〜デパート〜
店員「はい。こちらでよろしかったですか?」
明久「はい」
店員「リングの広さは7から8に広げておきました。」
明久「はい」
店員「リングはまだ後3段階までなら広げる事が出来ますので。広げる場合1年以内のうちに、お持ちください」
明久「はい。わかりました」
店員「それでは、お買い上げありがとうございました」
明久「(よし!これで指輪は手に入れた!後は呼び出して告白するだけ………告白……)」
明久「(やっぱり夕方に屋上で告白がいいかな…?ってことは夕方までどうにかして木下さんを学校に残って貰わないと…)」
明久「(って言うか。まだ付き合ってもいないのに指輪なんて早すぎたかな…。いや!そんなことはないはず!大丈夫。自身を持たなきゃ)」
明久「(秀吉の為にも…僕はこの告白を成功させなきゃ!)」
「ねぇねぇ!あれって吉井君じゃない?」
「何いってるのよ愛子。こんなところに吉井君がいるわけないじゃない」
「ちょっと行ってみようよ♪」
「ちょっ、引っ張らないでってたら!愛子!」
明久「…………この声は木下さん?」
キョロキョロ
明久「誰もいない…気の所為かな?」
明久「(幻聴が聞こえるようになるまで木下さんのこと好きになっちゃってるなんて…ちょっと僕、キモいかもなぁ)」
ツンツン
明久「(あれ?誰か肩に触った?)」
愛子「やぁやぁ♪吉井君1人で何してるの♪」
明久「あ、工藤さん」
優子「あ、吉井君。本当にいたんだ」
明久「なんのこと?」
愛子「ボクが上の階で見つけたんだ♪」
明久「(じゃあ…さっきの声は幻聴じゃなかったのかな?それならよかった)」
優子「それで、吉井君は一人で何してたの?」
明久「それは…その」
愛子「あー!その袋って指輪とかネックレスとかが売ってる所の奴だよね!」
明久「え!!?(しまった!急なことだから隠せなかった!!!)」
愛子「まさか、彼女にプレゼント?」
明久「ちちち、違うよ!彼女なんていないもん!こここ、これは木下さんにあげr」
優子「あたし?」
明久「ななな、なんでもない!いや、ないこともないんだけど!ええと!なんていうか…その!えっと…あわわわわわ!」
愛子「(あちゃー…悪い事しちゃったかな)」
明久「僕は…その…僕で!その!木下さんで!夕日で!学校で!指輪で!」
優子「???」
愛子「(なんとなくわかっちゃったかも…つまり『僕は夕日が綺麗な学校で木下さんに指輪をプレゼントしたいんだ』そんなところかな)」
優子「愛子。なんて言ってるかわかる?」
愛子「あははー。ボクもわからないやー」
愛子「(頑張れ。吉井君!)」