ホモ疑惑は上がっただけです。
でも、根のないところに葉は生えない。
色々あって戦うことになった。
ルールは簡単、ISに乗ってオルコットさんをぶちのめす、以上!
「何か質問はあるかね、一夏くん?」
「たくさん言いたい事はあるけどさぁ…」
「ほう?」
何が不満なのだろうか?
やっぱりあれか、最初の日ぐらいゆっくりしたいから早く解放しろとかかな。
「何で俺も戦う事になってんの?」
「元々あんたがオルコット挑発したんだろーが」
「……そうだった」
今、儂と一夏は放課後の教室に残って作戦会議をしていた。
「ところでさ、代表候補生ってどれぐらいすごいんだ?」
「そこからか……」
そういえば何も知らないんだっけ。
「さっきも言ったようにだな、代表候補生ってのは国の代表の候補であるわけだよ」
「ふむふむ…」
「ここでいう国家代表とはね、モンド・グロッソに出場したりする…いわば一国最強のIS操縦者のことを指すんだ」
「ふーん……それってすごいのか?」
「凄い。どれ位凄いかっていうと、織斑先生クラスだとでも思えばいい」
「俺、あんまり千冬姉の試合見たことないから分からないんだけど」
「……まあ、兎に角凄いのだよワトソンくん」
閑話休題
「ちょっと話がずれたがね簡単に言うと、代表候補生とは国一番レベルの操縦者になれるかもしれない人がなる物なんだ」
「……それ、勝てるのか?」
「勝てないことはない…はず」
儂、勝てたし。
「それに、儂の推測だと一夏には専用機が寄越されるだろうから勝率もそれなりにあるとおもう」
「専用機?何のために?」
「例えばの話だ。でも、一夏が一人目だしあると思うZE」
「データ取りでもするのか?」
「タブンネ」
「………実験動物と同じかよ」
「タブンネ」
「それやめろよ!?」
イヤダネ。
▽▽▽▽
「ああ、織斑くん。まだ教室にいたんですね。よかったです」
「はい?」
一夏と冗談の応酬をしていたら、山田先生が一夏を連れて行ってしまった。
暫くすると、中位の旅行バックを持った一夏が戻ってきた。
「どしたん?」
「あぁ、寮の部屋が決まったみたいでさ、ほら」
見せられた鍵には1025と書いてあった。
「そういえば、槭樹はどうなんだ?」
「どうって?」
「俺さ、最初の一週間は自宅通いのはずだったんだ。だから槭樹も同じなのかと思ってさ」
あぁそういうこと。
「儂、寮に一人部屋用意されてる。IS動かせることが分かった三日目から」
逃げ出したからな。
「へ〜俺共有なんだけど」
「きっと、信頼されてんだよ。やったね。すごいね。」
「全然嬉しくねーよ…女と同室とか」
一夏、お前ホモォだったのか。
「すまん、儂にはソッチの気はないんだ」
「ん?何の話だ?」
「一夏がホモセクシャルだって話」
「俺はホモじゃねぇ‼」
とりあえず、一夏に背中を見せないようにしよう。油断も隙もねぇ。
▽▽▽▽
儂とホモは一度分かれ、部屋に戻ることにした。
部屋の確認と荷物置きたいんだってさ。
そんで儂も自室…1015室のドアの前にいる………って、
「向かいなんだな」
「向かいだったのか」
一夏達の部屋は向かいだったようです。
「じゃあの。夜這いには来るなよ」
「だからホモじゃないって…」
一夏がログアウトしました。
じゃ、儂も入るか。
ガチャ
「ただいま〜」
誰もいないがな。
「おかえりなさい、ご飯にす…
バタン
あれぇ?儂疲れてんのかね?
今誰かいたような気がする。ドッペルゲンガー?
…いやきのせいだそうだそうにちがいない。
よーし、もう一回いってみっか。
ガチャ
「いきなり閉めるなん…」
「すいませんまちがえました」
バタン
すー、はー。
なんかいた!今絶対なんかいた!何だ今の!?
裸エプロンの美少女みたいな変態が…おっと鼻血が。
フキフキ
…まあいいか。考えんの面倒臭いし。
儂は整備室に行き、オルコット戦の準備をして時間を潰す事にした。備えあれば嬉しいな。
……なんか後ろが騒がしいような気がするけど、いいや。
▽▽▽▽
カタカタカタカタカタカタカタカタカタ
カタカタカタカタカタカタカタカタカタ
…なんぞこれ?
今、整備室のドアの前にいるわけだが、何やら中から妙な音がきこえてくる。
これキーボードの音か?普通に使ってたらこんな漫画みたいな音する筈が無いんだけど……入ってみるか。
「失礼しまーす」
内心慄きながら整備室の中に入ると合点がいった。
カタカタカタカタカタカタカタカタカタ
カタカタカタカタカタカタカタカタカタ
整備室の端っこの方でISのなり損ないみたいなのを前に謎の少女が一心不乱にカタカタとキーボードを叩いているのが見えた。
……一度に幾つものキーボードを扱っていた。
そりゃあんな音もするわけだ。
疑問が解決したので、儂は儂の作業をするため空いているスペースに陣取りマイバックから荷物を出した。
さぁ、楽しい技術の時間だ!
見られている。
ごっつ、見られている。
気がついたら作業を開始して一時間くらいたっていた。流石に楽しくてもずっと前傾姿勢は背中が痛くなってくる。
「うーんこのっ」
べきばきぼきぼき!!
おーすげー音なったな。ちょっと痛い、でも爽快。
何となしに顔を上げる。次は首だ!
めがあった。
…あっ、逸らされた。
だがしかし、儂は気が付いてしまった。
目と目が合う瞬間好きだと気づいた訳ではない。
もっと、とんでもないことに気が付いてしまったのだ。
▽▽▽▽
私は更識 簪
日本の対暗部用暗部、更識家の次女であり代表候補生だ
私には姉がいる
更識楯無
言葉で表すとーー完全無欠
憧れであり、けして手が届かない私の目標
彼女はかつて私にいった
『あなたは何にもしなくていいの。
私が全部してあげるから。
だから、あなたは
無能なままで、いなさいな』
だけど、私は……
▽▽▽▽
うーんこの時間のなさ。
あたいったら受験生ね。
……物理…赤点……うっ頭がっ!