バイオハザード ~Remnants of Umbrella~ 作:ハガル民
プロローグしか書いておりませんが、読んで頂いた方、
ありがとうございます^ ^
更新はマイペースに進めていこうと思うので、よろしくお願いします^ ^
12月24日 20:15 ローランズヒルにて・・
ある男女のカップルが聖夜を祝うため、ローランズシティを一望できる郊外の丘を訪れていた。
冬真っ只中で、息を吐くと共に、白いもやが立った。
寒さを感じながらも、二人一緒に過ごせたことを素直に喜んだ。
満足した二人は真っ暗にならない内に、帰ることとした。
丘の上までは観光路であり、綺麗に整備されていた。
周囲は森であったが、迷うことは決してないようになっているのだ。
帰り道のこと、
女はそばの茂みがガサガサと揺れたのに気付いた。
『ねぇ、、、そこ、何か音がしたんだけど・・』
『ん?気のせいじゃないのか?・・・もしかして怖いのかい?』
意地悪そうに応える男に彼女は
『お願い・・見てきてよ、カルロ・・・』
と頼んだ。
さすがに可愛い恋人に頼まれたんじゃ仕方ない、と
カルロは茂みの中へと入っていった。
その時、
『うわぁあああああああああ‼︎‼︎』
と叫び声が響く。
『カルロ!?カルロ!!ねぇ、返事して!』
突然のことに驚き、涙声になりながら女はカルロの入った茂みへと近づく・・・。
そしてその時、ワッとカルロが飛び出してきた。
ギョッとしている彼女を見ながらカルロは笑いながら
『ヘヘッ、わりいわりい』
と、涙を浮かべる女に謝罪した。
『バカ!知らないんだから!』
そう女が話した瞬間、
『ギャアアアアアアアア』
再びカルロの断末魔のような声が耳をつんざく。
もう騙されない、そう思った女だったが、どうにも様子がおかしい。
肉を引きちぎるようなブチブチと言う音、
それと同時にかき消されそうな、カルロの女の名を呼ぶ声、
何かが居ることは分かった。
どうにか彼を助けようと思った矢先のことである。
「行・・ぇ・・逃げ・・ティ・・・ナ・・・』
最後の力を振り絞ったカルロの声を聞き、
ティナは街への道を駆け出した。
『ごめんなさい・・ごめんなさいッ・・・』
ライトが一定間隔でついた道を一気に下る中、何度も転び、擦り傷を負った。
だがそんなことを気にしてはいられなかった。
最愛の人が何かによって襲われた。
助けを求めるためだけに走り続けた。
やっとの思いで人が居る気配のある小屋を見つけた。
ドアをもたれるようにして開け、住人に一言、
「けい・・さつ・・警察を・・』
そう言い放ち、その場に倒れこんでしまった。
翌日 6:38
ティナは目を覚ました。
そこは白いベッドの上、辺りはナースが走り回っていた。
一人のナースがティナが起きたことに気づき、
昨日、急患としてこの病院に運ばれてきたことを告げた。
『カルロ、、、カルロは?』
尋ねてみたが貴方以外には見つかっていないそうよ、と返された。
その後、付け加えるようにナースが
警察から貴方が目を覚まし次第、事情聴取を行いたい、という電話がきたわ、と告げた。
「今から!すぐにでもお願いします!』
と体を起こして話すと、分かったわ、と電話をかけに行ってくれた。
時間まで少しだけ、ティナは休むことにした。
主人公が登場してなくね?と思われるでしょうが、
全くその通りです!
短い話で区切っていくことはプロローグの後書きにも書いた通りです、
更新スピードをなるだけ早くしていきたいのでご理解くださいm(_ _)m