バイオハザード ~Remnants of Umbrella~   作:ハガル民

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久々の投稿になってしまい、申し訳ない限りですm(_ _)m

大学の課題、大学の課題、大学の課題。。。。。。

最近はやっと落ち着いてきたため、少しずつ復帰できるようになりました。

ので、なるべく早めの更新をしていくようにします!

今回も楽しんでいってくださいませ!


第5話

椅子が転がり、店内は騒然とした。

 

店長は揉め事は困る、と言ったが、

 

そんなこと真面目に聞いてなどいなかった。

 

俺が知りたかったのは、

 

ディルディンの言ったことだけだ。

 

『一体・・・どういうことだ・・?』

 

問いただしたが、なかなかに答えようとしない。

 

彼は自らの唇を噛み締めていた。

 

そこからは血が流れている。

 

少しして、やっと口を開いた。

 

『俺の話すことはきっと、信じてはもらえないでしょう』

 

と話し、俺はそれでも、と続けるよう促し、彼から手を離した。

 

『俺は、合衆国政府直属のエージェントです』

 

・・・確かに普通なら信じる奴は居ないだろう。”普通”ならな。

 

死者が歩き生者の血肉を求め歩く様を見た。

 

そっちのがよっぽどイカれてやがる。

 

『この街の地下にはアンブレラの巨大研究所が設置されています。

 

 三ヶ月前、地図から姿を消したラクーンシティーと同様にです。

 

 俺は、その研究所へ抗ウイルスワクチンサンプルの

 

 奪取、かつウイルス研究の阻止の命令を受け、潜入しました。

 

 ですが・・・俺が到着した時には・・・・・・

 

 何者かによりウイルスがばら撒かれていました。

 

 ウイルスの被験体だけでなく、研究員でさえもアンデッド化していた

 

 ところを見ると・・・・』

 

『実験の失敗か、はたまた何者かが故意にウイルスを散布したか・・・か?』

 

ディルディンは頷き、話しを続けた。

 

『一人だけでは処理しきれないと考えた俺は、

 

 どうにか研究所管理ブロックまで向かい、全てのドアロックをすることに成功しました。

 

 ・・・・・”奴ら”が出てこられるハズはないんです・・・

 

 しかし、俺は任務に失敗し、そして貴方の友人の命を奪ってしまうこととなりました・・』

 

話を聞き終え、俺は再び謝罪した。

 

彼は任務であれ、この街の住人を救おうとしてくれたのだ。

 

少なくとも、俺にはそう見えた。

 

そして、一つ気になったことを聞くことにした。

 

『アンナ署長が君を呼んだんだろう?

 

 であれば、署長は一体何者なんだ?』

 

『えぇ・・彼女も合衆国政府からのエージェントです。

 

 本来、彼女の任務はアンブレラの研究員として潜入、偵察でした。

 

 アンブレラは優秀であった彼女をこの街の警察署長とし、

 

 実験の事故の隠蔽を行うよう促されていました。

 

 監視下の元であった為、彼女は行動に移すことができず、

 

 そんな中、増援として彼女の任務を受け継いだのが俺です』

 

・・・・・だとすれば署長はこの事態を全て理解していたのか・・・。

 

怒りの念があったが、そのことよりも、これからどうするかが問題であった。

 

きっとアンデッド共がこの街を襲撃するのも時間の問題であろう。

 

『レックスさん・・・・思うことはあるでしょう・・・・

 

 だが、今は事態を少しでも食い止めることが優先です』

 

『あぁ、その通りだ。

 

 奴らが現れたのがローランズヒル付近・・・』

 

『であれば、警官隊を配備し・・・・』

 

突然のことだった。

 

入り口から悲鳴が聞こえた。

 

俺たちはその時、酒場の奥にいた。

 

酒場の中は大音量のジャズが流れ、外部の音どころか、

 

内部の人の声さえも届かなかった。

 

走り寄り外を見ると、暴徒が市民を襲う姿が見えた。

 

”奴ら”だ。

 

遅かったのだ、

 

作戦を立てる暇などなく、俺たちは戦うことを強要された。

 

そして、ガラスを割り店の中にアンデッドが押し入ってくる、

 

俺とディルディンは市民を逃すため、拳銃で応戦する。

 

何度トリガーを引き、倒しても、数は一向に減らず、

 

弾薬が減る一方であった。

 

混乱する店の中を、少しでも落ち着かせるように、

 

避難誘導を行うことにした。

 

店の中・・いや、街はアンデッドで溢れかえっていた。

 

『どうして・・・なんで・・いつの間に・・・・?』

 

『レックスさん!今はそんなこと言ってる場合じゃない!行きましょう!』

 

なるべく裏路地を使うことで、奴らとの遭遇を避け、

 

市民の命を優先した。

 

それでもアンデッドは数を増し、戦闘は激しいものとなった。

 

こう言うべきではないが、正直なところ、一般市民は

 

足手まといであった。

 

『皆!このまま真っ直ぐいけば警察署まですぐだ!ここは俺たちが時間を稼ぐ!

 

 走れ走れ走れェェ!』

 

ドンッ・・ドンッ・・たった二人で、わずかな数の命を守る為に戦った。

 

今この時まで、警察であることを誇りに思ったことはなかった。

 

『アイツら・・・逃げられたかな・・・・』

 

『さぁ・・?せっかく俺たちが戦ったんです。

 

 逃げ延びて貰わないと困りますね・・』

 

カチッ・・カチッ・・・・最後の弾を撃ち切った。

 

一発でもあればな、死んでやれたんだが・・・・

 

『へへっ・・・そうだな・・・・

 

 なぁ、ディルディン・・・エージェントだろ?

 

 銃なんかなくても戦えねぇのかよ・・・?』

 

『生憎と・・・俺はそこまで強くはなくて・・・ね』

 

とディルディンは苦笑いした。

 

すでに囲まれ、逃げ場はなかった。

 

ちっこいヒーローになって死ぬのもわるかねぇな・・・

 

ごめんな・・・ジョバンニ・・・皆・・・




超久しぶりの更新で、皆様おせぇよ!
と思われたことでしょう!ごめんなさい!

はてさて、もう5話目となりました・・・・
プロローグも含めれば6話になりますが、多くの人に読んでいただきまして、
嬉しい限りであります!
可能であれば明日、もしくは土日中には更新できるようにしたいと思いますが、
予定は未定とのことで、あまり期待はなさらないでください(⌒-⌒; )
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