今回の話は、あまりにもひとつの展開に文字数を割いてしまったので、あまり物語が進みませんが、ご了承下さい。
修正を加えることが多々ありますが、応援よろしくお願いします。
では、続きをどうぞ
「ふぁ~‥. 今は神崎いるし、こっそりとここから出ていった方が良さそうだなぁ…」
ヤイバの向けた視線の先には、神崎・H・アリアがヨダレを垂らしながら気持ち良さそうに眠っていた。
キンジにゲンコツで殴られたあと、神崎はキンジがパーティーに入ると言うまでここに泊まると言い出した。聞いた時は、あまりのバカバカしさにしばらく呆然としてたよ。まったく、最近ロクなことに巻き込まれすぎてストレスがたまってきてるな。
「あのあと部屋は追い出されるわ、最悪のタイミングで白雪さんがやってくるわで本当に昨日は厄日だったかもな」
もう胃薬を用意した方が良いかもな、とキンジたちを起こさないように心のなかで呟いたヤイバは寮を出ていった。
ーーーーキンジsideーーーー
「バカキンジ!ほら起きる!」
がすっ!
「ぐぁっ」
腹にハンマーパンチをくらい、あまりの痛さに顔をしかめながら
「何すんだ!」
ハンマーパンチを放った根源ーーアリアを睨み付けながら、怒鳴り付ける。
何故俺の睡眠時間が削られなきゃいけないんだよ!と俺は言いたかったが、それを言ったらもう一発くらいそうな気がしたので口にはしない
「朝ごはん出しなさいよ!!」
「ごはんならヤイバに作ってもらえよ!」
俺はぶんぶん振り回されるパンチをかわしながら、アリアに反論をしたが
「ヤイバなら、私が起きた時にはもういなかったわよ?」
「なに!?」
たしかに、周りを見回したが、ヤイバの気配を感じない。アイツめ、また俺にアリアを押し付けやがったな!あとでぶっ殺そう、と俺は決意を固めて目の前の仔ライオンからどう逃れようか必死に考えのであった…
ーーーーキンジsideendーーーー
ーーーーヤイバsideーーーー
いまヤイバの背中にとてつもない悪寒が駆け抜けていった
ヤイバは急いで後ろを振り返ったが誰もいなかった
「な、何だったんだ…今の悪寒は」
あとで、血の海に沈みそうな予感がするのは俺の気のせいだろうか。
「死ねぇっ!」
そんなことを考えていると蘭豹が象殺し改めM500をぶっぱなしてきた。
「うおっ危ねぇ!」
「何ボケッとしてるんじゃボケぇ!!そんなに死にたいならウチが殺しちゃる!」
危機一発のところで、弾を逸らすことに成功したヤイバだが蘭豹はその隙に2mはあるであろう斬馬刀をこちらめがけて投げてきた。
「花散乱撃…!」
本来、大勢を相手する際に、複数の剣をさばくための技だが、ヤイバは今まさにこちらへ飛んできた斬馬刀に複数の斬撃を叩き込んだ。
ヤイバは仕上げにすくい上げるように剣を奔らせ、斬馬刀を弾き飛ばした。斬馬刀は、空に飛ばされ、大きな音を立てて地面に落ちた。
「もらったで!」
だが、蘭豹は無防備なヤイバの脳味噌めがけて踵落としをお見舞いしていた。
避ける時間がなかったヤイバは、地面にめり込むはめになった……
「蘭豹先生、あなたは生徒を殺す気ですか!?」
あのあと、30分は気絶する羽目になったヤイバが頭に出来たタンコブを擦りながら蘭豹を訴えようとしたが
「死ななければ問題ないやろ?」
流石に強襲科の先生をやってることだけあって脳味噌がすでに普通の考え方をしていなかった。
「すいません。先生に頼んだ俺が馬鹿でした」
どう育ったら、こんな性格になるんだろう?
こんな性格だから誰にもモテないんだよな、らんらんは
「おい、待てや葛城ぃ」ガシッ
「待ってください!蘭豹先生!ゆ、指が首にくい込んでる!」
「そんなことより、いまなに考えてた?」
今の蘭豹の殺気を例えるならば豹が獲物を捉えた時の気配だ。まぁ、普通は体験することなんか無いから誰にもわからないけどさ。そんなことよりも
「早く離してください!さ、酸素が吸えなくなる!と言うか死ぬ!」
ヤイバの思いが通じたのか
「ちっ」
蘭豹は首を掴むのをやめてくれた。
「ふぅ、死ぬかと思った~」
「それは、何よりや」
もとの原因はアンタだろうが!と、ヤイバはその言葉をギリギリのところで呑み込んだ。
一年間蘭豹と訓練という名の殺し合いをやってるおかげで、危機管理能力が備わってきた気がする。
何故蘭豹が俺に訓練(殺し合い)をつけてるかと言うと理由は簡単、俺が外を歩く度にトラブルにしょっちゅう巻き込まれてるからだ。
どうやら、父親の「歩けばトラブルに巻き込まれる」という体質を受け継いでしまったらしい。
それを見かねた蘭豹が俺をトラブルに巻き込まれても1人で対処出来るよう強くしてくれると言ってきた。
それを聞いた時は、一瞬だけど目眩がしたよ。みんな他人事みたいだけどさ、一度だけでも良いからあんな化け物と毎日殺し合いをする光景を思い浮かべてほしい。まぁ、俺も昔までは化け物と言われていた種族の血を引き継いでるんだけどさ。
断りたいとは言わないがもう少し加減というものを覚えてほしい。まだ俺は全然弱いんだし。
そんなわけで、俺は蘭豹に稽古?みたいなものをつけてもらっているんだが
「葛城、三度目はないで。何を考えてた?」
どうやらまだ諦めてなかったようだ。
「はは、何も考えてないですよ?蘭豹先生」
「どうやら、まだ死に足りないみたいやな」
「へ?」
「なに、HRまで時間があるんや。それまでウチがみっちりとしごいたる」
「いや、もうそろそろ行かないと遅刻するんですが」
「そんな小さい問題は気にすんな。ウチが高天原先生に言っといてやるわい」
俺が地獄におちるのはほぼ決定事項みたいになっているみたいだ
「葛城ぃ、覚悟を決めろ」
「はは、はははは……」
人間絶望の淵に立たされると笑い声が出るのは本当なんだな、とバックブリンガーとジャーマンスープレックスなど、理不尽な仕打ちをかけられた俺はそう思わずにはいられなかった……
どうでしょう。
やはり話があまりまとまりませんでしたかね?あまり物語が思い浮かばないので、どう書けば良いかがあまりわかりませんが、こんな調子で書いていきたいと思います。
出来たら近いうちにヤイバのヒロインを登場させたいなと思っております。修正が加わるかもしれないので、そのときはよろしくお願いします。
え?キンジの出番が少なかった?なら出来たらそれも近いうちに出番を増やしたいと思います。