村上位に下位装備で行ったアホです。最近地味にガンランスにはまり出しました。砲撃はロマンだぁーっ!
「と、いうロマン馬鹿はおいといて、俺ははなからクライマックスだぜ!な回、スタートです!」
出番かっさらうなー!
闘技場、「アンノウン•キラー」地下檻。
眠り続ける涼人を見つめる人物が一人。
その手にはギルドナイトの紋章が握れており、彼がギルドナイトである事を証明していた。
ここアンノウン•キラーがギルドによって破壊されないのは、鼻薬をかがされているからでは無く、物的証拠が掴めず、相手を公に裁判の壇上に乗せれないからである。
その為、あえて鼻薬を飲み、ギルドはギルドナイトを潜入させる事に成功していた。
だからギルドの情報がウォーバイトに流され、いち早くブラキ特異個体を捕獲出来たのだ。
これはギルドが仕込んだ事であり、たまたま水没林で見つかった事も重なって、不確定要素が多いが、他に比べ強いと考えられるブラキ特異個体が、ウォーバイト壊滅に適任だとギルドナイトに報告された際ギルドは考えていた。
「もう少ししたら解放してやるからな。」
檻の向こう、他の個体よりも黒曜石により近い黒の体色が蝋燭に照らされ、うずくまって眠る涼人を一瞥し、ギルドナイトは去って行った。
「レディーアーンドジェントルメェ~ン子供はぁ、いないよなァ?」
司会者である事を意識したようにブハナシリーズを着たハンターが、高々と声を上げる。
呼応するように、闘技場に歓声が轟いた。
アンノウン•キラーは異様な熱気に包まれていた。
それもその筈。いまから試合がはじまるのだから。
ガラスに鉱石を混ぜた、透明度は残し強度のみを上げた特殊ガラスの向こう、100メートルはあろうかという広い闘技場の出入り口、柵越しに二匹のモンスターが対面していた。
(まじかよ…)
黒と蒼のグラデーションをもつ特異個体ブラキこと涼人。
溜め息をついたのには、相手が問題だったからだ。
相手は人知を越した存在、古龍の幼体、ゴアマガラ。
涼人は狂竜ウイルスの恐ろしさは知っていた。だからと言って感染してから克服できるかも分からない。しかし、逃げるには戦いながらアンノウン•キラーを壊して脱出するしか無い。
否応なしにゴアマガラと戦わなければいけないのだ。
(しかた無い、いくかっ!)
「今回は謎の飛竜VS特異個体ブラキだぁ~!それではレディー」
カァーンッ
コングが鳴ると同時に、柵が上がった。
先に攻撃を仕掛けたのは、ゴアマガラの方だった。
狂竜ブレスが真っ直ぐ涼人に向かう。
それを涼人は飛んでかわし、勢いを殺さずゴアマガラの後ろに着地した。
そして振り返ったゴアマガラの頭に一発殴る。
バックステップでゴアマガラの尻尾攻撃をかわす。
まわりは黒ずみ、狂竜ウイルスで溢れていた。
(なっ…しまっ…くっ)
涼人の全身に激痛が走る。それは感染した証拠だった。
次は大暴走さ、涼人君ー!
夕方くらいに投稿します。