八幡と、恋する乙女の恋物語集   作:ぶーちゃん☆

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(白目)






ああっ女神(めぐり)さまっ 【後編・前】

 

 

 

「ねぇねぇ比企谷くん! ホラ、これとか似合うんじゃない?」

 

「あ、いや……ちょ」

 

「わぁ! すっごく似合うよー」

 

「ち、近……」

 

「次はこのニット帽ね。うんうん! やっぱりそのマフラーとぴったりだねー! えへへ〜、じゃあ私も比企谷くんとお揃いのニット帽とマフラーしてみよーっと! ……んしょっ、と。ふふっ、どうかなっ?」

 

「……はい、すげーかわ……に、似合ってます」

 

「ほんと!? やったー! ……うーん、どうしよっかなぁ……買っちゃおうかなー」

 

 やばいどうしよう。なんだこれ、ちょっと楽しすぎるんですけど。てかもこもこのニット帽めぐりん超ほんわかかわええ。

 

 

 

 俺とめぐり先輩は、現在マリンピアの専門店街にある洋服屋でファッションショーを開催している。

 まぁマネキンたる俺が、一方的にセーターやらマフラーやら帽子やら伊達眼鏡なんかを合わせられてるだけなのだが、これって端から見たら完全にクリスマスデートしてるカップルだよね。この店に来るまでにも、さんざんマリンピア内の雑貨屋やら服屋やら回ったし、クレープとかも食べ歩きしたし。

 俺のようなうだつの上がらそうなヤツが、周りから「あんなのがあの子の彼氏なのかな」なんて見られてしまっていたら、めぐり先輩にホント申し訳ないです。

 

 てかさ、帽子被せてくれたりマフラー巻いてくれるのはちょっと近すぎてドキドキしちゃうんでやめて欲しいんですけど。さっきとか危うく頬っぺた同士が触れ合っちゃうんじゃないかと思いましたよ。

 まったく……これだから天然は最こ……けしからん!

 

「ど、どうかしたの?」

 

 めぐり先輩とのあまりの距離感についつい幸せを感じて惚けていると、そんな童貞男子高校生(DDK)の揺れる乙女心など知るよしもないめぐり先輩が、心配そうに話し掛けてきた。

 

「あ……! も、もしかしてもう疲れちゃった……? ごめんね、無理に付き合わせちゃったのに、比企谷くんのこと考えてなかったね……。それはそうだよね、ずっと大変だったクリスマスイベントが、ようやくさっき終わったばっかりなのに……」

 

「いやいやいや、全っ然疲れてないっすよ……! むしろここ最近疲れっぱなしだったから、こうして城廻先輩とクリスマスを過ごせてる今が……た、楽しいというか……安らぐまであります」

 

「っ! ほ、ほんと……?」

 

「ホ、ホントです。……すいません、安らぎすぎてちょっとボケッとしちゃいましたかね、あ、あはは」

 

「そ、そっか……えへ、よかったぁ……っ」

 

 

 安心したように、ほにゃっと微笑むめぐり先輩を見て俺は思う。

 なにこれ、すかさずフォロー入れちゃうとかどこのタラシだよ。マジで今のセリフ俺が言ったのん? もうキャラ違うんじゃないですかね。

 

 しかしあんなに楽しそうに笑ってた女神様に、あんな不安そうな顔をさせるわけにはいかないだろ常考。そもそも安らぎすぎて惚けてたのって恥ずかしながら事実だしね。

 だったら多少恥ずかしかろうがキャラ変を侵そうが、めぐり先輩の笑顔を選ぶに決まってんだろうが。

 

 

「……んーっと、じゃ、じゃあ私はこのニット帽とマフラー買っちゃおっかなっ……」

 

 自分を殺してまでもめぐり先輩の笑顔を選んだのは大正解だったようだ。この嬉しそうな笑顔がソース。

 ただ、恥ずかしそうに頬を紅潮させてあわあわと慌て気味の女神様の顔を見ると、少しチャラ過ぎたかもしんないと若干後悔している。やっぱ慣れない事はするもんじゃないね!

 

「……ひ、比企谷くんはどうする……? 私とお揃いになっちゃうけど……」

 

 己の秘めたるタラシな内面にひとり悶えていると、突如めぐり先輩がもじもじしながら、ここでまさかの二択クイズ!

 ぐっ……この上目遣い、どっちが正解だよぉ……

 

 

 ①買う→不正解→えー、私とお揃いにするつもりなのー……? ちょっと気持ち悪いな……買うのやめよっかな……

 

 ②買わない→不正解→やっぱり私とお揃いとか嫌だよね……

 

 

 難易度高い! てか正解だった場合の解答例が無いとか、どんだけ不正解率高いんですかねこのクイズ。マジでこういうクイズは世の中から根絶やしにしていただきたいです。

 

 内心で頭を抱えて悩みかけたのだが、よくよく考えたら正解不正解を問わなければ、解を出すだけならなんとも容易いクイズだと気付いた。

 なぜなら①の不正解を回避するのを選ぶということは、それは単なる自己保身でしかないのだ。

 俺に降り掛かるのが①の不正解であれば傷付くのは俺ひとりで済むのに対し、降り掛かるのが②の不正解だった場合は、他ならぬめぐり先輩を傷付ける事になってしまう。もちろんそれにより俺も傷付くわけだから、実に効率が悪いではないか。

 であるならば、おのずと解はこれしかない。

 

「そ、そっすね……結構気に入ったんで、俺も買っちゃおう……かな……?」

 

 これならば不正解だった場合でも、めぐり先輩は気持ち悪い思いをするだけで傷付きはしない。

 うっわ……って顔をされて多少俺が傷付いたって、女神様が傷付かないんならそれでいいじゃない。

 

 気持ち悪がられるのを覚悟しつつ、ああ……女性の気持ちって難しいなぁ……と密かに涙していると、めぐり先輩はぽんっ! と手を合わせて嬉しそうに微笑んでくれた。

 

「ほんと!? じゃあお揃いだね〜! うふふっ、登校中とかで一緒になっちゃったら、ちょっと恥ずかしいかもっ……!」

 

 やはり女神か。覚悟を決めて①を選んだ自分を褒めてあげたいです。

 

「あ! じゃあじゃあ〜、私が比企谷くんの分を、比企谷くんが私の分を買うことにしようよー! そしたらさ、ふふ、お互いへのクリスマスプレゼントみたいになるじゃない!?」

 

「……う、うす」

 

 

 ちょっと想像の遥か上をいく女神でした。

 どうしよう、ウチにもめぐり先輩がひとり欲しい。

 

 こうしてめぐり先輩の提案により、俺がめぐり先輩の分を買ってラッピングしてもらい、めぐり先輩が俺の分を買ってラッピングしてもらい、なんだか無性にこっ恥ずかしいシチュエーションの中、色違いの包装紙に包まれたプレゼントの交換会をしました。

 バカップルか。

 

 

 

 自分の物を購入したのと変わらないはずなのに、ラッピングされたマフラーとニット帽を大事そうに胸に抱えてほくほく笑顔のめぐり先輩。

 斯く言う俺も、小脇に抱えた包みを大事に大事に扱っている始末。

 

 

 ──勘違いすんなよ俺。

めぐり先輩はいい買い物が出来たから喜んでいるだけだし、俺が大事そうに抱えているコレも、単純に自分の物を自分で買ったに過ぎない。

 こういう所に意味を見いだそうと無駄な努力をするのは、もうとっくに卒業したはずだろ。

 お前はあの大魔王に理性の化け物と……自意識の化け物と言わせしめたほどの人間だろうが。いい加減目を覚ませ。

 

 

「えへへ〜、このマフラーとニット帽をメインにペアルックみたいにして、二人でどこかにお出掛け出来たらちょっと面白いかもね〜」

 

 

 ……うん。もうこのまま目なんて覚めなくてもいいや! 理性? 自意識? なにそれ美味しいの?

 そもそもなんだよ今どきペアルックって。普通だったらダサいと思っても、めぐり先輩が言うとほんわかしちゃうじゃねーか。なんかもうほんわかしすぎて、この先どうなっちゃってもいいってレベル。むしろめぐり先輩となら恥を堪え忍んででもペアルックで堂々と街を闊歩したいまである。

 

 と、ルンルンとスキップ状態なめぐり先輩を見て、絹豆腐すぎる俺の決意が一瞬で崩れ去るほどの危険状態に陥っていた時だった。

 

「あれ? あー、めぐりじゃーん!」「ホントだめぐだー!」

 

 突如として後ろから襲い掛かってきた二つの声。

 その声を聞いた瞬間、お花畑になっていた俺のおめでたい頭は、凍える冷水をぶっかけられたのだった。

 

 

× × ×

 

 

 振り返った俺の目に飛び込んできたのは、ニヤニヤしながらめぐり先輩へと歩み寄る二人の女性。

 私服姿であることから同級生なんだか総武生なんだかも分からないが、おそらく終業式が終わって一度帰宅し、それからマリンピアに遊びにきた同級生なのではないかと思われた。

 

 しかし今はそんなことどうだっていい。いま目の前でニヤニヤしている女性達を見て俺の頭を支配しているのは、いつぞやの花火大会の記憶。あの時の由比ヶ浜の気まずそうな苦笑いと相模達の嘲笑。

 

 ……くそっ、油断していた! ここは総武高校からの最寄り駅の近くにある商業施設。総武生が……めぐり先輩の知り合いが遊びに来ていたってなんら不思議なことはないではないか。

 めぐり先輩があまりにも優しいから、めぐり先輩があまりにも楽しそうにしてくれていたから、俺は自分が一番注意しなくてはならない事態を失念していた。

 ……いや、失念……ではないのかも知れない。ただ考えないようにしていただけなのだろう。そう、あまりにも楽しかったから。

 

 

 だが後悔先に立たず。今さら自分の腑抜けた愚かさを嘆いていてもどうにもならないのだ。

 とにかくここはなんとか切り抜けなくてはならない。めぐり先輩の評判を、俺なんかが落とすわけにはいかない。

 考えろ考えろ、と、無い頭をフル回転させていると、この一見危機的状況かと思われたシチュエーションは、意外にもこんなほんわかとしたやりとりでスタートしたのだった。

 

「あー! なんで二人とも遊びに来てるのー!? 私てっきり受験勉強頑張ってるんだと思ってたのに〜! もーぉ、だったら私にも一声掛けてよー!」

 

「はい? あんたクリスマスに予定あんの? って聞いたら、新生徒会の合同イベント? だかなんだかがあるんだ〜って言ってたじゃないよ」

 

「そうだよめぐー。だから仕方ないから私ら二人で遊びに来たんじゃーん」

 

「…………あ、そ、そうだっけー? あ、あはは」

 

「あははじゃないから!」

 

「ホントだよー!」

 

 肩に入っていた力が一気に抜けていく。

 どうやらこの人たちはめぐり先輩の仲良しのようで、あの時のような嫌な感じは一切しなかった。

 

 ……いやいや、まだ油断すんの早すぎだろ。現在(いま)はそんなムーブメントは過ぎ去ったとはいえ、俺は一時期学校一の嫌われ者として名を馳せた程の有名人なのだ。

 いくら仲が良いとはいえ、こんな目の腐った奴とめぐり先輩が一緒に居て、友達が良い感情なんか持つわけはない。下手したらせっかくの仲良し関係に亀裂が……

 

「てかさぁ、一声掛けてとか言っときながら、めぐりはちゃっかりクリスマスデートなんかしちゃってんじゃーん! ったく、お前いつの間にっ!」

 

「ねー! えっと、制服見るかぎり総武生だよね? ウチのめぐりずむがお世話になってまーす!」

 

「あ、あの……」

 

「きゃー! 「あ、あの……」だって〜! 可愛いー! 超動揺しちゃってるよこの子〜」

 

「ねー! ちょっと目付きは悪いけど結構イケメンくんだしねー」

 

「ち、ちちち違うからぁ……! デートとかじゃなくってただの後輩だからぁ……!」

 

「へー、“ただの後輩”ねぇ」

 

「……ぁぅ」

 

 

 やだ、どうしようすっごい恥ずかしいんですけど!

 つい数秒前までの不安と心配が一瞬でかき消されてしまった。

 

 どうやら俺が思っていた以上に仲の良い友達らしく、デートだと勘違いしている二人のお姉様は、それはもう楽しそうに真っ赤なめぐり先輩の脇腹を肘でうりうりと突つついてらっしゃいます。

 

 そしてさらに予想外なのが、どうやらこの人たちは俺に対しても好意的な目を向けてきてくれているらしい。

 あの悪名高い二年生だと知れ渡っていなかったようで一安心と共に、綺麗なお姉様方に結構イケメンとか言われてしまって、若干浮かれ気味などうも俺です。

 俺って年上ウケはいいのん?

 

 それにしてもいろはすとかめぐりずむとか、商品名をあだ名にする風潮はどうにかならないもんかな。あんまりそれやると、どっかで大人の事情が絡んできそうで恐いっての。

 まぁめぐり先輩にめぐりずむってあだ名は、商品と合わせて考えてもピッタリ過ぎだろ……とは思いますがね。

 

 

 

 しっかし、ホッとして心に余裕が持てたからこそ見える景色ってのもあるもんだ。

 俺は目の前で繰り広げられているめぐり先輩と友人達との戯れ合いを見て、思わず口元が緩んでしまった。

 

 

 

 ──こうして見ると、めぐり先輩もやっぱり普通の女子高生なんだな。

 

 普段俺が……俺たちが見ていためぐり先輩は、生徒会長の城廻めぐりであり、上級生の城廻先輩である。

 生徒会長としては多少頼りない所があったにせよ、それでも全校生徒から愛された生徒会長であることに間違いはない。

 

 

 俺たち下級生からも、例え同級生からであろうとも、等しく『生徒会長』として頼られ慕われていためぐり先輩。

 だから失礼ながら、俺はめぐり先輩に対して歳以上の距離感……というか壁を感じてしまっていたように思う。

 まぁそもそも学生時における年上というのは、たった一歳や二歳違いでしかないのに、それ以上に“大人”を感じてしまいがちではあるけれど。

 

 だからこうして本当の意味での対等な立場の存在と戯れ合うめぐり先輩はとても新鮮で、そしてとても愛おしく感じてしまった。

 

 

「……おいおい少年、なにをひとりでニヤけておるのかねっ」

 

 そんな油断しきっためぐり先輩の笑顔を見て油断していた俺の耳元に、不意に甘い香りと囁き声が届く。

 

「ひゃいっ!?」

 

 うっわぁ、俺キモいわー。

 だって仕方ないじゃない。突然初対面のお姉様に耳元で囁かれたら誰だってこうなるわ。

 あ、陽乃さんの時はただただ恐かっただけですが。

 

 突然耳元で囁いてきたお姉様一号は、年上の余裕かそんな俺のキモい対応にクスクス笑うと、お姉様二号の脇突つき攻撃に意識が集中したままのめぐり先輩が、こちらを見ていない事をチラリと確認すると、さっきほどの耳元では無いにせよ、またもや近くに寄ってきてこしょこしょと耳打ちをしてきた。

 

「……間違ってたらごめんなんだけど、もしかして……比企谷くん?」

 

「!?」

 

 ……え、なぜ俺の名を知っているんだこの人は。

 つー……と、冷や汗が背中を伝う。

 

 ……アホか、なぜもなにも原因なんてひとつしか無いだろ。そんなの、ついさっきまで俺の頭を支配していたあの原因しかない。

 

「……はい、比企谷です」

 

 つまり、やはりこの人は悪名高い二年生を知っていたのだ。そしてわざわざめぐり先輩の様子を窺って耳打ちしてくるという事は、こういう状況下での定番のアレなのだろう。

 

 

『あんたが一緒に居るとめぐりの為になんないから、もうめぐりに近寄んないでくれない?』

 

 

 っていうアレね。

 

 ま、それは致し方の無い事だと思うし、めぐりん教の信徒たる俺としては、こうしてめぐり先輩の事をちゃんと心配してくれる友達が居ることを嬉しく感じてしまうまである。

 

 だからそう言われるのならそう言われるで、快く受け入れようと構えていた。そもそも今日はホントたまたま一緒に居ただけの話だし。

 

 しかしそう構えていた俺の耳に届いた台詞は、またしても俺の予想からは大きく外れていた。

 

「あははー、やっぱねー! キミの事はめぐりから良く聞いてるよ♪ どうりで今日のめぐりは妙に可愛いと思ったよー。もう『最近ウチのめぐりんがなぜか可愛すぎる件について』とかってタイトルの小説を一冊書き上げられそうなレベル」

 

 なんだよその二流SSのパクリみたいなタイトルの小説。もしかしてこの綺麗なお姉様って、ちょっと残念な人なのだろうか。

 

 

 ……この人が残念かどうかはさておき、またもや俺の予想とは大きく違う展開に軽く戸惑う。

 そんな俺の頭に浮かんだひとつの考え。

 

 

 ──なんか俺って、もしかしてちょっと卑屈に考えすぎなのだろうか……?

 

 

 なんというか、今日はめぐり先輩と一緒に居ることによって、色々と違う方向へと導かれている気がするな。せっかくの導きだし、これを機に少し考え方を改めてみようかしらん?

 ああっ、やはりあなたが女神さまかっ。

 

 俺と一緒に居ることでなぜめぐり先輩がいつもより可愛いのかは謎だが、ま、手のかかる後輩と一緒に居れば必然的に面倒見のよい優しさが溢れだしてしまい、いつもより可愛いさ倍増に見えるってところだろう。

 

「ふふっ、そういう事だからさ、ウチのめぐりをよろしくね! すっごく頼りになる後輩クン」

 

 そう耳打ちして俺の肩をぱしんと叩いたお姉様一号は、未だ二号に弄られまくってあわあわしているめぐり先輩のもとへと戻っていった。

 

「……」

 

 

 

 

 ──めぐり先輩の友達との、この予期せぬクリスマスの邂逅で新たに知れためぐり先輩情報はふたつほど。

 

 

 ひとつは、あの皆から愛される元生徒会長城廻めぐりは、一皮剥けばひとりの可愛らしい普通の女子高生であるということ。

 

 

 そしてもうひとつは、どうやらめぐり先輩は仲の良い友達に、俺のことを“すっごく頼りになる後輩”と良く話しているそうです……

 ふぇぇ……すげぇムズムズするよぅ……

 

 

 

 

続く

 





今回もありがとうございました!


違うんです。ホントに今回で終わる予定だったんですよ。
ただ書いてる最中に突然めぐり先輩の友達との遭遇ネタが降ってきてしまいまして、「そういやめぐりんの普通の女子高生な姿って見たこと無いなぁ」と思ったんで、ついつい足してしまいました!てへ☆

それが無ければ今回で終わってたんで嘘は吐いてませんハイQED証明終了。


ち、ちなみにこの先輩版香織みたいな子のSSなんて書かないんだからね!


ではでは後編・後でお会いいたしましょうノシ

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