さて、その玉岡氏(仮名)ですが、タイのチェンマイにて8歳~17歳の女性を囲っていたとのことです。
バンコクに売られていく予定の子を回収したのであり、本人たちも納得していたようですが、日本で報道された時はかなり非難めいた論調でした。当時はまだ宮崎事件のはるか前でしたし、単なる若い子のハーレムうらやまけしからん、といったところだったのでしょう。
玉岡氏、今だったら真っ先にロリコンの名を冠されていたことでしょう。現地で売られていくと言うことは需要があると言うことであり、決して特殊な状況ではないと思われるのですが、どうしても年齢だけ日本に当てはめると義務教育年齢になりますからね。
ただ、この報道によってチェンマイにはバンコクより若い子が、しかも少ない金額で手に入ると言うことが判明してしまい、若い子を求めて日本からおっさん達が大挙してチェンマイに乗り込むようになりました。その結果なのかどうか、1973年当時は山裾の田舎だったチェンマイが今では結構な都会になってしまっています。
玉岡氏、1933年生まれなのですが、その後カンボジアでも同様の「ハーレム」を構築しているのが確認されていますから、相当なものですね。
おっさん達はなぜ、若い子を求めるのでしょう。
若ければ健康で丈夫な子が産めるというのがあります。老化現象は生殖に関係なくなってから発現すれば繁殖に不利になりませんから、繁殖年齢を過ぎると一気に老化が進むようにできています。若いと老化が進んでいないので繁殖に有利ではあります。
しかし、それなら殊更に若い必要はないわけで、若ければ他の♂と交尾済である可能性が低くなり、確実に自分のDNAを残せるという面が大きいようです。人の場合、最終交尾時期から考えて托卵のおそれがなくても、メスが交尾未経験であることにこだわる人たち(ユニコーン症候群)がいます。そんなことにこだわるより、他にこだわるところがあるのにと思います。
確かに若い個体は環境への適応が完成していませんから、最初の環境に慣らしてしまえば逃げられる可能性も低くなります。また、卵細胞の分化も若い方が可能性が広がるので、広い範囲の環境変化に適応できます。これは早めに♀を確保して逃げられなければ、環境変化に適応しやすい有効な繁殖戦略です、光源氏計画とでも言いましょうか。
♀のサナギを見つけると運んでいく昆虫はたくさんいますし、シラミダニというある種のダニなど、♂が子どもを産みそうな♀に寄ってきます。産仔後の♀を狙っているのかと思いきや、何と♂が狙っているのは生まれてくる子ダニ(の♀)。♀の子ダニは生まれた直後に交尾済みになります。このあたりはダニの専門家G氏(名前の「か」の字を「き」で呼ぶと面白い反応をするおじさま)が詳しいはずです。
若い♀を獲得するメリットは自分のDNAを残すことができる確実性だとしても、問題がないわけではありません。極めて若い♀は未成熟だから、どんな形質か発現するか、どんな♀になるかわからないことになります。つまり、必ずしも(種にとって)有利な形質を持った個体とは限りません。言い換えれば、自分好みの♀に育つ保証がないのです。
ここで活かされるのが平均顔=美人の法則です。多くの人の顔を平均化していくと、美人(イケメン)に見えるというもので、これは平均化することで突出した遺伝子の形質を埋もれさせた、特殊な遺伝子を持っていない個体を好ましく感じるためと言われています。
だから、健康で変な遺伝子を持っていない個体を好ましく感じるようにできているようです。
そうか、若くて可愛い子を狙えば良いわけだな。……て、あれ? それってみんな狙ってますよね。
これに対し、♀個体が若い♂を確保しようとする例(要するにショタ)は多くありません。若いオスを確保するメリットが♀にないのです。若い♂のメリットは余命が長いので当分交尾相手に困らないことでしょうが、よほど個体密度の薄い種ならともかく、♂を見つけられない♀など、子孫を残す能力に欠けていると言っても過言ではありません。
源氏物語はロリコン観察日記
あしながおじさんは元祖援交男ですよね?