をする。
アグナコトルはそれを身をかがめて避け、そのまま真っ直ぐロックオンに向かって突進する。
「やっべ!」
「させない!」
ロックオンが回避しようとした時、ティエリアの爆砕の豪槍の盾がアグナコトルを横から突いた。
アグナコトルはそれに怯んで突進を止め、潜る。
「良くやったティエリア!アグナコトルは…?」
ロックオンが見失ったが、唯一動かなかったアレルヤは確かに見ていた。
「そこだよ!来るよっ…!」
ロックオンとティエリアがいる場所から少し離れた場所から顔を出したアグナコトルは、何か溜める動作をしたと思った瞬間、嘴から大量の水を圧縮し、ビームのように放出した。
かすっただけで防具をえぐり取るそのブレスは、他のモンスターの持つブレスとは別格の強さを持っていた。
なぎ払いブレスをロックオンは水が減速して届かない範囲外に行くことによって、ティエリアはランスでガードする事によって避ける。
元からアグナコトルの胴周りにいて、ブレスの範囲外だったアレルヤは輝剣リオレウスを振りかざし、溜める。
アグナコトルが自身に向いたその瞬間、頭に向かって振り下ろす。
元からちまちまとロックオンの攻撃を受けていたその嘴は、大剣の威力に耐え切れず、傷ついてしまう。
あまりの衝撃と痛みにのけぞったアグナコトルは、大きな隙を晒してしまう。
いつの間にか高台に登っていた刹那の真下だった。
すぐそばに来た事を刹那は視認すると、大きく刃を振り上げ、ベガモラルタの二つの刃を交差させた。
「トランザムッ!」
そう叫んだ瞬間、刹那に赤いオーラが纏わりつく。
そのまま前進、高台の縁から思いっきり飛び降り、片方を逆手に持ち、アグナコトルに刃を焼き付けるように回転させた。
ギュルギュルと火花を散らし、また属性である爆破性の紛塵をアグナコトルにこすりつけ、アグナコトルをまたいで着地する。
刹那はアグナコトルがもがくその隙に飛び乗る。
揺さぶられながらも、刹那は根気よくナイフでザクザクきりつける。
アグナコトルは大きく怯んで、もがきだした。
その隙に、ティエリアとアレルヤは頭部を攻撃し、刹那とロックオンは僅かにのこった氷の鎧を剥がしにかかる。
アグナコトル亜種の白い体は傷だらけで、赤い血がほとばしっていた。
もう倒れる寸前だった。
これでトドメと言わんばかりに、ティエリアとアレルヤがカウンター突きと強溜め斬りを同時に決め、アグナコトル亜種は息絶えた。
「ふーっ終わった終わったぁ。」
通常弾も火炎弾も撃ち尽くし、また作んなきゃなと漏らしロックオンがやって来た。
「なかなか良いサポートだったよ。」
血の付着した輝剣リオレウスを拭きながら、アレルヤが微笑んだ。
「しかし、時が経てば、苦戦するかどうか変わる物だな。周りから話を仕入れたというのもまた…」
ティエリアがぶつぶつ呟き始めた。どうやら今の分析をした始めたようだ。
「それにしても、あいつは大丈夫なのか?」
「さあな。」
ロックオンの独り言に、刹那はぶっきらぼうに返す。
「あのなぁ…ま、お前は頑固だから省略するが、本当他人の心配くらいしろよ。」
「興味無い。」
「おいおい…」
ロックオンが溜め息をつく。
そんなやりとりの後、彼らは引き上げて行った。
上限ギリギリ。(1847字まで)
これがDSiのスペックなので。次回はVS転生者!そして次の○○がいたらシリーズは一万越したら!
高望み…かな。